マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

同窓会にて ②

2010年05月16日 | 喜働

丸山くんの受賞記念パーティは、同期が中心になって、南陵会で開こうという話を、させて頂きました。

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誰と話したかって? そりゃぁ、当日、来賓で参加して頂いた 敬愛する 小田先輩と、ですよ。

50年近くなる八幡南高校でも、卒業生が こげな大層な賞ば貰うとは初めてやからね。 是非、南陵会で祝ってあげたか。

というか。 そう。 何でもいいから、理由を見付けて呑みたい、ということでしょうね。

丸山くんは、高校生の頃から話が面白くて有名でした。 当時は、3年生の卒業に 『予餞会』 を行っていました。

場所は市民会館。 大きなステージです。 殆どの出場者はバンドを組んでいます。

その中で、丸山くんは一人で舞台に立ち、話を始めました。 そう。 話なのです。 面白おかしい表現の中にも、巣立って行く先輩を送る感動的な話でした。

40年近く経過して、話の内容は ち~っとも覚えていませんが、ただ感動したことは記憶しています。

丸山って、たいした奴やなぁ。 一人で普通に話をして、それで人を感動させるんやからな。

自分たちが3年生になって。 丸山くんと二人で 学校を抜け出したことがあります。 目的もなく、何をするでもなく、二人で上津役の界隈を歩き廻ったのです。

その動機も何も覚えていませんが、たぶん二人だけで話をしたかったのでしょう。

他愛のない、しかし当人にとっては大切な何かを 互いに聴きながら彷徨していました。 ちょうど今頃のように陽射しが眩しい季節。 送電線の土台に寝転がって 話をしながら、僕達の眼に映っていたのは真っ青なキャンバスでした。 どんな画を描くようになるのかと思って眺めていたのでしょう。

丸山くんは、私に そんな気持ちを起こさせる 唯一の友人でした。 私の周りには、他の誰も そんな気持ちにさせる友人は居なかったのです。 少女のような 不思議な感受性を持った学友でした。

あ。 断っておきますが、実物に会うと 驚きますよ。 私の文章とのギャップが あまりに大きいです。 何しろ風貌が 常人離れしていますからね。

同窓会の話題は、当日の E口くんの言葉で締めます。

「出版した後で 丸山のサイン会をしたら、来た人が丸山を見て 驚いて失望するばい。 誰か、見映えの良い奴を代わりに座らせとこう。 渡邊、お前が丸山みたいな顔してサイン会してやれ」

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同窓会にて ①

2010年05月05日 | 喜働

先月の29日に同窓会を開催しました。

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高校同期の集まりです。

残念ながら、今回の参加者は 三十数名と少なかったけれど、大いに盛り上がった楽しい会となりました。

参加者が少なかったのは、翌日が平日というのがマズかったようです。 まぁ、次回への反省ということで。

次回? そりゃぁ、いったい何時・誰が行うのでしょうか?

同窓会の幹事をすると、途中の集まりが多いせいか、本番まで終えたら 「もう、当分 同窓会はヨカ」 みたいな気になります。

そやけど。 六月には、また集まるバイ。 なんのこっちゃ。 そう言われそうですが、また集まるトです。

集まる理由は? 集まるとに理由やらいらん! と適当な話ではなく、理由はあります。 それは、このブログでは E口くんと絶交する話で出演した M山くんが、なんと文学賞を受賞したのです! その出版記念パーティば やらかそうと思うとるとです。

え~っと。 話が下手やからね。 何から話そうかね。

先ず、受賞の話やね。 これが、講談社のミステリー大賞なんよ。 もう五十数回を数える歴史ある賞らしい。 『らしい』 と言うのは、もちろん、賞の名前を忘れてしもうたからやけど。

E口くんから この話を最初に聞いたときは、間違いなく 『サギ』 やろうと思うた。 「受賞おめでとうございます、出版しましょう。 ついては出版費として、30万円送金して」 みたいな、ね。

ところが、これは違ってました。 なんと、天下の講談社が、6月に初版1万冊で販売するんやからね。 もちろん、M山くんの手出しは無し。 無いどころか、本が売れたら、印税が入ってくるらしい。 すごいじゃん。 M山、お前 もう作家じゃん。

そう話したら、M山くんは 講談社の社員から こう言われたと披露しました。 「いいですか、M山さん。 印税で食べられる人なんて ほんの一握りですよ。ところが、勘違いして作家に専念するとか言う人が出るけど、みんな失敗しますからね。 間違いなく食えません。  だから、今の仕事は絶対に辞めちゃ ダメですよ」

とっても良いアドバイスやね。 心に染みいるよ。 そやけど、M山くんには そういう心配は不要なんよね。 なにしろ、昨年の秋から とっくに失業者やから。 55歳にして NEETの引き籠もりやもんね。 というか、それまでも無収入に近い仕事やったけど。

ここで受賞の話は終わり。 同窓会の話は 次回以降にも続きます。

あ。 M山くんと書くのも面倒やし、一応 講談社から 自作が出版される 『作家』 やからね、名前バ書いとこう。

 丸山 天寿

これが芸名、じゃなくてペンネーム、筆名。 もしも、6月以降に書店でこの名前を見かけたら、買ってあげてね。 それで、丸山くんには 百円の印税がはいるからね。 NEETの引き籠もりを助けると思うて、迷わず買うんよ。 良かね?

なんで、作者やのうて、本の名前バ書かんとや、って? そりゃぁ、覚えとらんもん。

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