マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

チンギス・ハン ③

2008年06月19日 | 喜働

安いのはマトンだけではありません。

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バックパッカー仲間が集まり一緒に食事をという話になれば、やはりカレーやシチューが人気メニュー。

買い出しに行けばジャガイモはトロ箱に一杯入って100円! 驚きますよね。 「買ったぁ!」 と百円硬貨を置いて持って行こうとしたら。 「兄ちゃん、兄ちゃん」 と呼び止められます。 「えっ?」 と振り向くと、「トロ箱は二百円」 要りまへんがな、トロ箱は。 中身だけください。

実は、ジャガイモは買わなくても田舎道を歩いていると 「持っていかんね」 と声を掛けてくれます。 あるときは漁村で捕れたばかりのイカを貰いました。 どうすることも出来ずに、リュックに結わえて半日歩いたら程よく干物に。 その夜の飲み代は、この干物のおかげで無料に。

ヒッチハイクも、慣れてくると要領を掴んできます。 路肩で手を挙げても、まず無理。 たまに止まってくれても行き先が違います。

では、どうすれば? ドライブ・インに行って、希望地のナンバープレートのトラックを探します。 で、ドライバーが戻ってきたら、同乗のお願い。 もともと人畜無害の顔をしているので、あまり警戒されることもなく乗せてくれます。

こうして、四十数台を乗り継ぎました。 ノートに日付と区間などをメモしていたので覚えています。 もっとも、ノートはどこに行ったか不明ですが。

向こうで知り合いになった東京の学生と一緒に野付半島から標津までヒッチハイクさせてもらったときの話。 乗せてくれた人と、すっかり車中で仲良くなって盛り上がりました。 「家に泊まっていかんね」 優しい言葉にノコノコ上がりこんで宴会バージョン。 飲んで歌っていると、どうも奥さんの様子がおかしい。 「つかぬことを伺いますが。結婚されて長いんですか?」 「結婚式が一昨日。新婚旅行は来月に行くんよ」 「!!!…」 すっかり酔いも醒め、「では、これで」 と結局は二人で野宿。

それにしても北海道の人たちには良くしてもらいました。 優しい人ばかり。 だけど、その人たちには二度と会えない。 御礼も出来ない。

せめて、と。 京都に戻った私は、観光で京都を訪れた人たちには親切にすると決めました。 本当にしたのかって? 本当です。 今でも観光客には優しいですよ。

チンギス・ハンとは全く関係の無い話になってしまいましたが。

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