消しゴムはんこの年賀状、なんとか年内に完成して出してきたでござる。 余白には一言コメントも書いた!燃え尽きた!(笑)。
→bookmeter.com/post/13/116694… #bookmeter
今頃まだ年賀状やってます。(というか、休みに入った昨日から取り掛かった)毎年干支と猫を絡めた絵柄の消しゴムはんこを彫っています。今年は左手を骨折してしまい、少々無謀でしたが、なんとか彫れました。これからまだ押して色つけて宛名書いて…。多分、間に合わない(笑)。
→bookmeter.com/post/13/116655… #bookmeter
11月はそこそこ読みました。
ただ、ちょっと大変だった11月でした。
実は下旬に足を滑らせ、手を着いた拍子に左肩(上腕骨の肩と接する部分)を骨折。最初は大した事ないと思ったのですが、痛みが引かず腕が上がらないので病院に行くと、なんと骨折でした!しかも要手術Σ(゜д゜lll)
現在は抜糸もすんで、腕を吊っている三角巾が年内には取れてリハビリが始められるかな?という感じです。
骨折してわかったこと、それは、着くなら左手!!(利き手じゃない方)
右手が使えるので、不自由があるなりにも、かろうじてなんとかなってますが、骨折が右手だったらと思うとゾッとします。
まさに怪我の功名でした(苦笑)。
そんな11月から12月を過ごしてました。
ただ、ちょっと大変だった11月でした。
実は下旬に足を滑らせ、手を着いた拍子に左肩(上腕骨の肩と接する部分)を骨折。最初は大した事ないと思ったのですが、痛みが引かず腕が上がらないので病院に行くと、なんと骨折でした!しかも要手術Σ(゜д゜lll)
現在は抜糸もすんで、腕を吊っている三角巾が年内には取れてリハビリが始められるかな?という感じです。
骨折してわかったこと、それは、着くなら左手!!(利き手じゃない方)
右手が使えるので、不自由があるなりにも、かろうじてなんとかなってますが、骨折が右手だったらと思うとゾッとします。
まさに怪我の功名でした(苦笑)。
そんな11月から12月を過ごしてました。
2014年11月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:3299ページ
ナイス数:155ナイス
猫川柳 進撃編 (タツミムック)
★3.5 進撃の巨人に乗っかったようなタイトルや煽り文句に苦笑。内容は別に進撃の巨人とは関係なく普通の猫川柳。写真も楽しい。
読了日:11月3日 著者:
丹生都比売 梨木香歩作品集
★3.5 梨木香歩さんの短編集。いつもと違う世界に迷い込んだような、夢とも現実ともつかない不思議な短編が8本と、絶版だった表題作も収録。やっぱり梨木さんの独特の静かで少し奇妙な、じんわりと味わい深いこの世界観好きだなぁ。《月と潮騒/トウネンの耳/カコの話/本棚にならぶ/旅行鞄のなかから/コート/夏の朝/丹生都比売/ハクガン異聞》
読了日:11月3日 著者:梨木香歩
ニャンコあるある
★4 猫好きなら共感しまくりのあるあるネタオンパレード。漫画のイラストも可愛いし、ちゃんと飼い主さんと猫のキャラクターの組み合わせが決まってるところに猫愛を感じた(笑)。箸休め的に入っていた、和猫の毛色と性格のイラスト図鑑も面白かった。うちの歴代の猫達の毛色と性格、大体合ってる。フレンドリーな黒猫ちゃん飼ってみたいな。
読了日:11月3日 著者:「ニャンコあるある研究会」ネコマタ部長・編
先輩は広島を愛しすぎている (Linda BOOKS!)
