生涯学習の部屋

資格取得数241。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

「稼ぐために学ばねば」という記事が・・・

2012年10月31日 23時38分13秒 | ちょっと立ち止まって・・・
おとといの日経新聞夕刊9面に掲載されていた記事。

「リストラや収入減に備え、退職後も働き続けるために、新たな資格や技術を学ぶ中高年が増えている」そうである。

記事には「資格学校を運営するTACによると、中高年層に人気が高い資格は宅建のほかマンション管理士、管理業務主任者、社会保険労務士、中小企業診断士。特にマンション管理士では受講生の6割が40代以上の中高年だ」とされている。

さて・・・人気の高い資格は分かるものの、それを取得したらどうなるだろう?列挙した資格のうち、私が取得しているのは「宅建」と「管理業務主任者」の2つだけである。

自分の実力が十分でないことが大きな要因だが、「マンション管理士」と「中小企業診断士」は、特に、取得したからといって独占できる業務もないこともモチベーションがあがらない理由の一つである。加えて、特に中小企業診断士は取得後の維持コストが半端じゃないから。

その点「宅建」と「管理業務主任者」は必置資格だから、業務を運営していく上で、必ず需要があるし、それなりに取得しやすいし、登録しなければ維持コストはゼロだし・・・でも、登録しないと稼げないけどね(笑)

せっかく取得するなら、それなりに著名な資格をと思う気持ちはわかるが、独立して稼ぐことのできる資格は限られている。名前だけではなく、自分の今までのキャリアと、従事している仕事を考えて、ベストな資格を選んで挑戦して欲しいと願っている。
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「過労死のわけ知りたい」という記事が・・・

2012年10月31日 23時24分15秒 | ちょっと立ち止まって・・・
昨日の朝日新聞朝刊33面に、「過労死のわけ知りたい」という記事がありました。

『「和民」勤務の娘が自殺 両親「再発防ぎたい」』という副題がついており、「和民」で過労自殺した当時26歳の両親と、「すかいらーく」で過労のため脳出血で無くなった当時32歳の母親の事例が掲載されています。

外食産業は、過酷な労働条件と、長時間勤務が一般化しており、過労死が出やすい業界とされています。アルバイトの急な休みが入れば、残っている人がその穴埋めをせざるを得ず、いきおい、長時間勤務となってしまうのです。

私がこの手の資料を読んでいたのがかなり昔であり、その後、2007年に労働安全衛生法が改正されましたし、自殺対策基本法も制定されたので、職場の環境が改善していることを信じていたのですが、やはり、このような記事が天下の朝日新聞に掲載されたことを考えると、まだ、十分な対応がとられていないのでしょう。

少なくとも、当時26歳の方が過労自殺をしたのは2012年9月20日ですから・・・

今年の2月は月間141時間の時間外労働があり、労災が適応されたそうです。その娘さんの手帳には「誰か助けてください」と書かれていました・・・

ご遺族の無念を思うと、本当にいたたまれない気持ちになってしまいます。
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