Chemin♪お菓子の小径(シュマン♪おかしのこみち)

スウイーツ&ティー・ラボ 少人数のお菓子レッスン、さまざまなお茶、ティータイムの楽しみ方、シュガークラフト

野草料理を楽しむ☆2月

2021年02月12日 | 野草・摘み草・薬草

先日2月10日のブログでは「野草茶を楽しむ」を投稿しました。

今日はバカボンさんからお取り寄せした野草を使ったお料理(*^^*)

野草料理といってもむつかしいことはできないので簡単なものばかりです。

 野草とクロモジのルーロー麺

台湾のおふくろの味と言われるルーローハン

台湾出身の中国茶の李先生に教えていただいたルーローハンは香りも穏やかで優しいお味で気に入りのレシピです。

クロモジでじっくりお出汁をとってルーロー麺に仕上げてみました。

野蒜、セリ、はこべ、カラスノエンドウ、タネツケバナなどなど

さっと湯通しして胡麻油をちょこっと垂らして和えたものをトッピング

ピンク色は椿の花の甘酢漬け

椿の花の甘酢漬け

椿の花のがくをとって甘酢漬けに

なんとも風情のあるピンク色

お味はほんのり甘酸っぱく、少し苦みもある、いわゆるオツな味(*^^*)

クレソンとつくしのおにぎり

チリメンジャコと炊き上げたご飯にクレソンとゴマを入れておにぎりにして

茹でた土筆をそえて。

彩りはやはり椿の花の甘酢漬け💖

寒い日の葛あんお粥☆野草とハスの実

お粥をハスの実と一緒にじっくりと炊く。

白だ風味の優しい葛あんをたっぷりかけて

トッピングはさっとゆでたいろんな野草。(ハマダイコン、カラスノエンドウ、道タネツケバナ、カテンソウ、スイバ、カキドオシ、セリなど)

寒い日にふぅふぅしながら食べると体に沁みる野草の味は春を呼びます。

焼きピーマン浸し☆椿の花の甘酢漬けを添えて

昨年からマイブームの焼きピーマン

超簡単で見た目地味な料理ですがお味は抜群!

でも可愛い椿の花を添えたら華やかになりました\(^o^)/

シンプルな小鉢もう一品

セイヨウカラシナとミゾソバのナッツ和え

花が咲き始めたセイヨウカラシナ

ミゾソバはきれいに綺麗に洗って根っこがついたまんま

乾煎りしたナッツをすり鉢でゴリゴリとあたって、お砂糖、お醤油、お酢

軽く混ぜ合わせたら小さな土筆をのっけて(*^^*)

小さな土筆がこの寒さのなか、もう元気に出てきているのを見ると

春近し!ウキウキします。

バカボンさん、楽しみました~ありがとうございました!

 

 

 

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野草茶を楽しむ☆2021年2月

2021年02月10日 | 野草・摘み草・薬草

野草茶を楽しむ(*^^*)

野草のプロ、バカボンさんがすごく自由に楽しそうに季節の野草でお茶を淹れておられるのを見てわたしもやってみたくなりました。

野草セットにお願いして野草茶の材料を追加して送っていただきました。

たくさん種類があるのですがその中からいくつか気ままにチョイス。

やぶ椿、茶、紅梅、クマザサ、柚子、サザンカ

イグサ(写真撮り忘れ)、クロモジ(写真撮り忘れ)もち米の稲穂(写真撮り忘れ)

さて、どれらをどう使いましょう!?

稲穂とイグサは軽く炒って香ばしく

クマザサはそのまま

クロモジは枝をぽきぽき折ってそのまま。

サザンカは前回送ってもらった花びらを干してあるのでそちらを使いましょう(*^^*)

ちょっと縁が焦げた葉っぱが見えますか!?

昔むか~しはお茶を枝ごと直火であぶってそれを湯でわかして飲んでいたとか・・。

面白そうなので大きな茶の葉は小さな枝ごと直火で焙って入れました(*^^*)

干したサザンカの花びらは湯につかるとピンク色が戻り、まるで今摘んだばかりのようです。

耐熱ガラスポットに熱湯を入れてお茶を煮だします。

ローソクの炎がユラユラと心地よい。

飲んだらまた湯を足してローソクが消えてしまうまで温かなお茶を楽しめます。

紅梅があまりに可愛いのでしばし鑑賞(*^^*)

