近所に一人で住む、ご高齢の女性の方。 今日も お稽古事に外出される姿をお見受けしました。 生き生きとされて、本当に お元気です。
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つい数年前までは、こうではありませんでした。 当時は ご夫婦世帯。 ご主人は かなり気難しそうな方で、家に居ることが多く、たまの外出時は、いつも この女性(奥様)が付き添っていました。
家事などに加えて、ご主人の世話が大変だそうです。 「だから、一人で長く外出することが出来ないのよ」 と、うちの家内にコボすことも あったそうです。
それが。
ご主人が逝去されて、生活が一変したようです。 解放されたように 外出することが多くなりました。 お稽古の友人と一緒に楽しそうに談笑する姿も お見受けします。 本当に元気ですね
さて。
思わず、ご主人というか 『男性』 というものについて考えさせられます。
家族を守り、何人も 子供を育てることが出来たのは、たしかに男性の働きでもたらされた収入によるものでしょう。 ところが、リタイアすると、奥さんの手を煩わせるだけの存在になっているのでは?
若い頃に一所懸命働いてきたから、妻が自分の世話をするのは当たり前。 退職後についても同様である。 養ってきた妻が ずっと自分の世話をするのは当然至極のことなのだ。
もちろん、夫婦間の出来事ですから、それで幸せだと奥様が考えているなら、結構なことです。
ただ、私は次のように考えます。
現役時代の働きによって 老後の保証と成り得るのは 蓄えや年金であって、一つの人格である奥さんは異なるのではないかな。 幸せで充実した生活の追及は、誰もが望むものでしょう。 誰であろうと、その望みを妨害すべきではないのでは、と。
夫婦が どちらも好き勝手にする、と言うのとは違います。 何にでも 程度はあります。 その 『程度』 という尺度も、夫婦により異なるから、一概には言えませんね。 でも、『程度』 をわきまえて考え行動し許容することが とっても大切だと考えるのです。
その根底は、互いを尊重することなのではないかな、と。
私が 生計を得るための仕事をリタイアしてしまうのは、そんなに遠い将来のことでは ないでしょう。
でも、自分自身に 『張り』 を持てるような 『働き』 は いつまでも続けたいと思っています。
最後に、私の持論を。
私は 女性が好きです。 そして、オバちゃんは大嫌いです。 世の中には、五十代・六十代の女性が たくさん居ます。 同様に、二十代・三十代でもオバちゃんは たくさん居るのです。
女性とオバちゃんとの差は、見てくれでも お化粧でもありません。 女性であることの 気の 『張り』 だと感じています。
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