写真:売れ行き好調の「K-popアイドル応援棒」
韓国・尹大統領の非常戒厳宣布以後、韓国における「弾劾集会」が大変な盛り上がりを見せているようです。
これは、朴槿恵大統領を弾劾・罷免に追い込んだ「ろうそく集会」を思わせます。
違いがあるとすれば、集会で参加者が手にしているモノが「ロウソク」ではなく、「アイドル応援棒」だということ。
こうした政治集会でアイドル応援棒が使われるようになったのは、2016年の朴槿恵弾劾集会時、与党「国民の力」のある議員が国会で、
「ろうそくはろうそく。風が吹けば消える」
と発言したことが発端になっているとか。その後、「消えにくいLEDろうそく」(ペンライト)が注目され、その流れで今の「アイドル応援棒」に引き継がれたということだそうです。
報道によれば(→リンク)、「応援棒」はポータルサイトや中古品取引サイトでの検索や取引が急増していて、大手ポータルサイト「ネイバー」の「検索トレンド」で、12月8日、トップに躍り出たということです。
中古品取引も活発で、「デモ用におすすめ」、「平日は学生なのでデモに行けないため、平日に参加する方に無料で貸します」、「デモ参加者には携帯カイロを無料で提供します」といった内容の投稿もあるそうな。
「ライブ以外で使うことがなかったが、こうして使えるのは良い」
「音楽番組が中止された怒りを抱えたファンが、どこに向かうか見てほしい」
「中学生の娘が貸してくれた。大切に使って返してと言われた」
業界関係者は「弾劾デモが始まってから数日しか経っておらず、販売数を把握するのは難しいが、既に持っている応援棒をデモで活用する市民が増えているようだ」と話す。
2002年の日韓共同開催ワールドカップでは、韓国を応援するための赤いTシャツがバカ売れしました(私も買いました)。
米軍による女子高生轢死事件、セウォル号事故犠牲者追悼集会、それに続く朴槿恵弾劾集会では「ロウソク」が売れました。
従軍慰安婦騒動では、慰安婦像建立が大きな「ビジネス」になりました。
慰安婦ビジネスの実態
もし尹大統領の弾劾・罷免騒ぎが長期化すると、「アイドル応援棒」が思わぬ「ビジネス」になるかもしれません。
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