★2.5 広島に就職した東京出身の青年が、生粋の広島人の先輩から広島について叩き込まれながら成長していく。全編漫画かと思ったら、1P漫画+続きの会話文+解説、という構成で進んでいく。この構成がどうも半端な感じで馴染まなかった。絵も微妙だし、広島の説明も合ってるような合ってないような。「そうそう!」とはあまりならなくてモヤモヤ。市民球場跡地の現在とか、数年住んでたことがある程度(出生地や人生の大部分は他県)の人も広島“出身”の有名人になってたりとか、間違いもいくつかあって、全体的に残念。
読了日:11月4日 著者:
姑獲鳥の夏 (3) (怪COMIC)
★3.5 いよいよ佳境に。狂乱する梗子や涼子の迫力が凄い。聖母のような表情とのギャップたるや。憑き物落としのシーンも圧巻。原作未読の人は、例の場面で原作と同じような衝撃があったんだろうか。関口の事は「そんなバカな(笑)」ってならないかな?ちょっと気になる。原作では、京極堂がいつものごとく怒涛の薀蓄で説明してくれたから、「なるほど、そんなこともありえるのか、凄いな」と丸め込まれたけど(笑)。
読了日:11月4日 著者:志水アキ
こいコイ! ~球場ラヴァーズ~ (1) (ヤングキングコミックス)
★4 新シリーズは女子中学生が主人公。《将来に迷いを覚えてつい学校をサボってしまった恋子は、偶然出会った女性(日南子)に導かれ、野球観戦に》広島(呉)からの転校生の美形ハーフ君がいいキャラしてる。今年の話なので、前半戦の快進撃などカープのエピソードもまざまざと蘇り、楽しかった。登場人物の中には、重いものを抱えている人もいるけど、いい方に転がることを祈る。
読了日:11月4日 著者:石田敦子
THE 名探偵 (ジョイ・ノベルス)
★3.5 “名探偵”のアンソロジー。《江戸川乱歩「心理試験」:明智小五郎/角田喜久雄「五人の子ども」:加賀美啓介警部/高木彬光「性痴」:神津恭介/福永武彦「温室事件」:伊丹英典/仁木悦子「灰色の手袋」:仁木雄太郎・悦子兄妹/戸板康二「團十郎切腹事件」:中村雅楽》「心理試験」何度読んでもやっぱり乱歩はいい。「五人の子ども」ミステリとしては地味だけど人情刑事でドラマチックだった。「性痴」サスペンス劇場系であまり好みじゃなかった。「温室事件」トリックは分かりやすかったけど、ミステリらしいミステリで良かった。 →
読了日:11月8日 著者:江戸川乱歩,高木彬光,福永武彦,角田喜久雄,仁木悦子,戸板康二
おかんメール2
★3.5 第一弾ほどは爆発力が無かったかな。メールやLINEも普通に使いこなせる若いお母さんが、笑いを分かった上で狙って書いてるものや、気の利いた切り返しをしてるものが多かった印象。それも面白くはあるんだけど、おかんである必要がないからなぁ。意図せず笑いを誘ってしまう天然系おかんメールの破壊力には、なかなか敵わない。
読了日:11月11日 著者:『おかんメール』制作委員会編
0円で空き家をもらって東京脱出! ( )
★4 東京で貧乏暮らしをしていた漫画家さんが、タダで尾道の空き家を貰って移住する実話コミックエッセイ。尾道はお隣の市なので、登場する「空き家再生プロジェクト」の活動も良く知ってる。とても身近で興味深く、面白かった。自分達の手でリフォームするのも、物作り好きには魅力的で、読みながらウズウズ。不便な坂の上でボロ家でも、尾道暮らし、ちょっといいなと思っちゃう。ただ、ムカデを始め虫がワサワサ出るのがデフォルトとなると、怯むなぁ(笑)。 →
読了日:11月11日 著者:つるけんたろう
ツンデレ猫日記 (PHP文庫)
