さて,二日目の夜もタイ料理。駐在員は
「今日はちょっと胃腸の調子もよくないし,タイ料理って気分じゃないなあ」
と言うので別行動。われわれ出張者とタイ人だけで行くことになりました。
以前にも一度行ったことがある,タイ東北地方の料理を出す店。
売り物は,鶏の丸焼きと川魚のフライだということで,迷わず注文。鶏は手づかみでバリバリ食べる。魚のほうは,巨大な鯉(の一種)を揚げたものに酸っぱいタイ式の餡がかかっています。
そしてソムタム(未熟パパイヤのサラダ)。甘辛すっぱしょっぱい複雑な味。唐辛子が刻み入れてあり,この唐辛子を間違って口に入れると辛い!
「なんか変わったもの,ありませんかね」
前回の出張で私がヘビを食べた(→リンク)のを知っているタイ人,メニューを探します。
「あ,ありますよ,虫が」
(!!)
これまで,爬虫類は食べたけれども昆虫に出会う機会がなかった。
カイ・モッ・デーン(赤蟻の卵)
(アリか…。臭そうだなあ)
赤蟻の卵のオムレツ。
なんでも,貧しいタイ東北地方では昆虫は貴重なタンパク源で,よく昆虫を食べるのだそうです。
でてきたのは…。
何の変哲もないオムレツでした。全部アリの卵でできているのかと半ば恐れていたのですがが,そういうわけではなく,普通の鶏の卵のオムレツの中に,蟻の卵が入っている程度。
フォークでかきわけてみると,ありました,それらしき米粒大の物体が。蟻にしてはかなり大きな卵です。
蟻酸がツーンと鼻につくかと思いきや,ほとんど無臭。何の違和感もなく食べられたのはちょっと期待はずれでした。
テーブルの上に氷の入ったコップがあり,各種のハーブが差してある。すべて食べられる野菜です。私が知っていたのはバジルのみ。
一つ,細長い葉っぱでパクチーそっくりの香がするものがあった。その名も「パクチー・ラオ」(ラオスのパクチー)だそうです。
これ以外にも名前のわからない(日本にはない)野菜の炒めものに春雨の炒めものなどを注文。
ビールは4本。会計のときに驚いた。しめて842バーツ(2800円)。
安い!!
一人当たり1000円にもならないということで,満足度も倍増しました。
最終日の昼は,オフィスのあるビルの中のフードコート。200席ぐらいのテーブルを囲むようにして,小さな屋台風の店が何十軒もある。
入口で食券(金券)を買い,気に入った店で気に入ったメニューを頼むシステムです。
麺もたくさんの種類がありましたが,タイ米が食べたかった私は,かけごはんの店に行きました。5種類あるおかずのうち,1種類または2種類または3種類を選んでごはんにかけてもらいます。
グリーンカレーを指さすと
「マイ・ミー(ないよ)」
といってかき回してみせる。どうも,「鶏肉がもう残ってないからやめたほうがいい」と言っているようです。それでも構わないというと,タイのなす(丸くて小さくて固い)をたくさん盛ってくれました。そして,苦瓜の炒めものと,モヤシと鶏の炒めものも選ぶ(後に,鶏肉に見えたものはさつま揚げであることが判明)。
全部食べきるのが難しいほどの大盛りで値段は30バーツ!!(おかず2種なら25バーツ,1種なら20バーツ)。30バーツは日本円で100円。大満足です。
(この日の夜は日本食だったので省略)
「今日はちょっと胃腸の調子もよくないし,タイ料理って気分じゃないなあ」
と言うので別行動。われわれ出張者とタイ人だけで行くことになりました。
以前にも一度行ったことがある,タイ東北地方の料理を出す店。
売り物は,鶏の丸焼きと川魚のフライだということで,迷わず注文。鶏は手づかみでバリバリ食べる。魚のほうは,巨大な鯉(の一種)を揚げたものに酸っぱいタイ式の餡がかかっています。
そしてソムタム(未熟パパイヤのサラダ)。甘辛すっぱしょっぱい複雑な味。唐辛子が刻み入れてあり,この唐辛子を間違って口に入れると辛い!
「なんか変わったもの,ありませんかね」
前回の出張で私がヘビを食べた(→リンク)のを知っているタイ人,メニューを探します。
「あ,ありますよ,虫が」
(!!)
これまで,爬虫類は食べたけれども昆虫に出会う機会がなかった。
カイ・モッ・デーン(赤蟻の卵)
(アリか…。臭そうだなあ)
赤蟻の卵のオムレツ。
なんでも,貧しいタイ東北地方では昆虫は貴重なタンパク源で,よく昆虫を食べるのだそうです。
でてきたのは…。
何の変哲もないオムレツでした。全部アリの卵でできているのかと半ば恐れていたのですがが,そういうわけではなく,普通の鶏の卵のオムレツの中に,蟻の卵が入っている程度。
フォークでかきわけてみると,ありました,それらしき米粒大の物体が。蟻にしてはかなり大きな卵です。
蟻酸がツーンと鼻につくかと思いきや,ほとんど無臭。何の違和感もなく食べられたのはちょっと期待はずれでした。
テーブルの上に氷の入ったコップがあり,各種のハーブが差してある。すべて食べられる野菜です。私が知っていたのはバジルのみ。
一つ,細長い葉っぱでパクチーそっくりの香がするものがあった。その名も「パクチー・ラオ」(ラオスのパクチー)だそうです。
これ以外にも名前のわからない(日本にはない)野菜の炒めものに春雨の炒めものなどを注文。
ビールは4本。会計のときに驚いた。しめて842バーツ(2800円)。
安い!!
一人当たり1000円にもならないということで,満足度も倍増しました。
最終日の昼は,オフィスのあるビルの中のフードコート。200席ぐらいのテーブルを囲むようにして,小さな屋台風の店が何十軒もある。
入口で食券(金券)を買い,気に入った店で気に入ったメニューを頼むシステムです。
麺もたくさんの種類がありましたが,タイ米が食べたかった私は,かけごはんの店に行きました。5種類あるおかずのうち,1種類または2種類または3種類を選んでごはんにかけてもらいます。
グリーンカレーを指さすと
「マイ・ミー(ないよ)」
といってかき回してみせる。どうも,「鶏肉がもう残ってないからやめたほうがいい」と言っているようです。それでも構わないというと,タイのなす(丸くて小さくて固い)をたくさん盛ってくれました。そして,苦瓜の炒めものと,モヤシと鶏の炒めものも選ぶ(後に,鶏肉に見えたものはさつま揚げであることが判明)。
全部食べきるのが難しいほどの大盛りで値段は30バーツ!!(おかず2種なら25バーツ,1種なら20バーツ)。30バーツは日本円で100円。大満足です。
(この日の夜は日本食だったので省略)
赤蟻といえば私もタイでソフトボール大の巣が木に作られてるのを見たことがあります。
地面ではなく木に巣を作るのにまず驚いて、この蟻をスープに入れて酸味を出すと聞いて二度びっくりしました。
その卵を店で出すとはまたまた驚きです。
日本人だけで行ってたまたまそういうメニューを頼んでしまったらどうしよう…(笑)。
箸でつまんで食べてみましたが,「酸味」は感じられなかったなあ。1匹ぐらいじゃだめなのかもしれません。
次回は,バッタに挑戦したく思います。
最終目標はタガメです。