8月に読んだ本です。
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8月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3518ページ
厭な小説★★★☆☆ そんなに厭…かな?登場人物と同じ体験をするのはもちろん厭ですが。ホラー小説も読む身としては、それほどでも。このくらいのホラー小説なら、ザラにある感じです。普通にホラーな小説として読めました。京極先生の作品はほとんど読んでますが、これも悪くないです。でも、やっぱり京極堂シリーズが一番です。
読了日:08月01日 著者:
京極 夏彦〔MF文庫 ダ・ヴィンチ〕怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集★★★★☆ 新耳袋が好きなので、その手の短くて怖い話が読めて面白かったです。
読了日:08月01日 著者:
安曇潤平、岩井志麻子、加門七海、木原浩勝、京極夏彦、小池壮彦、立原透耶、中山市朗、平山夢明、福澤徹三江戸川乱歩と13の宝石 (光文社文庫)★★★☆☆ 全く違った作風の短編が集められているので、好みじゃないのもあったけど、まずまず。最後に収められていた乱歩の未発表の作品は、間が脱落している上に未完で、消化不良。
読了日:08月08日 著者:
短劇★★★☆☆ 坂木司の作品としては異色の?ブラックでシニカルな作品が多かった。でも嫌いじゃないです。サラッと読め、その分中身も印象にあまり残らなかったけど…(^_^;) そういえば、各話の扉絵が、少しずつ変化しているのに気付き、最後何かオチがあるかと思ったら、特に何もなかった?
読了日:08月08日 著者:
坂木 司宵山万華鏡★★★☆☆ 初森見作品が「きつねのはなし」で、幻想的な話は嫌いじゃないのに、どうも好きになれなかった。以来自分には合わないと食わず嫌いになっていたのが、「有頂天家族」「夜は短し…」などを読んで、同じわけの分からなさでも、コミカルな要素が入ることで面白く読むことができました。で、この作品の場合は、「宵山金魚」「宵山劇場」などがコミカルに描かれながら、「宵山回廊」「宵山迷宮」では「きつねのはなし」に通づる不気味さが顔を見せていました。でも、同じ「宵山」の中で、陰と陽を描写する技は見事。なかなか良かったです。
読了日:08月13日 著者:
森見登美彦おそろし 三島屋変調百物語事始★★★☆☆ 再読。新聞に連載中の続編を毎日読んでますが、これまでの内容をかなり忘れていたので、再確認のため。おちかも、語り手も、どうしようもない過去の過ち、業に縛られている。(中には、巻き込まれただけの人もいるけど)決して悪い人ではないのに、その時その人の行動には、身勝手で許しがたい気持ちになるものも。どこかのボタンの掛け違い、それだけのことが、取り返しのつかない事態を引き起こす、それが1番怖ろしいかも。でも、おちかの家といがみ合っていた良介の父が、事件後あれほどできた対応が出来るのはちょっと理解できない
読了日:08月13日 著者:
宮部 みゆきこいしり★★★★☆ あっさり結婚しちゃった麻之助。主人公が結婚しちゃうと何だかつまんなくなる気がするけれど(くっつくの?どうなの?と微妙な感じで引っ張られる方が好き)、家庭におさまりながらも、変わらず落ち着く気配のない麻之助に一安心?
読了日:08月16日 著者:
畠中 恵スイッチを押すとき★★★★☆ そもそもの設定にはかなり無理があるけど、そういうものだと慣れてしまえば、泣けました。理不尽に引き離された親子の情愛に。(T△T) 展開は分かりやすくてベタな方だと思いますが、その分最後のどんでん返しが効きました。
読了日:08月22日 著者:
山田 悠介パンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫)★★★☆☆ エッセイかと思ったら、意外にもわりとまじめにパンツにまつわる考察が… でも文章にユーモアがあり、「昔パンツ(や、女性特有のアレ)がない時代ってどうしてたの?」といった疑問が解決したりして、面白かったです。
読了日:08月23日 著者:
米原 万里綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー(1)★★★★☆ ミステリについての対談やエッセイなどでは、ネタバラシにならないように配慮が必要で、核心に触れられないもどかしさがある。そこで、語る前にその小説本編を挿入してしまうというのは画期的!読む方としても「読んでみたい」と思った本を探す手間が省けて、痒いところに手が届く嬉しい1冊。
読了日:08月30日 著者:
有栖川 有栖 (著・編),綾辻 行人読書メーター