放送大学の封書に入っていた「寄附のご案内」。
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寄附の特典・顕彰が下段に書かれています。
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10万円以上でエンブレム入りのノートやマグカップ。
50万円以上で2年間の放送大学図書室の利用資格。
100万円以上で5年間の放送大学図書室の利用資格。
100万円以上で学位記授与式にて理事長より感謝状を贈呈。
1万円以上で本部玄関前の銘板に名前掲載(白小プレート)。
20万円以上で本部玄関前の銘板に名前掲載(銀大プレート)。
100万円以上で本部玄関前の銘板に名前掲載(金大プレート)。
お金さえ払えば、学位記授与式で学位授与っぽい写真が撮れるのですね・・・
そして、チャレンジ募金に寄附された方々の名前。
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2023年9月1日~2024年9月30日の1年1ヶ月の寄附が対象で、氏名公表を了承している方々だけだそうです。
100万円以上は7件、20万円以上が19件、1万円以上の100件以上。パッと見てみると、20万円以上に岩永学長先生や、私が40年弱前に単位を頂いた金水敏先生のご尊名、1万円以上に森津太子先生や苑復傑先生のご尊名がありました。それにしても、金水先生、大阪学習センターの所長先生だったんだ。1987年3月に「国文学購読」と「国語学」の2科目で「優」を頂いております。
1万円寄附することも考えましたが、名誉学生を目指して放送大学の学生として、学費を投下する方が本学のためになるのでは・・・と思っているところ。1万円≒2単位分の学費。
それにしても放送大学、どちらかと言えば学生が減っているような・・・特に、修士課程では顕著。教養学部でも、10年間滞留可能な教養学部は残存学生の影響からか増加しているように見えますが、選科履修生、科目履修生、特別聴講生ともに減少傾向。
まあ、在学生として施策のおかしさは感じていますので。今回の学位記授与式で学位記渡さない施策、一部学習センターですら学位記授与式をしない施策、多摩学習センターだけかもしれませんが学習センターの書籍を貸出しない施策、紙ベースによる学生論文集『Open Forum』発刊停止施策、学習センターでの単位修得試験廃止施策・・・一体、何のために学生は学んでいるのかが実感できない施策が延々と続いています。
そういえば、名誉学生が無料で学習継続できる施策もいつの間にか廃止されているし?
まあ、大学の施策が気に入らなければ、文句を言い続けるのではなく、その大学から撤退すればいいだけ。
私の場合、来期、久しぶりに放送大学から撤退する予定。それは、機構の学位を目指すからであり、恩義ある放送大学が嫌いになったからではありません。といいつつ、やはり、本学は学生の実感と外れた方向に舵を取っているな~とは思っていますが、まあ、母校愛から派生したものなので。
それはそうと・・・学生アップの施策として、「ふるさと納税」で履修っていうのは無理かな~?あるいは、政府がリカレント教育に力をいれているのだから、そちら方面から優遇施策を考えてもうらとか。企業の福利施策で放送大学を入れてもらうとか。