紅梅の小さな蕾をお茶にうかべるとプクっとふくらむ。

可愛い~💖

2月の野草茶、炒った稲穂とクマザサがほんのり甘く、焙った茶は渋みもなく全体に甘みを感じます。

ふわりとクロモジが香るので中身を見せずに出したら、きっと何かのハーブティーだと思うでしょう。

可愛い紅梅の花は食べると小梅ちゃんの味がするので

グラニュー糖の中に入れて香りを移すことに。

また何かに使ってみよう(*^^*)

バカボンさんが届けてくれる野草は大きさも種類も、たった一週間でも変わっていきます。

季節のうつろいを一足も二足も早く感じさせてくれるのは自然のなかで精一杯生きている野草だから・・・

薬草茶や薬膳茶のように薬効を期待するお茶ではないし、茶農家さんが作る仕上がったうま味のお茶でもありませんが

野草茶は時をゆっくりと味わい楽しむお茶だなと思います。

お家時間大好きな私。野草茶にはまる\(^o^)/

バカボンさん、ありがとうございました。またお願いします。

 

 

 

 

 

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野草料理の調理実習☆秋の里山ガーデンパーティー

2020年11月29日 | 野草・摘み草・薬草

この秋、某短期大学でヨーロッパのお菓子について不定期に講義をさせていただいています。

毎回ドキドキを楽しみながら講義させていただいているのですが、先日、先生のびっくりなリクエストで「野草料理」の調理実習をさせていただきました。

野草、山菜というと「春」のイメージですが、野草のプロ、バカボンさんこと福永さんによると秋は、野草、木の実、キノコや花も一年中で一番豊富だとか。

そこで「秋の山里のガーデンパーティー」をイメージした野草料理とテーブルセッティングの実習を先日させていただきました。

メニューはお料理6種類&野草×日本茶ドリンク3種類、ハーブウォーターを用意しました。

鶏モモ肉とりんごのロースト・クロモジとジュニパーベリー(ネズ)の香り

野草のリースサラダ

生徒さんたちはひとり一皿、オンリーワンの自分のリースサラダを完成させてくれました(*^^*)

どんぐり(シイの実)ご飯のおにぎり

お茶の佃煮

タネツケバナとツナの和風パスタ

焙じ茶と柿のパウンドケーキ 

冷凍柿とライムのマリネ トロリチーズクリーム添え

主に生で食べられる野草とかんたんな調理で美味しく食べられる野草、花

秋の豊かな木の実、香りづけのクロモジやジュニパーベリー

紅葉した木の葉たち。

葉っぱや花を実際に食べて・・・

すっぱ~い!苦い~!美味しい~!などなど(笑)

味や食感を確かめて選ぶのも大切なこと

すばらしい野草の調達をお引き受けくださった野草のプロ、バカボンさんこと福永さんに感謝!感謝!感謝!

雑草という名前の植物はない・・ひとつひとつちゃんと名前があり、よく知ればそれが生活の役にたつ「野草」と呼ばれる植物になること

実は身の回りには食べられる植物がたくさんあり、知識を持って取り入れると普段の食卓がグっと豊かで楽しいということをわたしもこの1年ほどかけてしりました。

この経験が若い生徒さんたちの楽しい経験につながればいいな(*^^*)

「まるでジブリの世界みたい!」といってくれた生徒さんたち。

試食の時間もゆっくりと楽しんでくれてうれしかったです。

こんな大きくて立派な調理室での実習に全く不慣れなわたし

至らないことも多かったわたしを目いっぱいアシストしてくださった先生方。

ありがとうございました。

楽しく、貴重な経験させていただけて幸せです。

12月はまたヨーロッパのお菓子について、様々な要素で楽しんでいただける講義ができるようがんばります。

よろしくお願いいたします\(^o^)/

 

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野草料理☆初めてのお取り寄せ

2020年08月12日 | 野草・摘み草・薬草

猛暑の中、お盆ですね~

以前から興味はあったものの、なかなか自分では知識も採取する機会も腕もない野草。

7月の末、初めて野草のお取り寄せををしました。

届いた野草、まずは洗って、その名前とどんな野草なのかネットで確認して写真を撮る。

今回の野草は22種類。

名前も知らない初めましての野草あり、「え?これ食べられるの!?」という野草もあり。

ちぎっては食べ、食べては味と香りを感じてメモ!メモ!

そのあと調理の仕方を人に聞いたり調べたりして、イメージを自分なりにして作ってみました\(^o^)/

一番使ってみたかったクロモジ

クロモジは数年前、高校の生物部の大先輩の家で「クロモジ茶」を飲んで感動して以来、ずっと自分でも何かしてみたいと思っていました。

絶対作ってみたかった「クロモジのお出汁にゅうめん」

野生のミツバと可愛いヨメナの花を添えて♪

野生のミツバ、茎は固いのですが香りは強く、お花が可愛い💖

ゴマ豆腐には「野蒜の真珠味噌」と「スベリヒユのおかか和え」

キバナコスモス、オオキンケイギク、ヨメナの花、チドメグサを添えて

さっと茹でたスベリヒユはちょっぴりぬめりが出て食感がいい!

