クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

六花亭の「ひとつ鍋」~北海道スピリットを感じる銘菓・2

2016-06-02 | グルメ

「北海道スピリット

かんじる・おかし(菓子)。

 ろっかてい(六花亭)が出している 「ひとつ鍋」は、その代表格です

  それは、モナカ(最中) 

 「 開墾の はじめは豚と ひとつ鍋 」

とかち(十勝)開拓の祖、

よだべんぞう(かんじ:依田勉三)

は、

開拓者の苦労を

この句に 

よみこみました

 

 その句から、名づけられた、なべ(鍋)形・モナカの中には、

白あん(餡)、

こしあん、

小倉あん

のどれかと、

 小さいおもち(餅)が、2つずつ・入っています

 (ふたを、むりやりあけると、おなべがこわれるので、ようちゅうい

ナイフとかで

半分に切ったほうがいいです。)


 このお鍋の形と、句だけでも ぐっとくるのにさ~、

この箱!

林子平の「三国通覧図説」でしょ?

この図柄

江戸時代の

蝦夷地の地図だよ~

うちのチット

おどり上がりました

 

 はやししへい(林子平)とは、江戸時代後期の学者で、

当時

れっきょう(列強)が

「鎖国日本」のとびらを

たたく中、

「もっと、沿岸防備をしっかりやらないと

 やばいですよ

してき(指摘)して、

ばくふ(幕府)から

処ばつ(罰)された人だそうです


 「林子平は、不遇のうちに亡くなったけど、

200年の時を経て

こんな形で顕彰されるなんてねえ・・。


さすがは六花亭


れきし(歴史)にくわしい・チットが

言いました。


 「しかし、やっぱあれだね!道南部は詳細だけど、この地図、

道央~道東は

なかなかメチャクチャ

大沼が

左端にあるし、

根室がここにあるけど、

釧路はなんだかわからない感じに

なってる。

 かえって、千島列島のほうがちゃんと描かれているくらいだわ。

『ラッコ島』だって☆

なんだろ、これ

 沿海州のところが樺太になってるな。間宮林蔵が探検したのって何年だっけ?」 


パッケージひとつで、

かなり・いそいそする、

チットでした。


れきし(歴史)好きの人へのおくりものに、おすすめです


(その3「山親爺」に、つづく)

 




 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする