ソウル駐在時代の友人と、ほんとうに久しぶりに「外飲み」をしました。
(コロナも収まったことだし、そろそろ飲みたいなあ)
と思っていたところに、「いい居酒屋がある」とお誘いを受けました。
お店は住宅街の地下にある、落ち着いた飲み屋。「居酒屋」というより、「割烹」という感じです。
2年前にオープンしたけれども、コロナの緊急事態宣言でしばらく休業。解除されて、最近、また再開したとのことです。
ご夫婦でやっておられ、共に岩手県出身ということで、主に三陸の魚を直送で仕入れている。お酒も東北の酒が中心です。
ついこの間、岩手県に嫁いだ長女の娘の七五三で盛岡に行ったばかりなので、ひとしきり、おかみさんと岩手の話題で盛り上がりました。
刺身盛り合わせは、本マグロ、石垣鯛、メジナ、サワラなど三陸の海の幸。どれも新鮮です。
品書きにホヤがありました。
「モンゲですね」
「そうそう。韓国ではよく食べたけど、日本ではあまり見かけないですね」
すると、私たちの話を聞きつけたご主人が話しかけてきました。
「今、モンゲっておっしゃいましたか? 先日いらっしゃった韓国の方が、モンゲ、モンゲっておっしゃっていたので覚えました」
ただ、ホヤは、すでに刺身の旬が終わったので、塩辛になるとのこと。大根おろしといっしょに、おいしくいただきました。
そして酒です。とりあえずの地ビールに続いて東北の日本酒を注文。
私は岩手で馴染みがある「南部美人」を、友人は宮城の「飛龍」純米大吟醸を頼み、互いにシェアしました。
刺身を平らげ、ほかにタラの白子なども注文。
酒も、空くたびに追加しました。「宮寒梅」に「戦勝政宗」。どちらも宮城のお酒でした。
〆のお吸い物も絶品。
リベンジ外食ということで、1万円ぐらい出すつもりでしたが、その半分にもならないという嬉しい誤算。
二次会に行く余裕ができました。
参考に、お店は「酒処 源希」。お勧めです。
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