コメントに 触発(?)されて、『名人伝』 を読みました。
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告白すれば、私は 夭逝した高名な作家の作品を、『山月記』 以外で初めて読んだのです。 恐らくは、丸山天寿くんは、読書不足の私が無知なままで生涯を終えることのないよう 気遣って、中島敦のことを書いてくれたのに違いありません。
ついでに言えば、高校時代の部活では 弓道部に所属していました。 このことは 丸山くんの 記憶には、無いであろう。 体育系クラブの部員らしからぬ言動やったもんね、俺は。
さて。
講談社から 書留が届きました。 瞬間、拙いブログで 『琅邪の鬼』 の宣伝をしている謝礼でも届いたかと思いましたよ。 さすが講談社やなぁ、太っ腹や、と。
もちろん、そんなことは全く無くて、同社の 「週刊現代」 賞品部からでした。
以前 応募していた クイズに当選して、賞品として現金が送られてきたのです。 私が解くといえば、『数独』 しかありません。 きっと、出張の車中で、暇に任せて 「週刊現代」 の数独を解いて 応募したのでしょう。
当たるもんやねぇ。 呟きながら 開封すれば、5千円札が一枚。 たぶん、「正解者の中から、抽選で 5千円を10名様に」 とかいう感じだったのではないかと 朧気な記憶が…
E口くんからは、「丸山くんの本を預かって 手売りして」 とのコメントを頂いております。 優しい友です。 不肖 私も、講談社のため、ついでに 丸山天寿くんのために 『琅邪の鬼』 を頑張って手売りするぞ、という気になりました。 書留を開封したときは。
それなのに。 いまでは、講談社のために頑張ろうという気持ちが すっかり薄れています。
薄れた理由は?
賞金の5千円は、横から 書留封筒の開封を見ていた家人の手に 速やかに移動し、もはや 私の人知の及ばない 遠い所に行ってしまったから、でした。
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