畏友、丸山天寿 くんの新刊が出ています。
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昨年 11月下旬に発行されていますから、話題にするには遅いのですが、少しだけ事情があります。
丸山天寿くんは、福岡県立 八幡南高等学校 の同級生です。 これで4冊目の発行となりました。 今回は初のハードカバーです。
もちろん、これも高校同級生の 敬愛するE口くんは、発行と同時に(例の如く)30冊購入していました。 この中から、昨年の 『同窓会打合せ』(実は E口くんの30周年祝賀会)に持参してきました。 目的は 一つ、参加者全員に購入させるため。
1冊だけ足りなかったので、最も E口くんと 会う機会の多い私が遠慮しました。 ところが、そういうときに限って会ったのは年明けでした。
途中、新刊が書店に積まれているのを見ましたが、購入は控えていました。 E口くんの在庫を減らすのと、著者サイン入り本を入手するためです。 これが、少しだけの事情です。
もっとも、著者の丸山天寿くんにすれば、「書店と両方で買わんかい!」 と言いたいところでしょうね。 その期待には応えず 書店では購入しなかったけど、周りの本を少し押しやって、積まれていた君の本の陳列面積は増やしておいたので、それで勘弁して頂きたい。
さて。 前述の如く、今回は ハードカバー。 価格もハードカバー価格。 私どものような コアの丸山天寿ファンは、必ず購入します。
もちろんですよ。 丸山天寿くんの本であれば、絶対に購入します。 その本が 丸山天寿くんのポートレート集でない限りはね。
中には、サイン本が欲しくて E口くんに依頼して 2冊 も宅配便で送らせた M尾さんのような奇特な方も いらっしゃいます。 M枝くんのように、祝賀会に出席したら 訳もわからず財布から金を出さざるを得なかった可哀そうな方も いらっしゃいます。
いずれにしても、私の周囲を見る限りにおいて、今回はハードカバーで出版した講談社の戦略は、大当たりであります。
あ。 ここまで記して、作品名を書いていなかったのに気付きました
書名は、『邯鄲の誓』(かんたんのちかい)と言います。
構成は 3部から成っています。
最終部の標題が、書名とまったく同じ 『邯鄲の誓』 となっているのに、読み方は “かんたんのゆめ” とルビが ふられています。
『誓』 を 「ゆめ」 と読ませるのは、何故やろう?
一度 著者に尋ねてみたいものです。 いや。 丸山天寿くんのことですから、もしも読者に対して ナゾを出しているのだとすれば、きっと教えてくれないでしょうね。
念のため手元の広辞苑で引いてみました。 『誓』 には、「ゆめ」にあたるような意味は見当たりません。 今度は 『夢』 を引くと、意味の一つに 「将来実現したい願い」 とあります。 願いが強く永続的であれば 『誓』 となるのでしょうか?
あるいは、故事の 『邯鄲の夢』 より 「栄枯盛衰の はかなさ」 に掛けて、続編の布石と しているのか ・・・?
実は校正ミスだった、というオチが 私的には楽しいのですが
書店で、『邯鄲の誓』 を見つけたら、迷うことなく 購入されてくださいね
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