写真:南大門市場の刺身屋さん
4泊5日の韓国出張の最後の晩餐は、刺身にしました。
韓国に来てなんで刺身?とお思いの人もいるでしょうが、実は刺身は韓国でお勧めの料理の一つなのです。
メインの刺身を頼むと、ほかに注文しなくても「ミッパンチャン」(タダのおかず)が大量に出てくるのですね。それがおいしいし、ボリュームも満点なのです。
「安くてミッパンチャンが多い店」をネットで検索し、現地職員に予約してもらいました。
南大門市場の細い路地を入ったところに、その店はありました。
マンネフェチプ(マンネ=末っ子、フェ=刺身、チプ=店。 末っ子の刺身屋)
細い階段を上がっていくと、7時なのに満員。喧騒の空間が広がっています。
(予約しておいてよかった)
「何の刺身にしましょうか」
といっても、選択肢は意外に少なく、ヒラメとメバル、それ以外は、活きタコ、ホヤ、ナマコ。「盛り合わせ」もありましたが、前記の組み合わせでしょう。
「メバルを刺身で食べるんだ」
同行の出張者が驚きます。
日本では煮魚のイメージでしょうか。
我々「じゃ、ヒラメ・メバルの盛り合わせにしよう」
店のアジュンマ(おばさん)「はい、ヒラメ・メバルの大を2つね」
我「大二つ? 多すぎるんじゃない?」
ア「6人なら、大二つ頼まなくちゃ」
アジュンマの威勢のよさに押されて、大二つを頼むことに。大は一つ7万ウォンです。
メインの刺身が運ばれてくる前に、パンチャン(おかず)が次々と運ばれてきます。
わかめスープ、サバの唐辛子煮、イカの唐辛子煮、ジャガイモの唐辛子煮。スープ以外、全部唐辛子が入っています。
そしてメインはヒラメとメバルの盛り合わせ。
一切れの厚みもあり、量も十分です。ヒラメはたぶんチャヨンサン(自然産=天然物)ではなく養殖物だと思いますが、めばるは養殖が難しいはずなので、チャヨンサンでしょう。
「この店、正解だったね」
ミッパンチャンは基本的におかわり自由。半分ほど食べたところで、「メウンタン」(刺身を作った後のアラを使った辛い鍋)が登場。
酒も進みます。
ビールに始まって韓国焼酎、五十歳酒(ペクセジュ(百歳酒)とチャミスルを薬缶に投入して作る混合酒)…。
「もう少し食べられるよね。追加しようか」
サンナクチ(活きタコ)は二日前に食べたので…。
「モンゲ(ほや)は?」
「それはちょっと…」
複数の人から異議が出ます。
「じゃヘサム(なまこ)にしよう」
まもなく大盛りのヘサムがやってきました。
「これで2万ウォンは安いね」
こういう珍味系は、少し出てきてこそ食欲をそそるのですが…。
結局、韓国人3人のうち2人は手を出さず、日本人3人と韓国人1人でやっつけました。
「韓国で刺身もいけるね」
と、韓国初心者の日本人。
「でしょう?」
すべてを食べつくし、店を出たのは10時前。韓国人とはここで別れ、出張者だけでホテル近くのワインバーへ。
珍しくポルトガルワインを揃えたおしゃれな店。客は外国人(西洋系)が目立ちました。
グラスワインで始め、足りなくてフルボトルを頼んだようですが、記憶にありません。
翌日は朝早くの金浦発便。
二日酔いでガンガンする頭を抱えて、5:00にホテルフロントに降りていきました。
「昨日の最後の店、精算したっけ?」
「いえ、まだです。全部で12万ウォンでした」
「けっこう高かったね」
「よかったですよ。チーズの盛り合わせもおいしかったし」
(まったく覚えていない…)
4泊5日の韓国出張の最後の晩餐は、刺身にしました。
韓国に来てなんで刺身?とお思いの人もいるでしょうが、実は刺身は韓国でお勧めの料理の一つなのです。
メインの刺身を頼むと、ほかに注文しなくても「ミッパンチャン」(タダのおかず)が大量に出てくるのですね。それがおいしいし、ボリュームも満点なのです。
「安くてミッパンチャンが多い店」をネットで検索し、現地職員に予約してもらいました。
南大門市場の細い路地を入ったところに、その店はありました。
マンネフェチプ(マンネ=末っ子、フェ=刺身、チプ=店。 末っ子の刺身屋)
細い階段を上がっていくと、7時なのに満員。喧騒の空間が広がっています。
(予約しておいてよかった)
「何の刺身にしましょうか」
といっても、選択肢は意外に少なく、ヒラメとメバル、それ以外は、活きタコ、ホヤ、ナマコ。「盛り合わせ」もありましたが、前記の組み合わせでしょう。
「メバルを刺身で食べるんだ」
同行の出張者が驚きます。
日本では煮魚のイメージでしょうか。
我々「じゃ、ヒラメ・メバルの盛り合わせにしよう」
店のアジュンマ(おばさん)「はい、ヒラメ・メバルの大を2つね」
我「大二つ? 多すぎるんじゃない?」
ア「6人なら、大二つ頼まなくちゃ」
アジュンマの威勢のよさに押されて、大二つを頼むことに。大は一つ7万ウォンです。
メインの刺身が運ばれてくる前に、パンチャン(おかず)が次々と運ばれてきます。
わかめスープ、サバの唐辛子煮、イカの唐辛子煮、ジャガイモの唐辛子煮。スープ以外、全部唐辛子が入っています。
そしてメインはヒラメとメバルの盛り合わせ。
一切れの厚みもあり、量も十分です。ヒラメはたぶんチャヨンサン(自然産=天然物)ではなく養殖物だと思いますが、めばるは養殖が難しいはずなので、チャヨンサンでしょう。
「この店、正解だったね」
ミッパンチャンは基本的におかわり自由。半分ほど食べたところで、「メウンタン」(刺身を作った後のアラを使った辛い鍋)が登場。
酒も進みます。
ビールに始まって韓国焼酎、五十歳酒(ペクセジュ(百歳酒)とチャミスルを薬缶に投入して作る混合酒)…。
「もう少し食べられるよね。追加しようか」
サンナクチ(活きタコ)は二日前に食べたので…。
「モンゲ(ほや)は?」
「それはちょっと…」
複数の人から異議が出ます。
「じゃヘサム(なまこ)にしよう」
まもなく大盛りのヘサムがやってきました。
「これで2万ウォンは安いね」
こういう珍味系は、少し出てきてこそ食欲をそそるのですが…。
結局、韓国人3人のうち2人は手を出さず、日本人3人と韓国人1人でやっつけました。
「韓国で刺身もいけるね」
と、韓国初心者の日本人。
「でしょう?」
すべてを食べつくし、店を出たのは10時前。韓国人とはここで別れ、出張者だけでホテル近くのワインバーへ。
珍しくポルトガルワインを揃えたおしゃれな店。客は外国人(西洋系)が目立ちました。
グラスワインで始め、足りなくてフルボトルを頼んだようですが、記憶にありません。
翌日は朝早くの金浦発便。
二日酔いでガンガンする頭を抱えて、5:00にホテルフロントに降りていきました。
「昨日の最後の店、精算したっけ?」
「いえ、まだです。全部で12万ウォンでした」
「けっこう高かったね」
「よかったですよ。チーズの盛り合わせもおいしかったし」
(まったく覚えていない…)
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