YaHooニュースでは「大学入試センター試験は14日、2日目が行われますが、センターでは14日も大雪などの影響で交通機関が乱れる恐れがあるため、時間に余裕をもって会場へ向かうよう呼びかけています。」とのこと。
本当、この時期は大変。「雪」もあれば、「インフルエンザ」もあるし。夏と違って、寒い冬は体調を崩しやすい。まあ、夏の場合は「熱中症」があるかもしれないし、季節を変えても「台風」なんかが襲いかかってくるかもしれないし。全国的な傾向もあれば、豪雪による交通マヒのように、地域限定のトラブルもあるし・・・
>センター試験2日目の14日は、「理科」と「数学」の試験が行われます。
受験生の皆さま、理科と数学頑張ってください。諦めれば、そこで試験は終了します。最後まで粘った者が、一発逆転することはよくあることです。私も欠員補充の補欠合格ですから、初日に惨敗した共通一次で諦めていたら、大学合格が1年遅くなり、人生が変わっていたことでしょう。
>1日目の13日は大雪による交通機関の乱れで、新潟県の2つの会場で試験の開始時間を1時間遅らせたほか、 >個別の受験生について開始時間の繰り下げなどを行うケースが相次ぎました。また、大幅に遅れるなどした >5人が来週行われる再試験の対象となりました。さらに、センター側の対応の誤りで3時間の繰り下げとなった >受験生もいたほか、英語のリスニング試験では、機器の不具合などから112人が試験を受け直しました。
このように、毎年なにかしら普通に受験できない志願者がいます。でも、これを吉とするか、凶とするかは本人次第。最難関と言われている東大ですら、すべての問題を正答する必要はありません。100点満点でなくても合格できるのです。トラブルによる1問や2問のロスは「必要経費」ぐらいに思っておかないと、次のステップに進めません。
簡単に言うなよ!って言われそうですが、某模試で日本史全国10位以内だった私が、共通一次史上最悪の日本史の問題が出題され、そこでアドバンテージを取れなかったのも運命のいたずら。自己採点してしまったことで、精神的に動揺し、それが2日目にも響いてしまい、共通一次は1000点満点中777点という惨憺たる結果。なんせ、日本史は満点、合計900点目指してましたから(笑)。
「必要経費」程度の減点ではなく、「不良在庫一掃処分」レベルの痛い減点。当時の状況からすると、浪人間違いないだったのですが、志望校を変更して、補欠で学生になったわけでして・・・
この時期、過去にも何度か同じ様なことを書いています。それも、ひとえに、過去の不運を恨み、呪うことが、己の進歩を妨げるため、早く気づいて切り替えてほしいからです。人生、受験でオシマイではないのに、そこで「勝った」「負けた」と一喜一憂することが、どれだけ愚かしいいか。
東大でも就職で失敗する人もいれば、Fランクと呼ばれる大学でも満足できる就職先を見つける人もいます。私の場合も、職位において、上の人には東大の人もいれば、「日本で有名な私立大学を10個言え!」といっても出てこないような私立大学の人もいます。逆に、東大、京大、旧帝大、早慶上理でも下の人もいます。でも、上・下「どちらが幸せか?」と考えると、また逆転現象が起こったりもするわけでして・・・
さて、話題代わって・・・今年の日本史について。日本史Aの第1問の問4に、明治の日銀券は兌換紙幣というのがあるのですが、「金貨」と兌換するか、「銀貨」と兌換するかという問題がありました。私の場合、その「兌換紙幣」も保有していますし、その答えとなる「銀貨」も保有しています。また、日本史Bでは第1問の問2のⅣに明治時代の「地券」が写真で掲載されていましたが、私の場合、その「地券」を保有していますから(笑)。今は手元になくなってしまいましたが、「土器片」も「石器」も持っていました。さすがに、私が受験した際に設問として出された「源氏物語絵巻」は持ってなかったですが・・・
まあ、幸と不幸はゼロサム。私が不幸と思った分、長男の時は化学が歴史的に易しく、予備校の試験で半分も取れてなかった化学が100点!事実、事前に手数料を払って交付してもらったセンター試験の結果でも「満点」でしたから。結果、学年の1割も国立大学に行かない中程度の都立高校にもかかわらず、合格することができました。
次男も都立高校を不合格になったおかげで、指定校推薦のある私立高校に行くこととなり、結果、推薦で大学に入ってしまうし。不合格になった都立高校は指定校推薦もなかっただろうし、その都立高校に行っていたとしても、半分は合格できないし、合格しても半分は浪人生だから、次男も浪人していたかもしれません。
不幸な人がいれば、幸運な人もいます。長男の事例も、次男の事例も大学受験においては、行きたい大学に行くことができてよかったですが、あくまで「大学受験」に限った話。「就職」で苦労するかもしれないし、「結婚」で苦労するかもしれません。70年、80年、あるいはもっと長くなるだろう人生において、大学受験なんて一時的なものに過ぎません。そう、人間万事塞翁が馬なのですから。
最後に、「大学入試センターでは14日も交通機関が乱れる恐れがあるため早めに会場に向かうよう呼びかけています」とのこと。もう、この時点では言っても仕方がないのですが、この記事を書くのに2時間近くかかってしまいましたから・・・