神渡 良平さんの講述から。
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ニューヨーク州立大学の病院の壁に書き残されていた、ある患者さんの詩だそうです。
大きな仕事をなし遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに
謙虚を学ぶようにと弱さを授かった
より偉大なことができるようにと健康を求めたのに
より良きことができるようにと病弱を与えられた
幸せになろうとして冨を求めたのに
賢明であるようにと貧困を授かった
世の人の称賛を得ようとして成功を求めたのに
得意にならないようにと失敗を授かった
求めた物は一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた
神の意に添わぬ者であるにもかかわらず
心の中で言い表せないものは全て叶えられた
私はあらゆる人の中で
最も豊かに祝福されていたのだ
この詩に出合って霊感に打たれたという神渡さんは、「ものごとを真っ正面から受け止め、そのことを通して天は私に何を語ろうとしていらっしゃるのか、心の耳を澄まして聞き入ったとき、『大丈夫だよ、何も心配することないよ』 という天の声が聞こえてきて、そこから揺るぎのない大きな心境が開けてくるのではないでしょうか」 と述べています。
「いま何をしなければいけないのか、私たちは心の深いところで、本当は全部知っているのです。 ただ自覚していないだけです。 だから一人静かに座り、内なる声に耳を傾けたときに、そこから私たちに真理が響いてくるのです。 するともう右顧左眄することなく、どっしりと構えて、『私は今生の人生で、これだけのことは達成しておこう』 という決意が生まれてくるのです。 人間は素晴らしいものです。 私たちが考えているより何倍も奥深く偉大な存在なのです」 と続けられております。
願ったことと与えられたことは違ったけれども、天によって気づかされた。 そのおかげで 「最も豊かに祝福されていたのだ」 と感じる心。 瞑想によって、その心を得ることを 『天のメッセージに耳を傾けよう』 と題して講演されました。 平成十三年三月のことです。
この内容を講述した冊子で、「新星電機こころの文庫」 の第七集にあたります。 同社の大下社長に頂いて読む機会を得ました。 心より御礼申し上げます。
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