子供との会話の途中で。
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「さっき、6時前10分に ・・・ 」 と子供が 言ったのを聞いて思いました。 『うん、しっかり方言が身に付いてるな』
以前、学生時代から 通算して30年以上 北九州市に住んでいるという佐賀県出身の方が言いました。
「北九州に長いけ、もう、言葉は すっかり北九州っちゃ」
そう聞いて、私が質問。 「5時50分のことを 『6時』 ば使うて言い換えると 何て言うね?」
回答は。 「6時10分前!」
そこに居た全員が 首を横に振りました。
「えぇっ! 何で?」
それはね、こっちの人間はね、『6時前10分』 って言うんよ。
標準的には、もちろん 『6時10分前』 さ。 だって、北九州以外で、『6時 “前” 10分』 なんて言う人は 殆ど見たことないから。
ここからは私見です。 自分の原体験として、幼かった頃に 大人との間で(たぶん)こんな会話がありました。
「いま、何時や?」 と 聞かれた 私。 「6時20分 前 」
「なに!! もう6時過ぎとぉんかい? いかん!」
で、その大人は 自分で時計を見て、5時40分なのを知り こう言います。 「お前なぁ、前か過ぎか 先に言わんかい!!」
極度に短気なんですね、八幡の人間は。 『6時20分前』 と言われたら、『6時20分』 までしか聞いていないのでしょう。 きっと。 だから、いきおい 『6時前』 と言うようになるのです。
こうして、子どもには 方言が刷り込まれていきます。
と、これは 言うまでも無く 私の勝手な推論です
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