犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

30年ぶりの北京チャジャンミョン?

2022-06-06 23:43:30 | 食べる
 日曜日の夜、大久保のカウンターバーに飲みに行くために、西武新宿駅を降りました。そのバーは食べ物メニューがないので、行く前に腹ごしらえをしようと思って、ふと見ると、北京炒醤(북경짜장、プッキョンチャジャン)の看板が目に入りました。

 これは…

 脳裏に30年前の記憶がよみがえりました。

 私が韓国の庶民中華、チャジャンミョンを初めて食べたのが、新宿の「北京飯店」だったのです。

 1992年のことでした。

 そのときの思い出は、以前、書いたことがあります。

チャジャンミョンの話①~初体験

(でも、新しいな。別の店かな?)

 場所も、もっとJR新宿駅寄りだったような気がします。

 入ってみると、店の作りも違っていました。

 昔行った北京飯店はカウンター席のみ。この店は、すべてテーブル席でした。

 お店のきれいさから見て、最近出来た店のようです。

 値段がうれしい。

 チャジャンミョン単品が、このご時世に590円(税込)

 30年前に行った北京飯店は、東京で唯一、韓国式チャジャンミョンが食べられる店ということで、900円という強気の価格をつけていた。

 当時、東京のラーメン屋さんのラーメンが500円ぐらい、韓国現地のチャジャンミョンが」3000ウォン(300円)ぐらいであったことを考えると、相当に高価でした。

 590円は、今の韓国のチャジャンミョンより安いぐらいかもしれません。

 こちらのサイト(リンク)では、ソウルのチャジャンミョンの現在の平均価格が6223ウォンとなっています。

 ただ、ほかのメニュー(チャンポンとか、セットメニュー)は決して安くない。チャンポンは890円です。



 590円のチャジャンミョンは、客引きのための目玉商品なのかもしれません。

 味のほうはどうかというと、フツーでした。

 麺はスタ(手打ち)ではなく、チャジャンもインスタントっぽい。

 まあ、私はチャジャンミョンの味に特にこだわりがあるわけじゃないので、(価格を考慮すれば)十分満足できました。

 なお、チャジャンミョンの裏には、在韓華僑の悲しい歴史があります。

チャジャンミョンの話⑤~華僑弾圧政策

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