親子コミュニケーションのちょっとした心がけ 44
先日、あるテレビ番組を録画しようとしていたときに、別の番組が目に留まり録画しました。
昨日、録画したものを見たのですが、なかなか面白かったです。
番組名は「プロフェッショナル 仕事の流儀」というNHKのプログラムで、目に留まったのは「井上雄彦」という漫画家。
「スラムダンク」というバスケマンガで一世を風靡し、その後宮本武蔵を描いた「バカボンド」という作品を連載し続けています。
この方の絵も、マンガも好きなのですが、今回はいろんな話の中で印象に残った事を。
ひとつの締切が終わったら、すぐに次の締め切りの作業に入っていくと言う厳しいお仕事。
プロフェッショナルと呼ばれるだけあって、そのこだわりはすさまじいものがあります。
身を削り、心を削り、繰り返していく作業。
そんな井上さんにスタッフが問いかけます。
「絵を描き続けるモチベーションはどこにありますか?」
井上さんは答えます。
「子どもの頃、絵をほめられたから」
家庭で色々あり、少年時代をすごした地で、祖父から言われたそうです。
「髪の毛がまるで生きてるみたいだね。」
認めてもらえるってことはとても嬉しいことですね。
その一瞬の「受け止めてもらった」感は、何かの形で残っていきます。
その一言にそんなに意味を持たせなくてもいいんだと思います。
むしろ、放つ側が思っているのと違うところで、相手に響いていたりします。
だから、ちょっとしたことでも声をかけてあげること。
ほめる言葉はとても大事だと思います。
意気込んだり、影響を考えたりせずに、そおっと一言、ほめてあげてください。
43-こけてもいいよ
42-追い込む言葉
41-会話と言語発達
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