写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

再度の鮭釣り・3日目 今日で納竿

2020年09月25日 | 車旅紀行
釣れても釣れなくても今年の鮭釣りは今日で納竿すると決めて竿を出した。
昨日同様ベタ凪の海、静かに明けて行く。


周りで誰も釣れていないと、今日もダメかと後ろ向きになるが、しばらくして近くでアタリが有り希望が湧いてきた。
竿を振り続けていると、私にアタリが来た。
強い引きに手ごたえを感じ格闘していると、隣の方がタモを出してくれた。
銀ピカとは言えないまでも、そこそこ綺麗な大きなオスだった。
未だ太陽が昇る前だった。
続いてまたアタリが有ったが、これはバラシてしまった。
まだ来ていない重役出勤の家内に釣れた旨をLINEで連絡し、早く来て竿を出すよう促した。
家内が来て間もなく3度目のアタリが有り、釣り上げると可愛いメスだった。
漸く待望のメスが釣れた。
ここで珍しい気象現象に遭遇。
太陽の周りに虹色の輪「ハロ」が出現。
釣り人と「ハロ」の共演だけでなく鳥の飛び入りもあり、面白い写真が撮れた。


その後、私も家内もアタリは無く、時間だけが過ぎて行った。
8時ころになると向かい風が強くなり、波も高くなってきた。
その為、竿を上げ今年の鮭釣りを終わる事にした。
最後にオス(76cm・4.8kg)、メス(68cm・3.9kg)の2匹を釣り上げ、気持ち良く締めくくる事が出来た。


後始末をして一先ず摩周温泉に向けて移動。


再度の鮭釣り・2日目

2020年09月24日 | 車旅紀行
3時半起床、4時過ぎには釣り場に入り夜明けを待つ。
明るくなり始めるとスタート。
この景色は何時も変わらない。


右を向くと斜里岳のシルエットが美しい。
これもすっかり見慣れた風景になってしまった。


違うのは海の風景だった。
今日は風も波も無く、ベタ凪だった。
ここで何回も釣りをしているが、ここまで凪いでいる海は初めてだった。


荒れている方がよく釣れると言われており、今日はあまり期待できない。
その不安が的中。
一番釣れる時間帯になってもほとんど当たりの声を聴かない。
しばらくして離れた場所で1本ヒット。
その後も低調な状況は変わらず、釣り場全体で10本行かない状態が続いたので、8時前に切り上げた。
今日はのんびり過ごす事にした。


再度の鮭釣り

2020年09月23日 | 車旅紀行
紅葉迄の時間つぶしに再度鮭釣りに挑戦する事にした。
昨日の夕方、先日の釣り場に到着、駐車場でP泊。
ここ3日間は強風と大波で、一時防波堤の上を洗い流す荒れようだったそうだ。
中には竿やタモなど、全てを波で流されてしまった人もいるという。
でも、今朝は風も無く穏やかな夜明けになった。
夜明けと共に釣り始める何時もの景色である。


一番釣れる時間帯になっても偶にしか釣れない。
しかも、釣れるのは何時ものように一部の場所だけである。
太陽が高くなるにつれて竿を上げ、横になり眠る人もいる。


この人も釣れていないのだろう。
気温も上がり、横になると気持ちよさそうだ。


椅子にもたれ掛かり眠る人もいる。


その様な中で諦めずに竿を振っていると、私にアタリが有りオスを釣り上げた。
ほどなく家内にもアタリが来たが、残念なことにタモに入れる前にバラシてしまった。
大部分がボースの中で、強い引きを楽しめただけ良かったと思う事にした。
しばらくして私に再度のアタリが有った。
2匹目のオスを釣り上げる事が出来た。
周りの状況を考えると上出来である。
再挑戦した甲斐が有った。
2匹とも70cm以上あり、重さも4kg以上の銀ピカで綺麗だった。


釣っている私達の前を漁船が、沖の定置網から鮭を積んで港に帰ってきた。
沈むのではと心配するほど、喫水線ぎりぎり迄満載にして帰ってくる。


我々は横目でそれを見ながら一匹の鮭を釣る為、何度も竿を振っている。
明日も釣り場は100数十人の釣り人で賑わうことだろう。



ヤマブドウジュース作り

2020年09月22日 | 車旅紀行
目覚めると外は雨だった。
テレビの天気予報も雨模様と告げている。
そこで昨日採った山ブドウからジュースを作る事にした。
房から取り外した実が入ったポリ容器。


それを鍋に入れマッシャーで潰す。
すると皮が破れ種が飛び出し濃い紫色の果汁がこぼれだす。


これに砂糖を加えビニール袋で2~3週間保管するとブドウに付いている天然酵母菌で発酵が進む。
それを濾せばワインになってしまい、違法になる。
ジュースにするにはマッシャーで押しつぶした後、直ぐに布で濾して果汁を取り出す。
この原液の果汁は酸味が強すぎるので、砂糖を加え自分好みの甘さに調える。
このまま放置すると、やはり発酵が進みワインになってしまう。
ジュースにするには発酵しないよう酵母菌を殺す必要が有る。
搾った果汁を鍋で80℃弱に加熱すると酵母菌は死んでしまう。
冷ましてペットボトルに入れると山ブドウジュースの出来上がりである。
約2リットル作る事が出来た。
これを牛乳で割るとブドウの酸で牛乳が凝固し、飲むヨーグルトの様な味わいで凄く美味しい。


紅葉の進みが遅く時間つぶしが必要だが、天気も悪く渓流釣りもできない。
時間つぶしには釣りが一番と、釣り情報を求めて移動する事にした。
走っていると雨が止んで晴れ間が出たかと思うと雨が降ったり、モザイク模様の天気だった。
テンサイ以外の作物は殆ど収穫され、農地が剥き出しで味気ない風景が続いている。
暗く淋しい畑では、収穫した玉ネギがコンテナに入れられている。


地味な色合いのテンサイ畑。


その様な中でキガラシ畑を見つけ、思わず車を止めた。


明るい色合いのキガラシを見つけると、平凡な風景でもカメラで納めたくなる。



山ブドウ狩り

2020年09月21日 | 車旅紀行
昨夜、美瑛では霧が濃くなり幻想的な夜になった。
霧がかかると良い写真が撮れるポイントがある。
ところが夜が明けると霧は消えていた。
期待通りいかない気象に振り回された記憶が蘇り懐かしかった。


高原沼の紅葉は諦めたが紅葉全てを諦めたわけでは無く、木々が色づくのを少し待つ事にした。
そこで、今日は渓流釣りでもしようと出かけた。
地元の方に教わった林道を走り、目的の場所に到着。
車を止めたすぐ脇の雑木林に、山ブドウの木が有った。
覗くと、しっかり実が付いていた。


渓流釣りは止め,急遽山ブドウ狩りに変更、山ぶどうジュースを作る事にした。
2本の山ブドウの木から結構な量がとれた。
それを車の中で、房から一粒ずつ取る作業を行った。


マッシャーで潰し砂糖を5%~10%加える。
これをビニール袋に入れ放置すると、山ブドウに付いている天然酵母菌で発酵しワインになり違法になる。
発酵する前に布で濾して加熱すれば、酵母菌は死んで山ぶどうジュースが出来上がる。




.風景写真

四季の風景写真