韓国で(昔の?)男児が女児のスカートをめくるとき「アイスケーキ!」と叫ぶということをご紹介した記事に対するコメントに,「アイスケーキは日本式発音ではないか」との指摘がありました。
それについて調べてみたら,こちらのページ(→リンク)の最後のほうに,「ps」として次のように記述がありました。
ps2
アイスケーキの語源をネイバー知識inでは親切に説明してくれている。
「日本の発音から来たものです。日本語は,言語自体の発音がたいへん貧弱で,大多数の外国語,特に英語の発音を変形し,省略してしまいます。そのためケイク(케이크)場合,ケキ(케키)または「ッケ~ッキ」(께~끼)と発音します。
発音の豊かなわが国は,西洋文物が入ってくるとき,日本の支配下だったり,日本人から受け入れたり,日本人の言い方をやみくもに真似したりして,西欧語,特に英語を日本式の間抜けな発音で言う場合が多いです。
この種のものはたくさんありますが,たとえば
sand センドゥ → サンド
diamond ダイアモンドゥ → ダイア
zipper ジポ → チャック(チャックは商標名で語源が違う)
back ペック → パック
extract エクストゥレクトゥ → エキス
concrete コンクリトゥ → コンクリ
runningshirt ロニンショチュ → ナンニング
leather 人造皮革 → レジャ
register 喫茶店の従業員 → レジ
bucket → パッケス(バケツ?)
pants ペンティ(?) → パンス
paint ペイントゥ → ペンキ(オランダ語が語源なんだけど)
fiber 安全毛? → ファイバ」
※( )内は犬鍋コメント
日本人が,英単語を貧弱な音韻構造の日本語の中に取り入れる際に,変形させたり省略したりしたものが,韓国語の中に定着したということのようです。
正確にいえば,日本式外来語を韓国語に入れるときに,さらに「韓国語的変容」をこうむっている。
backは日本語ではバックですが,韓国語は語頭に有声音(濁音)が立たないので,「パック」になる。
runningshirt は日本語ではランニングだが,韓国語では語頭のr音はn音に変わるので,「ナンニング」になる。
registerは,意味も変わっちゃってますね。
こうした日本式外来語は,解放後,批判の対象になり,「醇化」の努力がなされました。「テレビ」という省略形和製英語が「テレビジョン」,または「ティビィ(TV)」になったのは,その成功した例です。けれども,高齢者を中心にして,日本式外来語はいまだに使われ続けているようです。
ケーキは,今の韓国語では原音に近い「ケイク」ですが,スカートめくりという遊びが始まったころは,日本式に「ケーキ」と発音されていたのかもしれません。
それについて調べてみたら,こちらのページ(→リンク)の最後のほうに,「ps」として次のように記述がありました。
ps2
アイスケーキの語源をネイバー知識inでは親切に説明してくれている。
「日本の発音から来たものです。日本語は,言語自体の発音がたいへん貧弱で,大多数の外国語,特に英語の発音を変形し,省略してしまいます。そのためケイク(케이크)場合,ケキ(케키)または「ッケ~ッキ」(께~끼)と発音します。
発音の豊かなわが国は,西洋文物が入ってくるとき,日本の支配下だったり,日本人から受け入れたり,日本人の言い方をやみくもに真似したりして,西欧語,特に英語を日本式の間抜けな発音で言う場合が多いです。
この種のものはたくさんありますが,たとえば
sand センドゥ → サンド
diamond ダイアモンドゥ → ダイア
zipper ジポ → チャック(チャックは商標名で語源が違う)
back ペック → パック
extract エクストゥレクトゥ → エキス
concrete コンクリトゥ → コンクリ
runningshirt ロニンショチュ → ナンニング
leather 人造皮革 → レジャ
register 喫茶店の従業員 → レジ
bucket → パッケス(バケツ?)
pants ペンティ(?) → パンス
paint ペイントゥ → ペンキ(オランダ語が語源なんだけど)
fiber 安全毛? → ファイバ」
※( )内は犬鍋コメント
日本人が,英単語を貧弱な音韻構造の日本語の中に取り入れる際に,変形させたり省略したりしたものが,韓国語の中に定着したということのようです。
正確にいえば,日本式外来語を韓国語に入れるときに,さらに「韓国語的変容」をこうむっている。
backは日本語ではバックですが,韓国語は語頭に有声音(濁音)が立たないので,「パック」になる。
runningshirt は日本語ではランニングだが,韓国語では語頭のr音はn音に変わるので,「ナンニング」になる。
registerは,意味も変わっちゃってますね。
こうした日本式外来語は,解放後,批判の対象になり,「醇化」の努力がなされました。「テレビ」という省略形和製英語が「テレビジョン」,または「ティビィ(TV)」になったのは,その成功した例です。けれども,高齢者を中心にして,日本式外来語はいまだに使われ続けているようです。
ケーキは,今の韓国語では原音に近い「ケイク」ですが,スカートめくりという遊びが始まったころは,日本式に「ケーキ」と発音されていたのかもしれません。