京都の街も大文字の送り火が終わって日常が戻ってきました・・・
本来なら今日~24日にかけて地蔵盆が行われますが、我が町内はコロナ禍で今年も中止になって残念!
夏の後半になると花々が中々見られなくなっている季節、唯一?咲いている百日紅を求めて京都御所の南西にある
九條家の遺構「拾翠亭」を訪れました。(一般公開は木、金、土曜日)
境内の静かな緑の佇まいの中に、赤い百日紅が咲いており、建物の二階から眺望したり、お庭を散策して
楽しみました・・・
2022.8.20 拾翠亭 庭園内「四阿」
庭の「四阿」から百日紅を眺める・・・
二階座敷から北、東、南の三方が眺望できるビユーポイント
百日紅越しに九条池に架かる高倉橋を眺望・・・
欄干と御簾越しに百日紅を眺望・・・
一階の広間
庭からの風景はステキ・・・
拾翠亭の入り口
この建物は、江戸後期に当時の五摂家の一つである九条家の別邸として茶会や歌会として
使用されていた数寄屋風の書院造りで、貴族的な優美な外観を呈しているとあります!
「拾翠」の名前は、緑の草花を拾い集めると言う意味が込められており、その昔平安時代に
貴族の方々がのどかな春の日に野辺に出て草花を摘んで楽しんだ慣わしに因んでいるとか。
また、翠は緑の美しいカワセミと言う意味があり、買って、この池で数多くのカワセミが
飛来したとかで、「拾翠」と名付けられてとパンフレットにあります・・・
九条池の高倉橋から「拾翠亭」を望む・・・