クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

鈴ヶ森刑場跡~大森散歩・6

2017-10-15 | クリン江戸散歩

 大森には、駅をはさんで、2つのエリアが あります

戦前から「住宅街」だった、山がわ(側)のエリアと、 

 ビルや大型店が、たちならぶ、海がわ(側)の エリア 

 その、海にほど近い「大森海岸駅」から、

だいいち(第一)京浜沿いを  歩いていくと

 クリンたちの目的地、「鈴ヶ森刑場跡地」が

見えてきます

(※品川区南大井)

 江戸時代、このあたりは、追いはぎが出ることで 有名で、

 らくご(落語)には、ここで 追いはぎのれんしゅう(練習)を

すべく、

親分に つれてこられた

ドジで 弱気な

しんまい・どろぼう(新米泥棒が、

 逆に、旅人に 身ぐるみ・はがれる っていう、オチ話が

あるらしい

 平成の今でも、ひと気が少なく、となりは国道なのに、

なんだか、

うらさびしい・かんじが します。。 

 この場所に、「処刑場」がおかれたのが、江戸時代の

はじめ。

 明治いしん(維新)までの間に、たくさんの 犯ざい(罪)者が、

 ここで、首を切られたり、はりつけにされたり、火あぶりにされた

わけです・・。

 有名どころとしては、ばくふ・てんぷく(幕府転覆)を

図った、「丸橋忠弥

恋する放火少女「八百屋お七」。


 彼を、はりつけ(磔)にした台や、

彼女を 火あぶりにした台・・  さらに、

 処刑後に、血をあらったという、「首洗いの井戸」なるものが

のこってて、

 「・・・こわい

 「なに言ってんの キリシタンたちなんて、そこの海の

波打ち際で、水磔の刑だよ

 引き潮になると、息吹き返すから なかなか死ねなくて、

一週間かけて 

じわじわ殺されたんだから。」

 と、チットが、海のほうを ゆびさして、言いました

そんな、しょけい(処刑)者を とむらうため、 

 刑場あとの 後ろにたっているのが、だいきょうじ(経)寺

っていうお寺です。


こちらは

ぜったいに、

 おまいり・ひっす(必須)


なのですが・・


お寺の中には

こわいシャシンが 

かざってあるので、


ようちゅうい  「ギャオオォォ~・・






(その7、「江戸の二大刑場」に、つづく)



コメント (2)
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