チョーキング(超群)
初日、クラーク空港からバギオに向かう高速道路のドライブインで、チョーキングというレストランに入りました。中華のチェーン店です。鶏の唐揚げや中華丼っぽいものを頼みましたが、味が薄く、旨味もたりず、はっきり言ってまずかった。
オーマイグーライ
バギオの中心部にある、おしゃれなレストラン。バギオ出身の有名な画家/彫刻家が店を設計したそうで、ところどころに絵画、彫刻、造形物が置かれ、眺望もすばらしい。「グーライ」はイロカノ語で「野菜」だそうで、メニューはベジタリアンフードが中心。値段は高めでしたが、味はよかったです。
タホ
バギオの市庁前にあるバーンハム公園の屋台で売っていた、豆腐のデザートです。タホは「豆腐」。豆腐とタピオカと黒蜜が入っていて、かき回して、ストローで吸い上げます。豆腐が温かいので、かき回した後も生ぬるい、不思議な食べ物です。
中華料理
二日目の夜、ダニエルの家族と一緒にバギオの料理を出すレストランに行くことになっていましたが、行ってみたら年末でお休み。
「予約していなかったんだ」
「フィリピンには、予約という習慣がないんだよ。行ってみて満員なら待つし、お休みならほかを探す」と娘。
それで、通りがかりのホテルの1階にある中華料理屋に入りました。見た感じも豪華で、点心など、品数も多く、標準的な中華料理の味でした。
ダニエルのお母さんは、
「こんな高級なお店、初めて入りました」
と緊張気味。
ちょっとたくさん頼みすぎて、あまった料理はすべて持ち帰り用に詰めてもらい、結婚しているいちばん上の妹に持たせました。
11人で、お酒も飲んで総額1万円ほどですから、日本の感覚ではリーズナブルです。
イナサル
バギオからイフガオに向かう途中にあった、チキンのチェーン店。独特なソースで揚げたフライドチキンが売り物。娘の一押しのお店だけあって、とてもおいしかった。
ハロハロというカラフルなかき氷も頼みました。 タピオカ、フルーツ、煮豆、むらさき色のアイスクリームが山盛りで載っていて、華やかです。
「韓国のパッピンスみたいだね」
そのまま食べようとすると、よくかき混ぜたほうがおいしいよ、と言われ、すべての色が混じりあい、灰色のような色になるまで徹底的に混ぜてからいただきました。
このハロハロ(私が学んだフィリピン語の教科書ではハルハロでした)、明治末期に日本から来た「からゆきさん」が、フィリピンで始めた甘味屋の蜜豆が起源だそう…。
バロット
イフガオでも何軒か、フィリピン料理のレストランに入りましたが、どれも同じような味で、あまり印象に残っていません。
ただ、おじさんが露店で買ってきたバロットが強烈でした。これは、アヒルの有精卵で、ヒヨコが育った状態のものを、ゆで卵にしたもの。7日物、15日物、孵化直前など、育ち方に種類があって、孵化直前は、ほぼひよこが完成しています。娘を通して噂を聞いていて、ぜひ挑戦しようと思っていたものでした。
私が食べたのは7日物。黄身に血管が成長している跡が見られ、一部、歯が立たないほど固くて白い固形物がありましたが、ヒヨコの姿になっておらず、抵抗なく食べることができました。殻を割った時に出てくる液体は、チキンスープの味。味そのものはおいしいと言っていいでしょう。
韓国料理
バギオには、韓国人もけっこうたくさん住んでいるということで、私の止まっていたホテルの近くには韓国料理もありました。
フィリピン料理に飽きたころ、最初は妻と二人で、もう一度は娘もいっしょに、2軒の韓国料理屋に行きました。
最初の店では、プデチゲ(部隊鍋)と蒸し卵(ケイランチム)。ミッパンチャン(無料のおかず)が6種類出てきたのは、韓国的ですが、そのどれもがまずい。ケイランチムもまずい。味が薄すぎるのですね。フィリピン人の好みに合わせたのかもしれません。プデチゲもスパムじゃなくて普通のソーセージだったのが残念でした。
もう1軒では、ポッサムキチ(煮豚とキムチ)、カルククス(韓国式うどん)、テンジャンチゲ(味噌鍋)を頼みましたが、こちらのほうは本場の味に近く、3人とも満足しました。
日本のラーメン屋さんも見かけましたが、入りませんでした。
初日、クラーク空港からバギオに向かう高速道路のドライブインで、チョーキングというレストランに入りました。中華のチェーン店です。鶏の唐揚げや中華丼っぽいものを頼みましたが、味が薄く、旨味もたりず、はっきり言ってまずかった。
