1年早かった・・・
こうして何だかワチャワチャしているうちに、2020年も あっという間に過ぎていくのだろうな・・・
12月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:647
ナイス数:229
たいこ (幼児絵本シリーズ)
★3.5 大好きな樋勝朋巳さんの新作絵本。クネクネさんがたいこを叩いていると、「なかまにいれて」と叩く仲間が増えていき…。『きょうはマラカスのひ』の「チャチャ ウー」みたいに、トントンポコポコetc.太鼓のリズミカルな音が楽しい。お話はシンプルだけど、味わい深い絵とあいまって面白かった。やっぱりハイウエストのタイツがジワジワくる笑
読了日:12月02日 著者:樋勝朋巳
天地創造デザイン部(1) (モーニング KC)
★3.5 神様が生き物を作る仕事を面倒になって下請けに出しているという、大胆な設定。デザイン部門の話が中心で、神様(クライアント)と下請けの仲介をする新人天使が主人公。デザインが実用可能かどうか試作する技術部門などもある。デザイナーの人数が多く、それぞれ得意分野が違ってて個性的なので楽しい。無茶苦茶なデザインや発想でも、実用化のために試行錯誤したりして、神様に採用されると実在する動物になるので、意外な特徴(オプション)が付いていることなども知れて、そんなところも動物好きには面白い。
読了日:12月05日 著者:たら子
ナースゆつきの怪奇な日常
★3 実話怪談好きなので読んでみた。亡くなる前に黒い人が現れるとか、亡くなった人が出没するとか、病院怪談の定番が多いけど、亡くなる前に起きる予兆のような、なかなか興味深いエピソードも。ただ、一話が1〜10ページくらいとバラバラだったり、新人時代や別の職場にいた時の話、他の人のエピソードなどが混在して時系列が前後してたり、絵の癖が強くて(デッサン狂い、不自然・大袈裟なポーズなど)気になったりして、読むペースが崩されがちで気が散って、話の内容に集中できず、読みづらかった。
読了日:12月05日 著者:原作・ゆつき
21匹のネコがさっくり教えるアート史
★2.5 古代エジプトから現代アート集団まで、美術史の潮流を21のジャンルに分けて、それっぽい表現で描かれた猫を通して「さっくり」解説。初心者向けっぽい本かと思いきや、逆にさっくりすぎて美術史や作家名、個々の作風をそれなりに理解していないと、分からないと思う。私も美術史を一通り学んではいるけど、コブラとかマジック・リアリズムとかヤング・ブリティッシュ・アーティストは知らなかったし、その一方で、比較的メジャーなのに漏れているジャンルもある。猫好き目線でもあまり楽しめなかったし、なんだかなぁ、って感じの内容。
読了日:12月10日 著者:ニア・グールド
くぅとしの 認知症の犬しのと介護猫くぅ
★5 泣く。こんなに愛情深い猫がいるのか。著者の晴さんに保護された時すでに10歳くらいと高齢犬だったしの。同じく晴さんに悲惨な状態で保護され、落ち着くまで時間がかかった猫のくぅ。そのくぅが、しのに一目惚れして一変!くぅの大好きアピールを最初はスルーしていたしのも、だんだん打ち解けてすっかり仲良しに。でも間もなくしのは、認知症やてんかんの発作などを発症し老化が進んでいく。そんなしのに寄り添い、献身的に介護するくぅに胸が詰まった。くぅの寂しさが早く癒えて、毎日ハッピーに過ごせるようになるといいな。
読了日:12月12日 著者:晴(はる)
せかいいちながいゾウさんのおはな
★3.5 姪っ子のクリスマスプレゼントに。ゾウさんが大好きなので、ゾウの絵本を探していて発見。蛇腹式になっていて、ページを横切って鼻がどんどん伸びて、最後はある所につながった、という話。とにかく長ーくページが広がるので、視覚的に楽しい。幼児にはあっという間に破られそうだけど笑。蛇腹の裏にも絵が繋がっているのかと思っていたけど、裏面は特になし。黄色一色でした。
読了日:12月26日 著者:谷口 智則
たべたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)
★4 ゾウさん大好きな姪っ子のクリスマスプレゼントに。ゾウだけでなくいろんな動物が登場。左ページでサクランボやキャンディなど「たべたのだあれ?」とたずねて、右ページで動物の中に紛れた食べ物を探す。動物の数も増えていくし、大人でも意外と見つけにくいものもあって(逆に姪っ子の方が早く見つけたり)、楽しかった。
読了日:12月26日 著者:五味 太郎
ぐるんぱのようちえん
★4 ゾウさん大好きな姪っ子のクリスマスプレゼントに。私自身、幼い頃大好きだった絵本。姪っ子が気に入ってくれるかドキドキしましたが、どうやらお気に入りの絵本になった様子。嬉しい。最初に読み聞かせた時は、途中の過程(どのお仕事に修行に行っても、作る物が大きすぎてうまくいかなくてお払い箱になる)がイマイチ理解できていなさそうだったけど、ラストの幼稚園の場面が良かったみたい。ゾウさんの作る幼稚園、やっぱり素敵だよね。ページに見入ってました。
読了日:12月26日 著者:西内 ミナミ
猫と喫茶店
★3.5 昔ながらの純喫茶から、猫カフェっぽいお店まで、猫のいる喫茶店の風景。全てモノクロ。個人的にはカラー写真も欲しかった。昔ながらの喫茶店などは年季が入っているから店内に小物やインテリアなども多く色々映り込むうえ、照明も間接照明だったりして控えめだから、画面全体が黒っぽい物でごちゃついて、猫の存在感がない気がする。お洒落な雰囲気はすごくあるので飾るにはいいけど、写真集としては見づらい。これは自分が老眼入ってきて、色の情報がないと細かな差異が捉えられなくなっているせいもあるかもしれない。
読了日:12月27日 著者:関 由香
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