コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

秋期研修会6回目 追記

2005-11-02 20:39:44 | ミニカウンセリング
昨日、ほかのペアが実践したことの感想で、Y先生がおっしゃっていた事が印象に残ってます。
「分析などをしていると、やはりロジャースさんは凄いと思う。ネガティブからポジティブにひるがえっていくのがはっきりする。もちろん、その過程には産みの苦しみのようなものがあるけれど」というような感じかな。
この「ネガティブからポジティブ」ってところが、今の自分の心境にぴったりくる。まだ、ロジャースさんを勉強してないが、幸い勉強している人がまわりにいる。知らず知らずのうちに、導いてもらっている感じかな。 でもそれだけだと限界があるから、苦手だけど、勉強の世界に一歩踏み出してみたい。
(写真は四国の高速から見た、雲から陽光がこぼれる風景。四国霊場から見た神々しい光。笑。本当はもっと筋をひくような綺麗な陽光だったけどね)

秋期研修会6回目

2005-11-02 10:22:15 | ミニカウンセリング
昨日は研修会。私はすでに出張にでてまして、今は岡山から香川に向かうフェリーの中です。
今回の逐語録発表は私の担当。先に書いたとおり長い時間聞かせてもらった話の一部。15分の逐語録が決まりなので、ほんのさわりのようなもの。私的には、その後主題に入っていったと思うのですが、さすが先生やベテランの皆さん、短い中からもクライアントの感情を押さえていきます。
ミニカン実践はM先生とペア。先にカウンセラー役で聞かせてもらったのですが、少し重い話題なので、機械的にレスするのが精一杯。しかし、こちらの思いとは関係なく、クライアントのほうで整理されていき、ひとつの結論にたどり着く姿に、気が付けば寄り添えている私でした。多少自惚れも入ってますが、うまく聞く態度になっていけた気がします。
交代してクライアントとして話したのですが、気持ちよく話させてもらったので(さすが先生!)気が付けば、今まで意識したことなかった「カウンセラーになる」という思いにたどり着きました。今までは「上手く聞ける人になりたい」という思いでしたから、大きな変化です。(言葉じゃ違いが伝わりづらいかな)
それはカウンセリングを通じて、自分を受け入れる喜びを知った私が、それを返していきたいという欲求のようです。 「今の自分が好き」なんていう、私の口からは決して出ない言葉が出て来るのですから、先生に聞いてもらうのはうれしいですね。
思えば、先生とペアの時は、すごく緊張して上手く喋りたいという思いにとらわれていた私が、自由で気楽でいられた。少しは実践の効果が現れてきたかもしれません。
(写真はフェリーから見た瀬戸内の島々です。)