オーマイグーライ
バギオの中心部にある、おしゃれなレストラン。バギオ出身の有名な画家/彫刻家が店を設計したそうで、ところどころに絵画、彫刻、造形物が置かれ、眺望もすばらしい。「グーライ」はイロカノ語で「野菜」だそうで、メニューはベジタリアンフードが中心。値段は高めでしたが、味はよかったです。
タホ
バギオの市庁前にあるバーンハム公園の屋台で売っていた、豆腐のデザートです。タホは「豆腐」。豆腐とタピオカと黒蜜が入っていて、かき回して、ストローで吸い上げます。豆腐が温かいので、かき回した後も生ぬるい、不思議な食べ物です。
中華料理
二日目の夜、ダニエルの家族と一緒にバギオの料理を出すレストランに行くことになっていましたが、行ってみたら年末でお休み。
「予約していなかったんだ」
「フィリピンには、予約という習慣がないんだよ。行ってみて満員なら待つし、お休みならほかを探す」と娘。
それで、通りがかりのホテルの1階にある中華料理屋に入りました。見た感じも豪華で、点心など、品数も多く、標準的な中華料理の味でした。
ダニエルのお母さんは、
「こんな高級なお店、初めて入りました」
と緊張気味。
ちょっとたくさん頼みすぎて、あまった料理はすべて持ち帰り用に詰めてもらい、結婚しているいちばん上の妹に持たせました。
11人で、お酒も飲んで総額1万円ほどですから、日本の感覚ではリーズナブルです。
イナサル
バギオからイフガオに向かう途中にあった、チキンのチェーン店。独特なソースで揚げたフライドチキンが売り物。娘の一押しのお店だけあって、とてもおいしかった。
ハロハロというカラフルなかき氷も頼みました。 タピオカ、フルーツ、煮豆、むらさき色のアイスクリームが山盛りで載っていて、華やかです。
「韓国のパッピンスみたいだね」
そのまま食べようとすると、よくかき混ぜたほうがおいしいよ、と言われ、すべての色が混じりあい、灰色のような色になるまで徹底的に混ぜてからいただきました。
このハロハロ(私が学んだフィリピン語の教科書ではハルハロでした)、明治末期に日本から来た「からゆきさん」が、フィリピンで始めた甘味屋の蜜豆が起源だそう…。
バロット
イフガオでも何軒か、フィリピン料理のレストランに入りましたが、どれも同じような味で、あまり印象に残っていません。
ただ、おじさんが露店で買ってきたバロットが強烈でした。これは、アヒルの有精卵で、ヒヨコが育った状態のものを、ゆで卵にしたもの。7日物、15日物、孵化直前など、育ち方に種類があって、孵化直前は、ほぼひよこが完成しています。娘を通して噂を聞いていて、ぜひ挑戦しようと思っていたものでした。
私が食べたのは7日物。黄身に血管が成長している跡が見られ、一部、歯が立たないほど固くて白い固形物がありましたが、ヒヨコの姿になっておらず、抵抗なく食べることができました。殻を割った時に出てくる液体は、チキンスープの味。味そのものはおいしいと言っていいでしょう。
韓国料理
バギオには、韓国人もけっこうたくさん住んでいるということで、私の止まっていたホテルの近くには韓国料理もありました。
フィリピン料理に飽きたころ、最初は妻と二人で、もう一度は娘もいっしょに、2軒の韓国料理屋に行きました。
最初の店では、プデチゲ(部隊鍋)と蒸し卵(ケイランチム)。ミッパンチャン(無料のおかず)が6種類出てきたのは、韓国的ですが、そのどれもがまずい。ケイランチムもまずい。味が薄すぎるのですね。フィリピン人の好みに合わせたのかもしれません。プデチゲもスパムじゃなくて普通のソーセージだったのが残念でした。
もう1軒では、ポッサムキチ(煮豚とキムチ)、カルククス(韓国式うどん)、テンジャンチゲ(味噌鍋)を頼みましたが、こちらのほうは本場の味に近く、3人とも満足しました。
日本のラーメン屋さんも見かけましたが、入りませんでした。
フィリピン料理屋が東京ですらほとんど無いのはいつも不思議に思っています。
私はピーナックベットというイロカノ地方の野菜炒めが好きです。また、シーフード料理も美味しい。日本で食べたら素材のコストだけですごい価格になりそう。
マニラには手で食べるレストランもあります。
また中華、スペイン料理屋も美味しいところがあります。今度ご一緒に探訪したいものです。
新大阪のフィリピンバーで、日曜日の昼だけフィリピン料理のビュッフェをやっているそうで、こんど行こうと思っています。