★3. 5 「猫日記」とありながら、ワンコも結構な割合で登場。というか、この作者さん、どちらかというと猫より犬に愛着がありそうな。犬歴は長いけど、猫歴はまだ浅そうだし、よそのお家の猫と仲良くさせようと頻繁に会わせたりしてるところとか、なんとなくまだ犬の感覚で猫も飼ってる、って感じがする…のは穿ち過ぎか。でも絵はかわいいし、読みやすかった。
読了日:11月17日 著者:戸田聖子
→後半に続く
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:3299ページ
ナイス数:155ナイス
猫川柳 進撃編 (タツミムック)
★3.5 進撃の巨人に乗っかったようなタイトルや煽り文句に苦笑。内容は別に進撃の巨人とは関係なく普通の猫川柳。写真も楽しい。
読了日:11月3日 著者:
丹生都比売 梨木香歩作品集
★3.5 梨木香歩さんの短編集。いつもと違う世界に迷い込んだような、夢とも現実ともつかない不思議な短編が8本と、絶版だった表題作も収録。やっぱり梨木さんの独特の静かで少し奇妙な、じんわりと味わい深いこの世界観好きだなぁ。《月と潮騒/トウネンの耳/カコの話/本棚にならぶ/旅行鞄のなかから/コート/夏の朝/丹生都比売/ハクガン異聞》
読了日:11月3日 著者:梨木香歩
ニャンコあるある
★4 猫好きなら共感しまくりのあるあるネタオンパレード。漫画のイラストも可愛いし、ちゃんと飼い主さんと猫のキャラクターの組み合わせが決まってるところに猫愛を感じた(笑)。箸休め的に入っていた、和猫の毛色と性格のイラスト図鑑も面白かった。うちの歴代の猫達の毛色と性格、大体合ってる。フレンドリーな黒猫ちゃん飼ってみたいな。
読了日:11月3日 著者:「ニャンコあるある研究会」ネコマタ部長・編
先輩は広島を愛しすぎている (Linda BOOKS!)
★2.5 広島に就職した東京出身の青年が、生粋の広島人の先輩から広島について叩き込まれながら成長していく。全編漫画かと思ったら、1P漫画+続きの会話文+解説、という構成で進んでいく。この構成がどうも半端な感じで馴染まなかった。絵も微妙だし、広島の説明も合ってるような合ってないような。「そうそう!」とはあまりならなくてモヤモヤ。市民球場跡地の現在とか、数年住んでたことがある程度(出生地や人生の大部分は他県)の人も広島“出身”の有名人になってたりとか、間違いもいくつかあって、全体的に残念。
読了日:11月4日 著者:
姑獲鳥の夏 (3) (怪COMIC)
★3.5 いよいよ佳境に。狂乱する梗子や涼子の迫力が凄い。聖母のような表情とのギャップたるや。憑き物落としのシーンも圧巻。原作未読の人は、例の場面で原作と同じような衝撃があったんだろうか。関口の事は「そんなバカな(笑)」ってならないかな?ちょっと気になる。原作では、京極堂がいつものごとく怒涛の薀蓄で説明してくれたから、「なるほど、そんなこともありえるのか、凄いな」と丸め込まれたけど(笑)。
読了日:11月4日 著者:志水アキ
こいコイ! ~球場ラヴァーズ~ (1) (ヤングキングコミックス)
★4 新シリーズは女子中学生が主人公。《将来に迷いを覚えてつい学校をサボってしまった恋子は、偶然出会った女性(日南子)に導かれ、野球観戦に》広島(呉)からの転校生の美形ハーフ君がいいキャラしてる。今年の話なので、前半戦の快進撃などカープのエピソードもまざまざと蘇り、楽しかった。登場人物の中には、重いものを抱えている人もいるけど、いい方に転がることを祈る。
読了日:11月4日 著者:石田敦子
THE 名探偵 (ジョイ・ノベルス)
