写真:ドジャース、ワールドシリーズ優勝の瞬間(共同)
今年のワールドシリーズは、ドジャース対ヤンキース。
第1戦は土曜日だったので、NHKBSで、プレーボールからフリーマンの劇的な逆転満塁サヨナラホームランまで、自宅でじっくり観戦することができました。ド6-ヤ3。ドジャース先勝。
第2戦は、山本由伸が先発。この試合も見たかったのですが、ある資格試験の試験日に当たっていたので、試験の休憩時間にスマホで途中経過を確認するのみ。大谷が盗塁に失敗し、肩を脱臼という衝撃的なニュースが飛び込みました。試合の模様は、夜、NHKのダイジェストで見ることに。山本が7回途中まで1安打1失点の好投で、ド4-ヤ2。ドジャース連勝。
第3戦は、一日おいて火曜日、舞台はヤンキースの本拠地ニューヨーク。平日なので、1回の表裏を見て、仕事。昼休みにゲームセットの場面を見ました。フリーマンの3試合連続ホームランなどで、ヤ2-ド4。ドジャーズ3連勝。
第4戦は、水曜日。この日も平日で、ライブで見られたのはほんの一部。ドジャースは2番手のハドソンが打ち込まれ、またこれまで不振にあえいでいたヤンキースのジャッジにタイムリーが出るなどして、ヤンキースが大勝。一矢報いました。ヤ11-ド4。
第5戦、は木曜日ですが、妻の1年に1度の定期通院の日。都内にある大学病院に、車で行きました。ドジャースはこれに勝てば優勝、ヤンキースが勝てばふたたび舞台はロスアンジェルスに移ります。
私はドジャースに優勝してほしいけれども、山本が投げる姿をもう一度見たいので、ひそかにヤンキースが勝てばいいなと思っていました。
カーナビはテレビ放送が受信できますが、走行中は画面は消えて音声のみ。ラジオ放送と違って、テレビの「音声のみ」というのは情報が少ない。打球の行方をいちいち説明してくれないので、フラストレーションがたまります。
初回、主砲ジャッジに2ランホームランが飛び出し、その後の回も加点して、ヤンキースが3回までに5-0とリード。誰もがヤンキースの連勝を確信しました。
ところが5回、ジャッジが平凡なセンターライナーをまさかの落球。その後もミスが続き、なんと一挙5点。同点に追いつきました。
私たちはこのとき、病院からの帰り道で、「丸亀製麺」の駐車場で、同点劇の模様をカーナビ観戦しました。
昼食を終えて車に戻ると、ヤンキースが1点リードの6-5になっていました。
そして、8回、ドジャースは2本の犠牲フライで逆転に成功。
9回の裏、もともと先発要員のビューラーがクローザーとして登場し、ヤンキースを抑えて優勝を決めた瞬間は、自宅のテレビで見ることができました。
結局ドジャースは、敵地ニューヨークで優勝を決めることになりました。
MVPはフリーマン。初戦の「逆転満塁サヨナラホームラン」は、ワールドシリーズ史上初。そこから4試合連続ホームラン(その前にフリーマンが出場したワールドシリーズと合わせると6試合連続で、これもワールドシリーズで唯一)。最終戦にもタイムリーを打ちましたから、MVPは当然です。
大谷翔平は、第2戦で肩の脱臼というアクシデントに見舞われましたが、第3戦以降も強行出場。活躍とはいきませんでしたが、出場するだけで存在感を示し、優勝に貢献したと言えるでしょう。
ドジャースに高額の契約金で移籍した大谷選手、肘の手術とリハビリ、結婚、一平問題に始まって、シーズン中は打・走に活躍し、前人未到の50-50。締めくくりはワールドシリーズ優勝。素晴らしい1年になりました。
今年のMLB、レギュラーシーズン、ポストシーズン通して、大いに楽しませてもらいました。
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