丸山くんの受賞記念パーティは、同期が中心になって、南陵会で開こうという話を、させて頂きました。
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誰と話したかって? そりゃぁ、当日、来賓で参加して頂いた 敬愛する 小田先輩と、ですよ。
50年近くなる八幡南高校でも、卒業生が こげな大層な賞ば貰うとは初めてやからね。 是非、南陵会で祝ってあげたか。
というか。 そう。 何でもいいから、理由を見付けて呑みたい、ということでしょうね。
丸山くんは、高校生の頃から話が面白くて有名でした。 当時は、3年生の卒業に 『予餞会』 を行っていました。
場所は市民会館。 大きなステージです。 殆どの出場者はバンドを組んでいます。
その中で、丸山くんは一人で舞台に立ち、話を始めました。 そう。 話なのです。 面白おかしい表現の中にも、巣立って行く先輩を送る感動的な話でした。
40年近く経過して、話の内容は ち~っとも覚えていませんが、ただ感動したことは記憶しています。
丸山って、たいした奴やなぁ。 一人で普通に話をして、それで人を感動させるんやからな。
自分たちが3年生になって。 丸山くんと二人で 学校を抜け出したことがあります。 目的もなく、何をするでもなく、二人で上津役の界隈を歩き廻ったのです。
その動機も何も覚えていませんが、たぶん二人だけで話をしたかったのでしょう。
他愛のない、しかし当人にとっては大切な何かを 互いに聴きながら彷徨していました。 ちょうど今頃のように陽射しが眩しい季節。 送電線の土台に寝転がって 話をしながら、僕達の眼に映っていたのは真っ青なキャンバスでした。 どんな画を描くようになるのかと思って眺めていたのでしょう。
丸山くんは、私に そんな気持ちを起こさせる 唯一の友人でした。 私の周りには、他の誰も そんな気持ちにさせる友人は居なかったのです。 少女のような 不思議な感受性を持った学友でした。
あ。 断っておきますが、実物に会うと 驚きますよ。 私の文章とのギャップが あまりに大きいです。 何しろ風貌が 常人離れしていますからね。
同窓会の話題は、当日の E口くんの言葉で締めます。
「出版した後で 丸山のサイン会をしたら、来た人が丸山を見て 驚いて失望するばい。 誰か、見映えの良い奴を代わりに座らせとこう。 渡邊、お前が丸山みたいな顔してサイン会してやれ」
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