生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

ケーススタディ

2011年06月25日 10時12分51秒 | ちょっと立ち止まって・・・
MBAコースに在籍していたとき、毎週、数本のケーススタディをこなしたものだ。

経営上のケース(事例)を読み込み、学生同士が討議するものである。有名なものなら、ジリ貧のアサヒビールがスーパードライで復活したもの。企業が業績を上げているケーススタディもあれば、逆に、破綻したり低迷している状況について考えるケーススタディもある。記憶にあるのは自転車パーツ世界最大企業である㈱シマノは自転車製造に出るべきかでないべきかといったケースや、ユニクロとファッションセンターシマムラの戦略を比較するもの。

経営戦略ケーススタディは上記のような内容だが、それ以外にも、人材・組織、会計、IT等々授業でケースが討議される。ケースを読み込むのは必須であるし、ケース以外の情報をネット等で調べるのはご法度である。この限られた事例の冊子の情報だけで勝負することができるようになると、名前も知らない海外の企業のことでも、与えられた情報だけで判断することができる。

ケースは大切である。本当は、その現場にいないと体得できない知識をわずかな時間で吸収できることができる。無論、修羅場を乗り越えるといった経験を得ることは難しいが、事前にそのようなシーンを想像する訓練はムダではない。


で、今の私は「うつ病」や「ガン」といった、重い内容の本を毎日5冊程読んでいる。ちょっと、溜め込みすぎたので、必要なものと必要でないものを識別し、保存しておく必要のないものは処分している。

ふと、この読書もケースの習得なのではないか・・・と思うようになってきた。例えば、『「家族力」がうつから救う』のp.188に以下の記載があった。

>うつ病の患者さんが回復期に入ったら、二週間後にどうでもいい予定を入れるように
>しましょう。自殺抑止になります。律儀な性格の人が多いので、自殺したくなったら
>「あの用事を済ませてから死のう」と考えたりしてくれます。
>どんな予定でもかまいません。ショッピングに行く。子どもの運動会に行く・・・
>約束した予定の日が過ぎれば、また、新しい予定を入れましょう。

こんなこと知らなかった。回復期というのがポイントなのかもしれない。色々と考えさせられる。

カウンセリングについてもそうだ。ただ単に、相手の言ったことを鏡のように繰り返すだけではダメな場合もある。クライエントが「私、自殺したいんです」といった場合、カウンセラーが「そう、自殺したいんですね」と繰り返すようではダメである。相手の心理状況を鑑み、「そう、自殺したいと思ってしまうほど、悩んでらっしゃるんですね」といった風に、少しは考えて返すべきであろう。

死についても、何百というケースを紐解くことで、「悲嘆のプロセス」というものが、少しずつ理解できてきたと思っている。

日本においては、「死」について、口に出すことすらタブーという風習が残っている。口にすることで、言葉が言霊としての力を得て、「死」を呼び込むという考え方である。だから、デス・エデュケーションが非常に遅れている。

「うつ病」についてもそうだ。最近になって、ようやく、メンタルヘルスは重要だという考え方が定着しつつあるが、「精神科に通院しているのは会社に知られたくない」と思う人は、未だに多いと感じる。「うつは心の風邪」といった誤った情報が広まってしまったがために、「風邪なら自然に治るだろう」とか「根性で治せる」といった考えを持つ人もいる。

本で得る知識は、その事例のすべてではない。言葉では語りつくせないものがあるし、体験してみないとわからないことは必ずあるのだ。しかし、本を読むことで、今まで見てこなかった、あるいは目を伏せてきたことについての膨大な知識を得ることができるのも、また事実であう。

特に、本になっている、あるいは論文になっていることは、その筆者が感じた、最も伝えたいことの総集編のようなものである。「百聞は一見に如かず」ということわざもあるが、別に仕事を持ち、現場での「一見」ができない立場としては、「百聞」を「千聞」に増やしていくことでしか、己の知識を向上させることはできないのだから・・・
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何皿?

2011年06月25日 05時48分23秒 | ちょっと立ち止まって・・・
昨夜、近所の回転寿司で食事をした。

近所といっても、車で5分ってところか?歩いていくには遠いかな~ってぐらいの距離。で、食べた皿の数が7皿だ。昔はもっと食べることができたような気がする。10皿ぐらい?でも、今となっては、10皿食べるのは荒行となってしまっている。7皿でもきついくらいなのだから。

一般成人男性はどれぐらい食するのだろう。平均を知っても仕方がないのだが、日本人的感覚として、そのメド値というものは把握しておきたい。

かといって、知ったからその枚数を目標にするわけでもない。暴飲暴食はダイエットの敵だし、それ以前に、からだを壊してしまいそうだから。
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実際の風景

2011年06月25日 05時44分27秒 | 富士の高嶺
富士山の麓に住んでいると思われがちな私・・・

実際、ズームを使わず、普通に撮影したらこんな感じです(笑)。真ん中ちょっと左の下部に小さく写っているのが、前の記事でご紹介した富士山と変な雲。

それにしても、青空なのに、雲があふれているな~
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今日の富士山!

