朝からコーヒーを飲んで、そのあと、抹茶くず湯を飲んでくつろいでいます。
昨日早朝、もう、どうしようもなくて、指導教官にメールで論文を送付したのですが、帰宅したところ、返信メールが到着していました。「今頃になって、慌ててできそこないの仕掛品を送ってきやがって!」とお怒りメールだったらどうしようと、恐る恐る開封してみると・・・「了解です。来週始めには返事します」といった主旨の返信でした。
思わず指導教官の先生が「阿弥陀仏」に思えてしまいました。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・感謝の気持ちでいっぱいです。無論、来週始めに「やっぱりこんなんじゃダメじゃん!!」ってお叱りのメールをいただく可能性も高いのですが、ふと、今回の事象を仏教的に解釈してみたいな~と思い至ったわけで・・・
例えば、私は親鸞聖人がひらかれた真宗大谷派です。浄土真宗は大きく「真宗十派」があり、本願寺派(西本願寺)・大谷派(東本願寺)・高田派(専修寺)・佛光寺派(佛光寺)・興正派(興正寺)・木辺派(錦織寺)・出雲路派(毫摂寺)・誠照寺派(誠照寺)・三門徒派(専照寺)・山元派(證誠寺)にわかれます。本願寺派だけが「浄土真宗本願寺派」と名乗り、あとの9派は「真宗大谷派」「真宗高田派」のように、頭に「真宗」をつけて名乗ります。
そして、我々浄土真宗の門徒は「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えます。日蓮宗の方は「南無妙法蓮華経」ですね。「南無八幡大菩薩」や「南無盧舎那仏」「南無大師遍照金剛」などもあります。「南無」とは「帰依する」という意味ですね。一般の人々は「なむあみだつぶ」と言いますが、「なもあみだぶ」と言ったり、早口だと「なまんだぶ」となったりします。
さて、この「南無阿弥陀仏」、我々真宗門徒は「名号」と呼ぶのですが、この「名号」を念仏するのはどうしてでしょう?「阿弥陀仏に帰依します」という「南無阿弥陀仏」を唱えるのは、私が口で唱えているものの、これは、阿弥陀仏のはたらきを受けて、私の口から念仏が発せられたという仕組みと考えられるのです。
2年間学習してきて、ひょっとしたら、ここが一番大事なところだったのかもしれません。阿弥陀仏は例外なく、衆生を救済するために、無限の光を持って、全世界を照らし、呼びかけておられるのです。そして、その呼びかけに応えることが「南無阿弥陀仏」と、その「名号」を唱えることなのです。「阿弥陀さまにおまかせいたします」というのが「南無阿弥陀仏」。阿弥陀仏の呼びかけに気づき、信心を起こしたものを、例外なく救済してくださるという尊い教えなのです。
『今、浄土を考える』のpp64-65には佐藤さんと田中先生の問答を通して、次のように書かれています。
田中:「たとえば、生まれたばかりの赤ちゃんが母親を慕って頼りにし、やがて<お母さん>と呼ぶようになりますね。赤ちゃんがお母さんと呼ぶようになるのは、母親が慈愛の心をこめて何度も何度も<お母さんですよ>と、名乗り呼び続けていたからに違いないでしょう」
佐藤:「なるほど、そうですね」
田中:「それと同じように《まかせよ、阿弥陀に》という呼びかけがあるからこそ、《阿弥陀におまかせする》ということがおこるのです」
佐藤:「ああっ。そうか。私が阿弥陀如来に帰依するといっても、それは阿弥陀如来からの呼びかけによっておこったということなのですね」
田中:「そうです。そうです。南無阿弥陀仏と称えているのは、実は阿弥陀如来のはたらきが私に届いているすがただということです。ですから南無阿弥陀仏は、仏のはたらきそのもの、さらにいえば仏そのものと思っていただいても結構です」
この仕組みというか、スキームというか、メカニズムというか、フローと言うか・・・これを心底理解するために、2年間学び続けてきたと言っても過言ではないでしょう。本当、阿弥陀さまは奥が深いんだから・・・
