犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

ネットで税金還付申告

2020-04-10 23:33:21 | 大阪暮らし
 わが家は5年ほど前、かなり大規模なリフォームを行いました。築年数も経っていたし、玄関の柱がシロアリにやられたり、地震のあと、家が少し傾き気味だったり、子どもたちが結婚などで家を出て、家族構成が変わったりと、いろいろな理由で家に手を入れる必要があったのですね。

 住宅購入時に組んだローンがまだ残っていて、そこにさらにローンを上積みしましたが、以前より金利が安くなっていたので、返済額はあまり上がらずにすみました。

 本当なら、このときに確定申告をして、税金が還付されるはずだったのですが、私の大阪転勤が決まったりして、申告をし損なっていました。

 そうこうするうちに、今度は妻がクモ膜下出血で倒れて、税務署に行くどころじゃなくなった。まあ、還付申告は5年間は遡って行えるというので、いつかやろうと思ってそのままにしてありました。

 一方、妻が倒れたときの医療費もけっこうな額にのぼり、こちらも還付申告ができるので、昨年、住宅ローンと医療費をまとめて、ネットで申告しようとしました。

 ところが、ネットでの申告は、マイナンバーカードがないとできないことがわかりました。私はマイナンバーカードを作っていなかっただけでなく、「マイナンバー通知カード」もどこへしまったか、わからなくなっていた。

 住宅ローンの還付申告期限が近づいていることもあり、「今年こそは」という気持ちで、昨年末から用意を始めました。

 まずは、「マイナンバー通知カード紛失届」を出して再発行してもらい、マイナンバーカードを作りました。

 パソコンで還付申請をするためには、カードの読み取り装置が必要ということで、それもアマゾンで購入。

 ローン返済計画書、医療費の領収書なども整えて、この週末、初めてのネットでの還付申告を行いました。

 国税庁のホームページには、懇切ていねいな説明が載っていましたが、なにぶん初めてのこととて、手際よく進まない。

 ただ、1年分をやってしまうと、あとは同じことの繰り返し。結局、5時間ぐらいかかって、4年分の申請書を作成し、オンラインで提出。

 めでたく、数十万円の税金を取り戻せることになりました。
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