写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

ウトロ港で鮭の陸揚げを見学

2020年09月14日 | 車旅紀行
鮭の水揚げ量が日本一の斜里町であるが、その中の漁港で一番の水揚げ量を誇るウトロ港。
その陸揚げを鮭テラスから見学した。


横付けされた漁船の船倉から大きなタモで掬いクレーンで引き上げ、ステンレスで作られた大きな受け皿に開ける。


一度に100匹以上の鮭がタモから放たれ広がる様子は中々豪快である。


中には鮭以外にブリ、エイ(丸印)等が混じっており、分別する。


真上からの全景で、鮭以外の魚を仕分けしそれぞれのタンク(丸印)に入れる。


残った鮭が残り少なくなると船倉の水を抜き、最後は人手で掴んでタモに入れる。


終わると待機していた次の漁船が横付けされ、同じように陸揚げ作業が始まる。
陸揚げ作業が終わった漁船は2回目の水揚げに向けて直ぐに出港する。


隣接する広場では定置網用のロープや網の手入れ作業を行っていた。


定置網で水揚げする人。
漁港で横付けされた船上ではタモで鮭を掬う人、タモを持ち上げるクレーンを操作する人。
受け皿に陸揚げされたサケ仕分けする人。
その鮭をタンクに溜め、ホークリフトで運ぶ人。
鮭をオス・メス、10000匹に1~2匹しかいないシロサケで未成熟の鮭児(けいじ)を選ぶ人・・・etc。
分業体制でキビキビ働いている姿は、動きがスムーズで美しい。

鮭テラスには「うろとの鮭」に関する掲示板が沢山掲示され、紹介されている。


これを読みながら見学すると勉強になる。

.風景写真

四季の風景写真