で、1649字も前置きをしてしまったのですが・・・今回の論文仮バージョンの提出。指導教官の先生は、きっと、「フラ夫君、早く提出してよ」と心の中で呼びかけていてくださったのではないでしょうか。そして、ようやく私はその「呼びかけ」に気づき、なんとか論文仮バージョンを提出することができました。衆生が「南無阿弥陀仏」と唱えない限りと救ってもらえないのと同様、私も「南無指導教官先生」と成果物を送らない限り救ってもらえない・・・ここまでくると「絶対他力」の他力本願となります。先生を信じ切ってお救いいただくほかないのです。
最後に、浄土真宗には『嘆異抄』があり、そこには「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」という一文があります。「善論文なおもって合格となる、いわんや悪論文をや」という風にならなかな・・・
2000字を超えてしまいましたが、とりあえず、来週の始めまでは「幸福感」に浸っていたいと思います。
ついつい、修士論文の作成に専念するあまり、日経新聞の記事について言及するのを忘れていた。
11月25日水曜日の朝刊46面に「司法試験合格「1500人」目標を受け」という見出しとともに、法科大学院の定員減が記載されていた。これは中教審の改革間だそうで、法科大学院の統廃合が促進されるとも書かれている。
そもそも、司法試験の合格者を年間「3千人程度」から「1500人以上」に減らす政府目標から逆算した定員らしい。全法科大学院の修了者について7割合格を目指している。そうすると、必要な入学定員は2350人と試算されるそうだが、大学院修了後に司法試験を受験しない人も考慮し、約2500人が適正規模だと判断したとのこと。
入学者が複数年に渡り10人を下回った場合、補助金の基礎額を下げるとのはなしも。
2015年度、法科大学院の入学定員は3169人にまで減少し、入学者は2201人にとどまったそうだ。これなら2500人に定員減しても影響は小さいのかもしれない。それ以上にショッキングなことは、74校あった法科大学院が、これまでに29校募集停止を公表し、45校まで減少していること。約1/3がダメだったということだ。今後もダメな法科大学院が出てくると思うが、これは、本当に大学院だけの責任なのであろうか?
そもそも、業務の独占権のある国家資格の試験というものは憲法で定める「職業選択の自由」を著しく阻害するもので、本来であれば、実施すべきではない。しかし、国民の安全や財産、その他の権利を守るため、最低限度の範囲において、一定の水準を満たしたものだけに業務をさせているのである。
原則、「高額な学費を投下して」法科大学院に行かなければ司法試験を受験することができないというのも、そもそも論からすると、「金持ち以外は司法試験受験不可」ということで、能力があってもお金がない人は職業選択できなくなってしまう。無論、最近は「抜け道」もあるのだが、その特急券を得るためには、並の努力では通用しない。結局、受験予備校に行くのなら「お金持ち」じゃないと司法試験合格は困難となる。
そういう背景において、いったい、司法試験は何を目指しているのだろうか?合格者や制度ばかり変わって、なんら、国民の福祉に対する前向きな改革の話は聞こえてこない・・・
いっそのこと、明治時代にあったように、「東大」の法学部卒業で弁護士資格を与えるのはどうだろう?例えば「東大」と書いた部分を「法科大学院」にすればいいだけである。あるいは、全員に資格を与えるのが困難なら「甲種修了」「乙種修了」の2つに分けて、「甲種修了」だけ、無試験で司法試験合格とすればいい。だって、目標で「7割合格」にするんでしょう?なら、上位7割の人を司法試験合格にして、司法研修所に入れてから選別すればいい。本当にダメなのに、教授のゴリ押しで合格した人は、そこでふるい分けられ、結局、司法修習をクリアできなくなる。そして、そのクリアできない人数により、次の年の大学院の合格枠をアップダウンさせれば、一定の縛りにはなるはずである。
