御薗城跡から急いで楚原駅に戻り、三岐鉄道に乗って終点阿下喜駅に向います。
で、ようやく阿下喜駅に到着!
ひらがなで見てみると・・・
そう、「阿下喜」という漢字で書くより、音感からは「上木」という漢字の方がしっくりきます。そして、この近くにあるのが「上木城跡」なので、上木でいいんじゃないかな~とも思います。なんせ、以下のような情報もあるので。
阿下喜は「上木」ともいわれるが、「阿下喜根元記」によれば、こ の辺りには檜の大木が生い茂っていたので、それを御用木に上 あげたからとも、上木(じょうぼく)が出たからともいわれる。 また、鶯の名鳥を局より内裏へ差し上げたところ喜ばれ、年貢を三分の一に減らされたので 阿(あまね)く下に喜んだから阿下喜といった ともいう。とある。しかし日本に漢字が入ってきた頃より昔、縄 文弥生時代にすでに阿下喜に人が住んでいたのであるから、その 頃の人々が、くぼ(低いところ)に対しての高い所をいう「あげ」 と小高いところを築くことから、小高い所という意のある「き」から「あげき」とよんでいたのではなかろうか。
さて・・・阿下喜駅はこんな感じの駅です。
そして、阿下喜側の終点マークはこちら。
駅を出て、外観を撮影してみました。
駅の隣では、旧式の車両が展示されていました。
これで、三岐鉄道はすべて制覇!1,100円にしては、結構、乗りごたえのある1日乗車券だと思います。それに、まだ、帰りも途中下車しましたから。