もうこのテーマで書いたかしら?
その昔、私が大阪で働いていた頃、「漢検協会で働きませんか?」とお話をいただいたことを。
新しい資格を作るらしく、私にお声をかけていただいたらしい。漢検は京都が本部なので、実家も近く、新たな資格を作るといったプロジェクトなので、迷いがなかったかといえばウソになる。
ただ、当時は仕事の方も、中国長期出張等、充実していたときだったので、返事をせず、ほっておいたら立ち消えとなっていた。
人生、非常に波乱万丈である。就職活動した時に声をかけてくれた企業が「倒産」「破綻」「経営不振」「併合」「業務縮小」等、大変な状況になっている。また、途中でスカウトしてくれた企業が、「経営危機」や「社会の指弾」を受けたりしている。
塞翁が馬ってところかしら。それに、今、私の勤めている企業も絶対安泰かといえば、そんな保証はどこにもないし、私自身、リストラされないかといえば、そんな保証もどこにもない。
事実、多くの銀行に公的資金が導入された際、従業員の給与は一律ダウンとなったし、数々の福利厚生も、その多くが廃止となった。保養所だけでなく、社宅や独身寮も次々と閉鎖されていった(その結果、私も目黒から小平に移ってきたのです)。
本当に先の先は読めない。なんせ、私が今の会社に勤める決断をしたのは、一番最初に内定をくれたからといった理由のみ。内定さえもらえれば、どこでもやっていく「自信」があった。それほど、自分の能力を「過信」していた。「過信」というより「誤信」である。
実際、会社に入ると自分より能力の高いやつは山のようにいた。「過信」は「不信」となり、日々過ごしていくだけで手一杯だった。能力がなくても、年次が上がれば仕事の水準は高くなる。その水準をクリアできない・・・
そういう状況に、タイミングよく、声をかけてもらうと、フラフラ~っと、転職したくなりそうなものだが、根が臆病者かつ義理堅いタイプの古風なやつなので、未だに同じ会社に勤めている。
しかし、声をかけていただいた以上、漢検協会に、このまま溺れず、復活してもらいたいと思っている。協会が存在する意義はあるはずだし、これからも活躍していく余地はいくらでもある。
だからこそ、今一度、役割期待を再認識し、存在価値を高めるような施策を打ち出していってもらいたい。(1000字)
その昔、私が大阪で働いていた頃、「漢検協会で働きませんか?」とお話をいただいたことを。
新しい資格を作るらしく、私にお声をかけていただいたらしい。漢検は京都が本部なので、実家も近く、新たな資格を作るといったプロジェクトなので、迷いがなかったかといえばウソになる。
ただ、当時は仕事の方も、中国長期出張等、充実していたときだったので、返事をせず、ほっておいたら立ち消えとなっていた。
人生、非常に波乱万丈である。就職活動した時に声をかけてくれた企業が「倒産」「破綻」「経営不振」「併合」「業務縮小」等、大変な状況になっている。また、途中でスカウトしてくれた企業が、「経営危機」や「社会の指弾」を受けたりしている。
塞翁が馬ってところかしら。それに、今、私の勤めている企業も絶対安泰かといえば、そんな保証はどこにもないし、私自身、リストラされないかといえば、そんな保証もどこにもない。
事実、多くの銀行に公的資金が導入された際、従業員の給与は一律ダウンとなったし、数々の福利厚生も、その多くが廃止となった。保養所だけでなく、社宅や独身寮も次々と閉鎖されていった(その結果、私も目黒から小平に移ってきたのです)。
本当に先の先は読めない。なんせ、私が今の会社に勤める決断をしたのは、一番最初に内定をくれたからといった理由のみ。内定さえもらえれば、どこでもやっていく「自信」があった。それほど、自分の能力を「過信」していた。「過信」というより「誤信」である。
実際、会社に入ると自分より能力の高いやつは山のようにいた。「過信」は「不信」となり、日々過ごしていくだけで手一杯だった。能力がなくても、年次が上がれば仕事の水準は高くなる。その水準をクリアできない・・・
そういう状況に、タイミングよく、声をかけてもらうと、フラフラ~っと、転職したくなりそうなものだが、根が臆病者かつ義理堅いタイプの古風なやつなので、未だに同じ会社に勤めている。
しかし、声をかけていただいた以上、漢検協会に、このまま溺れず、復活してもらいたいと思っている。協会が存在する意義はあるはずだし、これからも活躍していく余地はいくらでもある。
だからこそ、今一度、役割期待を再認識し、存在価値を高めるような施策を打ち出していってもらいたい。(1000字)