くしろ(北海道釧路市)で、もっとも・古いおかし(菓子)屋さん
は
うらた(山木屋浦田) です。
そこは、「くしろっこ(Kushirokko)」
などの ちょっと「おもたせ」な「洋菓子」や、
「おいまつ」など、ちょっと「おもたせ」、かつ、
ふだんづかいもできる・「和菓子」、
さらに、「沖の石」などの、ご当地めいか
(銘菓)の
「洋菓子」「和菓子」を オールコンプリートした
、
まち(街)の中心にある、しにせかしほ
(老舗菓子舗)
です。
かんばん(看板)商品は、3つあって、
ひとつは、昨日お伝えした(※)「しとき」
(アイヌの宝飾品をかたどった和菓子)
で、
2つ目が、アイヌが 乗った舟
を
かたどった、「丸木舟」
(木の実入り・餡を包んだ洋菓子です)
そして、
3つ目が
昭和天皇の ごりょうか(御料菓
)「幣舞せんべい」
です
これは、
くしろ(釧路)を代表する・ぬさまいばし
(幣舞橋)を
凹凸で 描いた、
ごく・いっぱん(一般)的な 瓦せんべい
系
なのですが、
くしろでは
お年を召した方々を 中心に、
ひじょう(非常)に 重んじられており、
大正生まれの クリンのおばあちゃん
は、
「これは、陛下に献上した、特別なお菓子よ」
と
たいへん・もったいぶって、
小指を 立てながら、食べていたのを 思い出します
(次回は、「霧ドロップ」です)