いい加減、この法科大学院および司法試験における、小手先の制度変更は勘弁してほしいと思っている。なんせ、あたら若者の、人生を左右する変更なのだから、慎重かつ極力制限をかけないように見直してほしいと願っている。
11月25日水曜日の朝刊46面に「司法試験合格「1500人」目標を受け」という見出しとともに、法科大学院の定員減が記載されていた。これは中教審の改革間だそうで、法科大学院の統廃合が促進されるとも書かれている。
そもそも、司法試験の合格者を年間「3千人程度」から「1500人以上」に減らす政府目標から逆算した定員らしい。全法科大学院の修了者について7割合格を目指している。そうすると、必要な入学定員は2350人と試算されるそうだが、大学院修了後に司法試験を受験しない人も考慮し、約2500人が適正規模だと判断したとのこと。
入学者が複数年に渡り10人を下回った場合、補助金の基礎額を下げるとのはなしも。
2015年度、法科大学院の入学定員は3169人にまで減少し、入学者は2201人にとどまったそうだ。これなら2500人に定員減しても影響は小さいのかもしれない。それ以上にショッキングなことは、74校あった法科大学院が、これまでに29校募集停止を公表し、45校まで減少していること。約1/3がダメだったということだ。今後もダメな法科大学院が出てくると思うが、これは、本当に大学院だけの責任なのであろうか?
そもそも、業務の独占権のある国家資格の試験というものは憲法で定める「職業選択の自由」を著しく阻害するもので、本来であれば、実施すべきではない。しかし、国民の安全や財産、その他の権利を守るため、最低限度の範囲において、一定の水準を満たしたものだけに業務をさせているのである。
原則、「高額な学費を投下して」法科大学院に行かなければ司法試験を受験することができないというのも、そもそも論からすると、「金持ち以外は司法試験受験不可」ということで、能力があってもお金がない人は職業選択できなくなってしまう。無論、最近は「抜け道」もあるのだが、その特急券を得るためには、並の努力では通用しない。結局、受験予備校に行くのなら「お金持ち」じゃないと司法試験合格は困難となる。
そういう背景において、いったい、司法試験は何を目指しているのだろうか?合格者や制度ばかり変わって、なんら、国民の福祉に対する前向きな改革の話は聞こえてこない・・・
いっそのこと、明治時代にあったように、「東大」の法学部卒業で弁護士資格を与えるのはどうだろう?例えば「東大」と書いた部分を「法科大学院」にすればいいだけである。あるいは、全員に資格を与えるのが困難なら「甲種修了」「乙種修了」の2つに分けて、「甲種修了」だけ、無試験で司法試験合格とすればいい。だって、目標で「7割合格」にするんでしょう?なら、上位7割の人を司法試験合格にして、司法研修所に入れてから選別すればいい。本当にダメなのに、教授のゴリ押しで合格した人は、そこでふるい分けられ、結局、司法修習をクリアできなくなる。そして、そのクリアできない人数により、次の年の大学院の合格枠をアップダウンさせれば、一定の縛りにはなるはずである。
いい加減、この法科大学院および司法試験における、小手先の制度変更は勘弁してほしいと思っている。なんせ、あたら若者の、人生を左右する変更なのだから、慎重かつ極力制限をかけないように見直してほしいと願っている。
とりあえず一旦寝て、1時半に起きて、ブログのコメントの返信をして、論文の執筆に取り組みました。
で、ようやく完成・・・かなり疲弊しています。結局、現時点での文字数は26,624字となりました。指導教官の先生には、本当に申し訳ないのですが、現状のまま、一度、送信させていただくととしました。本当に、本当に、本当に申し訳なく思っております。
なんせ、「清書論文提出許可願」を出すのが12月10日となっており、もう2週間を切ってしまいました。その前に、一度、先生に現状を報告しておかないわけにはいきませんから。