2011年06月25日 05時41分12秒 | 富士の高嶺
富士山は見えるのですが・・・なんだか、変な雲と一緒だし、山頂付近は雲に隠れているし。

大雨の予兆かしら?
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ギリギリセーフ!

2011年06月25日 05時13分27秒 | 武蔵野大学大学院
武蔵野大学大学院の研究発表。

これをクリアしないといくらがんばっても修了することはできない。昨年度は2月6日に開催された。今年度は1月上旬~2月上旬に開催されるそうで、決定次第連絡されることとなっている。

「年間予定表」に「平成24年2月11日」という日付が書かれていたのを覚えていたので、大学院の入試とバッティングしてしまったか!と焦ったが、平成23年度の履修期間終了日であった。この日を越えてレポートの提出ができなくなる最終日ということだった。

あと、ガイダンスを見てみると、特別な事情で、指定の日に研究成果の発表がどうしても不可の場合は、学生の事情を最大限考慮していただけるとも書かれてあった。

ということで、一瞬、慌てふためいたが、なんとか、大丈夫のようです。
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京都産業大学大学院の募集要項入手!

2011年06月25日 04時02分22秒 | その他
来年度、在籍したい大学院の1つである「京都産業大学大学院」の平成24年度学生募集要項が送られてきた。

何度も言っているが、院試においては、「まだ6月」ではなく、「もう6月」なのだ。既に、入学戦線は始まっている。仕掛けるのが遅くなればなるほど、敗北濃厚となっていく。孫子の兵法にも「先んずればすなわち人を制し、遅るればすなわち人の制するところとなる」というものがある。世の中の多くの事象が「先手必勝」なのだ。まあ、一部の事象で「残り福」とか、「急いてはことを仕損じる」というものもあるのだが・・・

この通信制大学院の凄いところは・・・前にもいったかもしれないが・・・学生を10人しか取らないところ。無論、全国で唯一の通信制大学院で修士(経済学)の学位を取得できるのも凄いのだが、1教官原則1名対応という贅沢なものである。とはいえ、通信制以外のところで、先生方は授業や指導する学生を抱えているので、通信制専任というわけではないのだが・・・また、修了生Kさんの話では1学年1名限定なので、先輩がいることもあるから、トータルで学生を数名抱えている指導教官もいるようである。

特待生や学費免除など特例を除けば、2年間で777,000円は全国の大学院でも、低コスト10傑に入るのではないだろうか?これより安い大学院を上げるとなると・・・放送、佛教、武蔵野、高野山、、、すぐには思いつかない。とはいえ、概ね国立大学の初年度納入金で2年間学べる計算となる。

関東の方にはイメージがわかないかもしれないが、関西では京都産業大学は有名私立大学の1角を占める。関西の私大は「関関同立」ばかりが取り上げられるが、京都産業大学、甲南大学、近畿大学等々、地元では名の通った私大がある。国公立大も、東の東大に対し西の京大といわれるが、旧帝大で緒方洪庵の適塾の流れを汲む阪大や三商大としての神大、大阪市大もある。東京に都立があるように大阪・京都ともに府立大学がある。いや、まだまだ関西の大学はたくさんあるのだ。偏差値ばかり見ていると見逃してしまう。それぞれに「建学の精神」を持ち、独自色豊かな、いい大学がたくさんあるが語りつくせない。

話が大きくそれてしまった・・・で、学生募集要項のp.6には「大学院生支援奨学金制度」が掲載されている。年間、学費の20%=51,000円が支援される。これを2年間いただくことが出来た場合、2年間で必要なコストは675,000円となる。ちなみに、採用される人数の制限はない。

ダメ学生だったとはいえ、私のルーツは経済学部にある。既に大学評価・学位授与機構で学士(経済学)も取得済である。なら、経済学研究科で学んでもいいかな~と思ったわけである。研究対象となりそうな領域も複数ある。「労働経済学」「日本経済論」「国際経済論」「国際金融論」「ファイナンス論」等々。

ちなみに、平成22年度は23人受験して17人合格(16人入学)、平成21年度は21人受験して14名合格(全員入学)となっている。決して入学が容易な大学院ではない。

さらに、今年は入試制度が大幅に改定となったので注意が必要である。今まで秋季・春季と2回の受験機会があったにもかかわらず、平成24年度からは1回のみとなってしまう。

出願期間:平成24年1月4日(水)~平成24年1月11日(水)
1次選考結果通知:平成24年1月21日(土)
2次選考(試験日時):平成24年2月11日(土) 13:00~
合否結果通知:平成24年2月21日(火)                   
※入学希望者の方は、詳細について募集要項・大学HP等で、再度ご確認願います。

あれ・・・待てよ、2月11日って、ひょっとして、武蔵野大学大学院の研究成果の発表会の日じゃなかったっけ!!もし、そうなら、自動的に出願不可となってしまう。。。
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