八事山興正寺で見た「合格祈願」の幟。
去年も同じ幟を見ました。受験生が全員合格してしまうと、受験競争というものは存在しなくなるのですが、やはり、精一杯努力した受験生には合格をして欲しい。受験には「運」という側面も無きにしも非ずなのですが、その「運」にも勝る「努力」をした受験生が最も安定し、最も強いのだと確信しています。
世の中には「天才」とか「秀才」とか、他者の努力を凌駕するような神童もいるかもしれません。しかし、どこの大学であろうと、努力して合格した「凡才」もいるわけで、努力の効果や、それを最大限引き出すことを経験している分、精神的には強いと思っています。
「天才」や「秀才」の中には、非常に脆い者がいます。一方、努力の末、這い上がってきた「凡才」はしぶとく、粘り強いです。そういう長所を、長い人生の中で活かしていってもらえれば、きっと、すばらしい成果をおさめることができるでしょう。
なにはともあれ、頑張った受験生に合格の祝福を!