写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

北海道から東北へ・気まま旅 51日目(初飛行ならず)

2016年10月10日 | 車旅紀行
仙台・泉ヶ岳キャンプ場の朝の天気は良い。
今日は隣接するスキー場でパラグライダーの初飛行を行う日です。
と言っても経験のない私達夫婦が単独で飛べる訳もなく、インストラクターとのタンデム飛行です。
この飛行を計画し、セットしてくれたのは義姉です。
驚くことは、彼女は70歳を過ぎてからパラグライダーに挑戦したのです。
他にも和太鼓、卓球、ハープに挑戦するなど、大変アクティブな女性です。
パラグライダー教室の事務所が開くのを待ち、講師に今日はフライト出来るか尋ねると、可能性が低いとつれない返事が帰ってきた。
天気が良いだけでなく、風向きと風の強さが適切でないと飛べないと言う。
風向を判断する吹き流しを見るとテイクオフする頂上から麓に向かって吹いている。
これでは飛べない、風向きが変わるまで待つしかない。
その間、麓では新しいパラグライダーのテストをしていた。
キャノピーが早く立ち上がるか、あるいは浮力は、操作性は、安定性は・・・・!?










いとも簡単に立ち上がりフワッと浮き、数十メートル飛行し、スムーズに着地する。
実際の飛行は遠くに見える離陸場からこの着地ポイントに向かって、ターンを繰り返しながら飛行する。
私達の気持ちはすっかり大空を飛んでいる。


午後3時ころまで待ったが、風向きは変わらない。
今回の初飛行は諦め、帰路につくことにした。


北海道から東北へ・気まま旅 50日目(初めての食味)

2016年10月09日 | 車旅紀行
道の駅・上品の郷の朝は小雨が降っていた。
今日は仙台に向けて移動し、家内の義姉と昼食を一緒に戴いた。
手打ちの新蕎麦を戴いたが、初めての食味だった。
キノコがたっぷり入り、とろみがついた汁に漬けて食べるのです。
腰のしっかりした麺に絡みつき、キノコの出汁と香、蕎麦の饗宴で、大変美味しかった。


近くのスキー場を覗くとゲレンデが掘り返されていた。
北海道の公園ではカラスが芝を掘り返していたが、ここではイノシシが掘っている。
野生動物の生き残りをかけた行動に、驚きよりも凄さを感じた。


その後、先日拾った山栗を燻製作りの鍋を使って焼き栗作りに初挑戦。
燻製用のチップを入れないで、ガスコンロで蒸し焼きにする事30分。


ヒビが入ったように見えるのは、食べる時に皮が剥き易いよう皮に傷を付けているためです。


粒が小さかったためか少し焼き過ぎた感じで、美味しくできたとは言えない。
これも初めての食味でした。



北海道から東北へ・気まま旅 49日目(ご縁)

2016年10月08日 | 車旅紀行
昨日の夕方「道の駅・十文字」で嬉しい出会いが有りました。
到着して車外に出ると、私達と同年齢と思われる女性が声を掛けて来ました。
「私もこの様な車で旅をしてみたいとおもっているのよ」
「あなた達のように実現している方は良いですね!」
「何日目ですか?」
「何処を周られたのですか?」と矢継ぎ早に質問された。
それらの質問に応えると「いいわねぇー」でひとしきりの会話が終わりお別れしたのです。
その後、車の中で過ごしていると、その女性がフロントガラスをノックし手を振っている。
外に出ると「今回の出会いも何かのご縁ですから、記念にこれを差し上げます。」と渡されたのが手作りの飾り物でした。
聞くと、道の駅に納めて売っているとの事。


車旅をしていると地元の方たちと、思わぬ出会いが有り、親切にして貰う事が多い。
それが縁でお付き合いが始まり、未だに続いている方もいます。
新しい「ご縁」が生まれるのも車旅の楽しみの一つでもあります。

