犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

費用問題

2018-10-23 06:18:47 | 介護生活

 病院から初めての請求書をもらいました。

 入院時、医療費が高額になるので、健康保険組会に「限度額適用認定証」の発行を申請してくださいと言われ、用意してありました。普通、医療費で自己負担は3割ですが、医療費が非常に高額になった場合、自己負担額に上限を設ける制度です。

 
それでも、保険の効かない差額ベッド代とか、食費などを合わせると、病院に支払う費用は数十万円に及びます。

 
救急車で搬送されて、8時間に及ぶ脳外科手術を受け、その後10日間、ICUで集中治療を受けていたのですから、高いのも当然でしょう。

 
9月分(10日間分)の支払いをしに行ったとき、診療明細書をいただきました。そこには、医療点数が記載してありました。

「あれっ? これ、限度額を利用しないで、3割負担にしたらいくらになるんですか」

 
もしかしたら、そのほうが安いのではないかと思ったのです。

「計算してみますか? この点数が1点10円ですから…」

「えっ? 1点1円じゃなくて?」

「はい。医療費の総額は530万円、その3割なら160万円です。それ以外に差額ベッド代と…」

「 ! 」

 
そして、私が負担する金額との差額は、健康保険組合が出してくれるのだそうです。

 
これまで、私も家族もあまり大きな病気をせず、健康保険を使うことは少なかったので、「割に合わないなあ」と思っていたのですが、今回のことで一気に取り返した(?)ことになります。

 
健康保険制度(と高額医療費限度額制度)に感謝です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 携帯解禁 | トップ | 回復期病院 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

介護生活」カテゴリの最新記事