まず,朝鮮の人口統計を見てみましょう(韓国民族文化大百科事典)。
朝鮮時代の人口(『朝鮮実録』の戸口調査)
1721年 698万
1732 727万
1774 710万
1786 733万
1807 756万
1837 671万
1852 681万
1864 683万
1906 579万
同年 1,293万(日本官憲による調査)
ただし,百科事典によれば,
「朝鮮時代の人口統計は総人口調査ではなく、賦役該当者を把握するためのものだったため、男子成人の数に近い。また、地域・年度により調査基準が統一されていない。未申告による漏れも多い」
とのこと。
日帝時代の人口(総督府調査「現住人口」)
1910年 13,129(千人)
1915 15,958
1920 16,916
1925 18,543
1930 19,686
1935 21,249
1940 22,955
1944 24,390
海外居留韓国人数(総督府調査)
1910年 206(千人)
1915 287
1920 500
1925 722
1930 1,029
1935 1,555
1940 2,628
1942 3,509
日帝時代の人口統計には二種類あるようで,一つは「現住人口調査」,もう一つは「国勢調査」。ただし国勢調査は26年以降しかない。どの年も国勢調査の値のほうが5%ほど多く,その理由は不明。調査方法はわかりませんが、どちらも総督府の統計のはずだから,信頼性は高いでしょう。
日帝末期,44年の人口に42年の海外居留韓国人数を加えると,約2790万になり,これは1910年の人口+海外居留韓国人の1350万人の2倍以上(2.06倍)。これは,
日本(1910~43年)の1.49倍,
ヨーロッパ(1900~40年)の1.32倍,
アフリカ(1900~40年)の1.31倍,
アジア全体の(1900~40年)の1.26倍
に比べ,目立って高い。
〈参考-解放以後(含北朝鮮)〉
1949年 29,929(千人)
1960 35,589
1970 45,325
1980 55,437
1990 66,351
2000 72,723
朝鮮時代の人口(『朝鮮実録』の戸口調査)
1721年 698万
1732 727万
1774 710万
1786 733万
1807 756万
1837 671万
1852 681万
1864 683万
1906 579万
同年 1,293万(日本官憲による調査)
ただし,百科事典によれば,
「朝鮮時代の人口統計は総人口調査ではなく、賦役該当者を把握するためのものだったため、男子成人の数に近い。また、地域・年度により調査基準が統一されていない。未申告による漏れも多い」
とのこと。
日帝時代の人口(総督府調査「現住人口」)
1910年 13,129(千人)
1915 15,958
1920 16,916
1925 18,543
1930 19,686
1935 21,249
1940 22,955
1944 24,390
海外居留韓国人数(総督府調査)
1910年 206(千人)
1915 287
1920 500
1925 722
1930 1,029
1935 1,555
1940 2,628
1942 3,509
日帝時代の人口統計には二種類あるようで,一つは「現住人口調査」,もう一つは「国勢調査」。ただし国勢調査は26年以降しかない。どの年も国勢調査の値のほうが5%ほど多く,その理由は不明。調査方法はわかりませんが、どちらも総督府の統計のはずだから,信頼性は高いでしょう。
日帝末期,44年の人口に42年の海外居留韓国人数を加えると,約2790万になり,これは1910年の人口+海外居留韓国人の1350万人の2倍以上(2.06倍)。これは,
日本(1910~43年)の1.49倍,
ヨーロッパ(1900~40年)の1.32倍,
アフリカ(1900~40年)の1.31倍,
アジア全体の(1900~40年)の1.26倍
に比べ,目立って高い。
〈参考-解放以後(含北朝鮮)〉
1949年 29,929(千人)
1960 35,589
1970 45,325
1980 55,437
1990 66,351
2000 72,723
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