正直、時間がかかりすぎたのは事実。でも、仏教関連の書籍は100冊以上は読んだはずです。それなりに仏教に詳しくなりましたから(笑)。もう、現状、これ以上書けません。これで「ダメ」って言われたら仕方ありません。もう1年本学の学生を続けるつもりです。
ようやく、一段落でき、最後のレポートに取り組むことができることがうれしいですね。
で、ようやく完成・・・かなり疲弊しています。結局、現時点での文字数は26,624字となりました。指導教官の先生には、本当に申し訳ないのですが、現状のまま、一度、送信させていただくととしました。本当に、本当に、本当に申し訳なく思っております。
なんせ、「清書論文提出許可願」を出すのが12月10日となっており、もう2週間を切ってしまいました。その前に、一度、先生に現状を報告しておかないわけにはいきませんから。
正直、時間がかかりすぎたのは事実。でも、仏教関連の書籍は100冊以上は読んだはずです。それなりに仏教に詳しくなりましたから(笑)。もう、現状、これ以上書けません。これで「ダメ」って言われたら仕方ありません。もう1年本学の学生を続けるつもりです。
ようやく、一段落でき、最後のレポートに取り組むことができることがうれしいですね。
今日、胃の内視鏡検査を受けてきた。
残念ながら、胃にポリープがあった。そして、組織を採取して検査することとなった。逆流性食道炎は治ったものの、慢性胃炎と穿孔ヘルニアも発見された。本当、胃が悪くて仕方がない・・・
採取したポリープの検査結果は2~3週間後。どのような結果であろうと、済々と受け入れるしかないのだから。
残念ながら、胃にポリープがあった。そして、組織を採取して検査することとなった。逆流性食道炎は治ったものの、慢性胃炎と穿孔ヘルニアも発見された。本当、胃が悪くて仕方がない・・・
採取したポリープの検査結果は2~3週間後。どのような結果であろうと、済々と受け入れるしかないのだから。
最後の第6章を除いて校正が終了しました。
で、現状23,777字となっています。結果、着地は26,000字ぐらいになるのかな・・・
で、現状23,777字となっています。結果、着地は26,000字ぐらいになるのかな・・・
5時から起きて、論文を修正している・・・
でも、そろそろ出社の時間である。まだ、第6章が完成していないものの、現在23,276字と文字数は膨らみつつある。今日、帰宅してから、なんとか頑張って、完成をめざすこととしたい。
でも、そろそろ出社の時間である。まだ、第6章が完成していないものの、現在23,276字と文字数は膨らみつつある。今日、帰宅してから、なんとか頑張って、完成をめざすこととしたい。
なんとか、第5章を完成させ、残すところは第6章「今後の課題」のみとなった。
で、文字数をカウントすると36ページで22,563字となっている。思いのほか、第5章で文字数が伸びなかった・・・でも、最低限のノルマともいえる2万字は突破しており、なんとか完成まで持っていけそうな気がしてきた。
でも、もう今日は打てない・・・ひとまず眠ることといたします。
おやすみなさい。
第5章に突入し、第1節を書ききりました。
意外と文字数は伸びておらず、このままだと、目標の3万字に届くか微妙な状態です。しかし、最低限必要な文字数は2万字。残すところ163字なので、これは余裕でクリアできそうです。
0時までには2万字に到達できそうですね。
意外と文字数は伸びておらず、このままだと、目標の3万字に届くか微妙な状態です。しかし、最低限必要な文字数は2万字。残すところ163字なので、これは余裕でクリアできそうです。
0時までには2万字に到達できそうですね。
第4章第3節が終わった段階で約19,000字弱・・・
ページ数は29ページ。ちょっと、コーヒーでも飲んでブレイクしよう。
ページ数は29ページ。ちょっと、コーヒーでも飲んでブレイクしよう。