写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

ヤマブドウジュース作り

2020年09月22日 | 車旅紀行
目覚めると外は雨だった。
テレビの天気予報も雨模様と告げている。
そこで昨日採った山ブドウからジュースを作る事にした。
房から取り外した実が入ったポリ容器。


それを鍋に入れマッシャーで潰す。
すると皮が破れ種が飛び出し濃い紫色の果汁がこぼれだす。


これに砂糖を加えビニール袋で2~3週間保管するとブドウに付いている天然酵母菌で発酵が進む。
それを濾せばワインになってしまい、違法になる。
ジュースにするにはマッシャーで押しつぶした後、直ぐに布で濾して果汁を取り出す。
この原液の果汁は酸味が強すぎるので、砂糖を加え自分好みの甘さに調える。
このまま放置すると、やはり発酵が進みワインになってしまう。
ジュースにするには発酵しないよう酵母菌を殺す必要が有る。
搾った果汁を鍋で80℃弱に加熱すると酵母菌は死んでしまう。
冷ましてペットボトルに入れると山ブドウジュースの出来上がりである。
約2リットル作る事が出来た。
これを牛乳で割るとブドウの酸で牛乳が凝固し、飲むヨーグルトの様な味わいで凄く美味しい。


紅葉の進みが遅く時間つぶしが必要だが、天気も悪く渓流釣りもできない。
時間つぶしには釣りが一番と、釣り情報を求めて移動する事にした。
走っていると雨が止んで晴れ間が出たかと思うと雨が降ったり、モザイク模様の天気だった。
テンサイ以外の作物は殆ど収穫され、農地が剥き出しで味気ない風景が続いている。
暗く淋しい畑では、収穫した玉ネギがコンテナに入れられている。


地味な色合いのテンサイ畑。


その様な中でキガラシ畑を見つけ、思わず車を止めた。


明るい色合いのキガラシを見つけると、平凡な風景でもカメラで納めたくなる。



.風景写真

四季の風景写真