最近かなりはまってます。
母が DSi LL をプレゼントして貰ったのですが(今や3DSの時代とはいえ、貰えるだけでも有難い!)、これってネットと接続できるので、お店やコンビニ、クレジットカードなどで1000円とか3000円とかポイントを購入して、ソフト(DSiウェア)がダウンロードできるシステムになっているのですね。
200円(=200ポイント)のお手頃なものから、高くても1000円くらいと、普通にソフトを買うよりお手頃です。
何か入れてあげようと調べてみたら、面白そうなソフトが色々あったので、とりあえず2000円分4種類をダウンロードしてみました。
母の好きなカードゲーム「ソリティア」 200ポイント
母の好きそうな落ちゲー「PiCOPict」 500ポイント
レビューで面白そうだった「かっぱ道」 500ポイント
そして、
「わりと本格的 絵心教室」(前期) 800ポイント
「ソリティア」と「PiCOPict」は、案の定母も気に入って、ついつい時間を忘れてやってしまっています。(私も・・・)
「かっぱ道」は、タッチペンで引いた道の上をたどって歩くかっぱを、ゴールまで誘導するゲーム。
ミニゲームもついていたりして、「500円のもとは充分取れる」という高評価のレビューどおり、長く楽しめそうで、ぼちぼちやってます。(案外クリアが難しい)
で、本題は「絵心教室」!!
題名どおり、絵心のレッスンが受けられるのですが、これが結構完成度の高い絵が描けちゃうので、はまりました。
鉛筆画の基礎から手順を追って教えてくれます。
私はもともと絵が好きなので、一応の心得はあるのですが。
それだけに、逆にこのソフトの操作性というか、実物なみの描画再現性には感動しました。
もちろん、「全く描けない」という人も、こつこつ根気よく頑張れば、それなりの絵が描けるようになるのではないかと思います。
一番最初に描くのがコレ
鉛筆機能の使い方を教わりながら、簡単な光と影の表現など、絵の基本をレッスン。
丸かいてチョン、ちょっと影を足すだけでリンゴに。
クリックすると拡大します。(以下同)
次がコレ
筆とパレット機能の使い方を教わりながら、たった3色で海に沈む夕日が完成!
※自分の描いたものを保存しなかったので、サイトからコピーした見本の絵です(拡大できません)
次のステップ
鉛筆で簡単な下描きをして、色を付けるレッスン。
次はコレ
本格的な鉛筆デッサンです!
洋梨が描けたら、同じ要領でミニレッスン(パプリカ)もチャレンジできます。
ライムが完成したら、ミニレッスン(リンゴと桃)も。
このソフトの便利なところは、上画面に見本の写真や絵が表示され、それを見ながら下画面で描けるところ
これは、DS画面を携帯で撮ったものなので、ちょっと粗い画像ですみません・・・
DSならではの、この2画面表示がありがたい!
グリッド線(マス目)を表示する事ができるのも凄い!!
(この画像では、グリッド線表示してません 後で入ったのが出てきます)
実は、実際に絵を描く時も、初心者のうちは似たようなことをやるんですが、その線を目安にすると、形が狂いにくいんです。
PCで写真を元に絵を描いたこともありますが、見本の写真と描いてる絵を、同じサイズで並べて表示するのが難しく(できないことはないんだと思いますが)、描きにくかったんです。
ペンタブレットも持ってないので、マウスでちまちま描いてたし・・・グリッド線もないし・・・
DSだからこその、この2画面表示&グリッド線の素晴らしさといったら!!(笑)
さて本来のレッスンに戻りまして・・・
【前期】の最終レッスンでは、波を描きます。
※まだやってないので、サイトの見本画像です(拡大できません)
前期のレッスンはここまでです。
もっとやりたい人は、【後期】を追加購入します。
やってみた感じでは、前期だけでも充分かなという気はします。
ただし、前期では、レッスンで使う色は全てあらかじめパレットに作ってくれていたので、自分で混色して色を作るレッスンはありませんでした。
自分で1から色を混ぜて、使いたい色を作るのは、ちょっと大変そう・・・
その辺も、後期をすれば、できるようになるのかな・・・
ちなみにこのソフトでは、レッスンの他に、「フリーペイント」で、自分で好きな絵を描くことができます。
DSiにはカメラ機能があるので、撮った写真を見本にすることもできるんです!
SDメモリーカードも使えるので、完成した絵を、PCに取り込むこともできます。(まさにこのブログで紹介したように!)
グリッド線も入ってます。拡大表示していただくと、見えると思います。
やっぱりグリッド線はありがたいです・・・!(笑)
私は実際の絵でもそうなんですが、色をつけるのが苦手なので、鉛筆モードで描いてます。
これもアップで見て貰えると分かりやすいのですが、このソフトの鉛筆が、本物の鉛筆の描線にかなり近い質感を再現できていて、気に入っているというのもあります。
2H,HB,2Bの3種類が使い分けできて、鉛筆を寝かせてぼかしたような使い方もできるのも凄い。
描いてる時の音まで付いててリアル!
難点は、一度鉛筆から絵具パレットに切り替えちゃうと、もう鉛筆が使えなくなること。
色を付けていると、下描きの鉛筆が消えていくので、もう一度上から描き足したくても、できません。
また、筆の太さは選べますが、一番細い筆でも、どうしても多少にじみが出るので、エッジのきいた境界やラインが描きたくても描けないというのもちょっとマイナス。
もうちょっと細い筆で、にじみのない線も引けたらいいのになぁ。
それも鉛筆が使えれば多少カバーできるのに、鉛筆に戻せないのがなぁ・・・
印象派みたいな柔らかい絵を描くには充分だと思いますが、もうちょっとシャープな絵を描くには物足りないかも。
そのせいもあって、このソフトの場合、鉛筆オンリーが「自分には」合っている気がします。
それでも、800円でここまでできるのは凄い!!
ちょっと絵を描いてみたいなぁ、という方は、試してみる価値あるかもです!
ちなみに、パッケージ版(通常のDSソフト)だと、DSで直接撮影した写真しか使えなかったり、描いた絵をSDカードに保存してPCに移したりすることができないようなので、DSiを持っている方なら、お値段的にもDSiウェアがオススメですよ!
(パッケージ版は2800円、DSiウェアは前期・後期合わせても1600円、レッスン内容はほぼ同じみたいです)
追記
SDメモリーカードを使って、「デジカメや携帯で撮った写真を使うこともできる」と書いていましたが、やってみたらできなかったので、削除しました
SDメモリーカードは使えるんですが、DSiで撮った写真しか、DSiでは読み込まないようです。
保存した絵をPCにコピーすることはできます。でも逆は不可。
過去に撮ったチビさんやひなの写真とか、好きな絵とか取り込んで、模写したかったのに・・・
残念