焼きナスにはオモダカの葉とイヌタデの花を飾って

自家製の柿酢とう玉ねぎ旨塩糀がアクセント

もう一品、焼きナスをクロモジのジュレで♪

カタバミ、キバナコスモス、ヨメナの花

ノカンゾウの蕾、セリとイヌタデの花、野生の茗荷の甘酢漬け

ノカンゾウの蕾を乾燥させた「金針菜」は知っていたけれど、生の蕾はとても甘くておいしい!

野生の茗荷は香りが強い。

この甘酢漬けを使ってちらし寿司にしてみました。

酢飯には刻んだアオミズ、甘酢につけたチリメンジャコ、刻みゴマをまぜて♪

ウシハコベとアカザ、茗荷、祝島のヒジキのゴマ酢和え

頂きものの祝島のヒジキはさっと水洗いしただけで柔らかい。

ほのかの磯の香りがして生で食べるのが一番おいしいと思った。

一部はタイミングよく!?行ったレッスンでもランチとしてお出ししました。

いきなり「今日は野草尽くしで~す」と言われたKさま、びっくりされたでしょう。

野草料理にお付き合いくださってありがとうございました(*^^*)

数年前に初めて茶畑に行ったとき、茶摘みも楽しかったのですがもうひとつ強く興味をひかれたのが茶畑のまわり、美しい里に育つ数々の野草たちです。

山の野草。川辺の野草。野原の野草。

野草をもっと身近に感じたい、使いたい・・と願っていました。

その間、病気をしたりして私には縁がないのかなぁと思いきや、「自然料理アカデミー」の石川明子さんと昨年6月に出会って急展開。

身近な野草を日常の生活に素敵に取り入れておられる姿に思わず「やっと出会えた~💖」

明子さんにお料理を教わりながら、少しずつ身の回りの草が食べられる野草となりつつあります。

そして新型コロナ禍で家にいることが多かったこの半年で、野草はもっと深く知れば薬草となる・・ということも少しずつ分かってきました。

知らないことを学ぶのは楽しいですね!

新たな扉がひとつ、ゆっくりと開いていくのがうれしい(*^^*)

感謝~💖

 

 

 

 

 

 

 

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身近な野草の楽しみ☆ハルジオンを摘んで

2020年05月31日 | 野草・摘み草・薬草

以前から興味があった野草。

特にお茶にしたりお料理につかったり、使い方によっては薬草にもなる野草について、昨年から少しずつ勉強を始めました。

なかなか遠出はできませんが、お散歩がてら近所の公園や小径などに生えている植物に目を向けるようになりました。

まだまだ知らないことばかりなのですが、梅雨が来る前に、とても身近な野草を摘みました。

今回は「ヨモギ」と「ハルジオン」
もしかしたらよく似ている「ヒメジョオン」も混じっているかもしれません(^^ゞ

ハルジオン(春紫菀)は、キク科ムカシヨモギ属の多年草。

あちこちに生えているいわゆる雑草~と呼ばれている植物のひとつですが、とても可愛い花を咲かせます。

「春になったら花も食べられるよ」と昨年秋に教えてもらったので、早速摘んで食べてみました。

綺麗に洗うと白っぽかった花はうす~い紫色に

ハルジオンの天ぷら・新玉ねぎとのかき揚げ

ほろ苦くて天つゆとともにいただくとなかなか美味しかったです。

残りは干してお茶にしました。

やっぱり可愛い(*^^*)

葉っぱと花を少しずつつまんで湯を注ぐと・・・

みるみる鮮やかさがもどって・・・

お茶は透明感のある薄い黄緑色です。

ほのかに菊のような香り

味は意外にも優しくてくせがないのでとても飲みやすいお茶です。

お茶にしたあとの茶殻も苦みはなくてポン酢しょうゆであえて箸休めに。

ハルジオンの花や葉を乾燥させたものは糖尿病の予防やむくみをとる茶材として用いられるそうです。

今回は煮出したりしていないので薬効はあまりないかもしれませんが、リラックスしてやさしい気持ちになるハルジオンのお茶。

緑茶に混ぜてみてもお茶の味をじゃませず楽しめるかもしれません。

一緒に摘んだよもぎはどうなったのか?

また後日ブログ投稿いたします(*^^*)

 

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