今朝の「道の駅・十文字」は夜半から降り始めた雨が止むことなく降り続いていた。
今日の天気予報では終日雨。
予定していた栗駒山登頂は中止し、石巻に向かった。
夕方P泊地に到着すると駐車場は満杯だった。
温泉が併設されており元々人気のある道の駅ですが、3連休の初日で混雑している。





北海道から東北へ・気まま旅 48日目(乳頭温泉郷)

2016年10月07日 | 車旅紀行
乳頭温泉郷のアルパこまくさの朝は5.6℃と寒かった。
ここはお気に入りの温泉で、近くに来た時は必ず立ち寄っている。
今朝は温泉郷の一番奥にある黒湯に入った。
茅葺屋根の建物が残るひなびた秘湯である。


受付で男女別々と混浴の二種類があり、源泉が違うので両方に入るよう勧められた。
家内は男女別風呂に


私は混浴に向かった。


入り口を入ると脱衣場は別々になっているが、その先は仕切りが無く小さな内湯が有る。


隣接して打たせ湯が有り、丸太のいすが備えられ、それに座って流れ落ちる湯を体に当てるようになっている。
内湯から露天風呂、打たせ湯に通じる入口は一つで、男女一緒である。
内湯も露天風呂も2m四方と狭く湯温は39℃と温い。
浴槽には温度計が設置されていて、湯温が分かる。
長く入っていてものぼせる事がないので、ゆっくりとコミュニケーション出来るよう配慮されている?


私が入った時は先客は誰も居なく、浴槽を独り占め。
湯から上がり着衣して外に出ると、連れが居ない一人のご婦人に尋ねられた「脱衣場も一緒ですか?」
「いや、脱衣場は別々です。その先は全て一緒です。」更に一言、「今は誰も居なく、貸し切りで入れますよ」と伝えると、「よかった」と言ったが、なんとなくがっかりしているような響きが感じられた!?
私は後ろ髪をひかれながら男女別湯に向かった(笑)
造りは混浴と同じで内湯、露天、打たせ湯が有り、浴槽の大きさも同じで、違うのは温泉の温度が42℃と少し高くなっている。
源泉温度が52℃と高く加水して温度調節はしているが、源泉かけ流しである。
温泉の色は少し青みが入った乳白色で、これぞ温泉と感じる。
湯元はこの様になっています。


温泉を出た後、コーヒーに味噌きりたんぽを戴きゆったりと過ごす。


その後、栗拾いをしながら横手方面に向かった。






北海道から東北へ・気まま旅 47日目(八幡平)

2016年10月06日 | 車旅紀行
何時もは数台しかP泊していない「道の駅・かづの」ですが、四方を建物に囲まれ台風からの強風を遮ってくれる為
、昨夜は満車状態だった。


今日は秋田八幡平を散策した。
途中、紅葉が始まったばかりの大沼公園に立ち寄った。


沼を一周し紅葉が進む木々の変化を楽しんだ。


荒涼とした地面から湯けむりが立ち上る後生掛温泉に立ち寄り


名物の黒たまごをゲット。


紅葉に包まれた山麓から湯けむり上がる蒸けの湯では温泉に入った。


野天風呂は以前入った事があり、今日は建屋の中にある半露天風呂に入った。
白濁したお湯は温めで紅葉を眺めながらゆっくり入れます。


こちらが内湯で、洗い場に蛇口は無く大きな丸木舟があり温泉で満たされており、かけ湯に使う。


野天風呂は山の斜面から吹き出す源泉を引き込み、脱衣場以外の建物は無い、フルオープンである。
浴槽には濁り湯が満たされ野趣味溢れる野天風呂、一度は入る価値が有る。


混浴もあり、入り口は別々で脱衣場は見えないようになっているが、外からはこの様に丸見えである。
女性が明るい昼間に入るには勇気がいる。


葦で囲った小屋があるが、これはオンドルと言う岩盤浴のようなものだ。


まさに秘湯の趣は十分である。

山頂近くは霧で何も見えない。




.風景写真

四季の風景写真