オリンピックの振り返りの番組ばかりで辟易・・・
いい加減、オリンピックの話題はやめて欲しいと思うのだが、オリンピックが始まる前に、あれだけ、「オリンピックは延期しろ」とか「中止しろ」って言っていたにもかかわらず、オリンピック後、やってよかったかとアンケートを取ると、64%が「やってよかった」と手のひら返しをする国民性、いつまでもオリンピックの放送をしていれば視聴率がとれるのだろう。我々日本人は、どれだけ、お気楽かつ場当たり的、情勢に流される国民なんでしょう。一貫してオリンピック反対って叫ぶ「漢」や「女傑」はいないのでしょうか。
小池都知事が「帰省はあきらめて」って言うと「我々国民は、オリンピックこそあきらめてって言い続けてきたじゃないか!」と反論するのに、64%が五輪をやってやってよかった・・・なんじゃそりゃ?
まあ、年を取ると愚痴の一つもいいたくなるもの。年寄りの戯れ言とお許しいただければ・・・それだけ、この平仄が合わない、場当たり的な批判に、私もついていけないだけ。
それはそうと、私は死ぬほどの思いを2回経験してワクチン接種を終えています。でも、世の中には「ワクチンを打たない」という主義主張の人がいて、差別は禁止とされています。
たまたま、オリンピックの再放送ばかりのテレビの中、医師の先生が言っていた言葉について、皆さんがどう思うのか知りたいところ。先生が言っていた内容は、ざっくり、こんな感じ。
「ワクチンを打たない人を差別してはいけないが区別はしなければならない」
「差別」と「区別」って同じようだけど違うのだと。海外にもインタビューをしていて、外国の方も「ワクチンを打っていない人は公共のサービスを制限されても仕方がない」と言っていました。
メンタリストDaiGoが「ホームレス」や「生活保護」に対して差別的な発言をしたのは悪いことってくらい誰でもわかる。でも、ワクチン接種をしていない人に対して、公共のサービスを停止することは、はたして「差別」なのだろうか?
ワクチン接種をしていない人が、コロナウイルスを媒介してまん延を助長する。そのリスクを考えると、公共の福祉を優先して、ワクチン接種者と違った区別的対応をすることも是とはいえないか・・・?
最初、私も「それは個人の利益を大きく阻害することであり、安易に首肯できない」と思ったのですが、テレビに出ていた医師の先生曰く「黄熱病が流行っている地域に行く場合、ワクチン接種をしないと行くことすらできません。あるいは、医師で研修する際、各種伝染病のワクチンを接種しないことには研修に参加することもできません」と言った内容の話をされていました。海外でのインタビューでは、公共のサービスを受ける際、その都度、自費で陰性証明を入手しないとダメといった内容でした。
「差別」と「区別」。今の日本は、希望者でも、まだ接種ができていない状況なのですが、これから先、どのようになっていくのか?特に、私のように、接客する機会がある人間は、お客様に感染させる状態でいいのか?百貨店でもクラスターが発生しているし・・・「接客する機会のある人は義務」っていう考え方も、絶対否定しきれないので、右往左往してしまいます。