私のペット歴を振り返ると,
まず物心つく前に家にいたらしいネコ(名前はボク)。これは,私があまりにもしつこくちょっかいを出したために,家出して行方不明に。
二度目は,雑種犬のマル(メスなのに)。これは幼稚園から中学3年まで飼っていました。
その次は,日本ネコのマリ(オスなのに)。高校1年から,やはり10年ぐらい飼っていた気がする。
これらに共通するのは,すべて貰い物だったということ。
途中,カメを飼っていたこともありますが,これは路上で拾ったもの(どこかで飼われていたのが逃げたのでしょう)。お金を出して買ったペットは,金魚,小鳥(十姉妹,カナリア),ピンク色のヒヨコ(1週間で死亡)だけだったと思います。
私の子どもの頃は,犬猫は貰うか拾うものだと思っていました。
ところが,昨今の犬猫はみな高いお金を出して買うもののようですね。ブリーダーという職業も定着しているらしい。私がソウルにいる間に,我が家で飼われるようになったハイジ(オスなのに)も,やはりブリーダーさんから買ったものでした。ただ,売れ残っていたものらしく,安く譲ってもらったそうですが。
日本人はいつから犬を買うようになったんでしょうか。
「あの犬,なんの種類」
「さあ,雑種だろ」
「あ,お父さん,雑種って言ったらいけないんだよ。ミックスって言わなきゃ」
「…」
どうも,「雑種」は差別用語のようです。そこまでお犬様に気をつかわなきゃいけないのか…。
私がマルを飼っていたころ,
「もう,ご飯あげたの?」
などと言おうものなら,おばあちゃんに怒られたものでした。
「犬に「あげる」なんて言っちゃだめだ。「やる」と言いなさい」
今や我が家では,何の抵抗もなく使われています。
まず物心つく前に家にいたらしいネコ(名前はボク)。これは,私があまりにもしつこくちょっかいを出したために,家出して行方不明に。
二度目は,雑種犬のマル(メスなのに)。これは幼稚園から中学3年まで飼っていました。
その次は,日本ネコのマリ(オスなのに)。高校1年から,やはり10年ぐらい飼っていた気がする。
これらに共通するのは,すべて貰い物だったということ。
途中,カメを飼っていたこともありますが,これは路上で拾ったもの(どこかで飼われていたのが逃げたのでしょう)。お金を出して買ったペットは,金魚,小鳥(十姉妹,カナリア),ピンク色のヒヨコ(1週間で死亡)だけだったと思います。
私の子どもの頃は,犬猫は貰うか拾うものだと思っていました。
ところが,昨今の犬猫はみな高いお金を出して買うもののようですね。ブリーダーという職業も定着しているらしい。私がソウルにいる間に,我が家で飼われるようになったハイジ(オスなのに)も,やはりブリーダーさんから買ったものでした。ただ,売れ残っていたものらしく,安く譲ってもらったそうですが。
日本人はいつから犬を買うようになったんでしょうか。
「あの犬,なんの種類」
「さあ,雑種だろ」
「あ,お父さん,雑種って言ったらいけないんだよ。ミックスって言わなきゃ」
「…」
どうも,「雑種」は差別用語のようです。そこまでお犬様に気をつかわなきゃいけないのか…。
私がマルを飼っていたころ,
「もう,ご飯あげたの?」
などと言おうものなら,おばあちゃんに怒られたものでした。
「犬に「あげる」なんて言っちゃだめだ。「やる」と言いなさい」
今や我が家では,何の抵抗もなく使われています。
物心付く頃から家にペットがいました。
日本犬はご飯と味噌汁と魚の骨でも育ちました。
悪いことをしたら叩いて躾けました。
それでも家に帰った時は尻尾を千切れんばかりに振って熱烈歓迎しました。そんな姿を思い出すと今でも愛しさで胸が一杯になります。