★3.5 “名探偵”のアンソロジー。《江戸川乱歩「心理試験」:明智小五郎/角田喜久雄「五人の子ども」:加賀美啓介警部/高木彬光「性痴」:神津恭介/福永武彦「温室事件」:伊丹英典/仁木悦子「灰色の手袋」:仁木雄太郎・悦子兄妹/戸板康二「團十郎切腹事件」:中村雅楽》「心理試験」何度読んでもやっぱり乱歩はいい。「五人の子ども」ミステリとしては地味だけど人情刑事でドラマチックだった。「性痴」サスペンス劇場系であまり好みじゃなかった。「温室事件」トリックは分かりやすかったけど、ミステリらしいミステリで良かった。 →
読了日:11月8日 著者:江戸川乱歩,高木彬光,福永武彦,角田喜久雄,仁木悦子,戸板康二
おかんメール2
★3.5 第一弾ほどは爆発力が無かったかな。メールやLINEも普通に使いこなせる若いお母さんが、笑いを分かった上で狙って書いてるものや、気の利いた切り返しをしてるものが多かった印象。それも面白くはあるんだけど、おかんである必要がないからなぁ。意図せず笑いを誘ってしまう天然系おかんメールの破壊力には、なかなか敵わない。
読了日:11月11日 著者:『おかんメール』制作委員会編
0円で空き家をもらって東京脱出! ( )
★4 東京で貧乏暮らしをしていた漫画家さんが、タダで尾道の空き家を貰って移住する実話コミックエッセイ。尾道はお隣の市なので、登場する「空き家再生プロジェクト」の活動も良く知ってる。とても身近で興味深く、面白かった。自分達の手でリフォームするのも、物作り好きには魅力的で、読みながらウズウズ。不便な坂の上でボロ家でも、尾道暮らし、ちょっといいなと思っちゃう。ただ、ムカデを始め虫がワサワサ出るのがデフォルトとなると、怯むなぁ(笑)。 →
読了日:11月11日 著者:つるけんたろう
ツンデレ猫日記 (PHP文庫)
★3. 5 「猫日記」とありながら、ワンコも結構な割合で登場。というか、この作者さん、どちらかというと猫より犬に愛着がありそうな。犬歴は長いけど、猫歴はまだ浅そうだし、よそのお家の猫と仲良くさせようと頻繁に会わせたりしてるところとか、なんとなくまだ犬の感覚で猫も飼ってる、って感じがする…のは穿ち過ぎか。でも絵はかわいいし、読みやすかった。
読了日:11月17日 著者:戸田聖子
→後半に続く
11月後半です。
ほげちゃんまいごになる
★3.5 ほげちゃん第2弾! 今回はちゃんとお出かけに連れて行って貰えたと思いきや、バッグの中に入れられて、面白くないとムカついてる(笑)。怒ってるほげちゃんの顔が一番面白い。1作目のインパクトには敵わなかったかもしれないけど、楽しかった。
読了日:11月17日 著者:やぎたみこ
味写道
★3.5 『味写入門』の続編。偶然撮れてしまったような、撮影者の意図していなかった変な味を醸し出す写真、「味写」。今回は、ほぼ日で連載中にチェックしてたので、大体見ていた写真なこともあり、『味写入門』ほどのインパクトはなかった。でも師匠とお茶くんの掛け合いとの合わせ技で笑っちゃうのもあり、じわじわと効いてくる面白さがあった。
読了日:11月19日 著者:天久聖一
夏目友人帳 18 (花とゆめCOMICS)
★4 2匹の妖の勝負の審判を頼まれた夏目『出来ること』、妖祓いについて研究していた膨大な資料が眠るという書斎を探しに、祓い屋達が群がる箱崎邸の謎『閉ざされた部屋』、妖の森で名を返す主を探していた夏目は、森に迷い込んだ少女と出会う『夢幻のかけら』。優しかったり切なかったりな話3作。祓い屋絡みの生臭い不穏な話がなくて良かった。
読了日:11月24日 著者:緑川ゆき
すえずえ
★3.5 若だんなと妖達のすえずえを思う最新作。幼馴染の栄吉の縁談、寛朝の小田原道中、藤兵衛の不在時に現れた詐欺師とおたえの攻防、仁吉と佐助の不在と一太郎の縁談。栄吉の縁談から繋がって、各話が進むごとに、一太郎が将来お嫁さんを貰ったら、今の離れの暮らしはどうなるのか…と不安を抱え始める一部の人(妖)と、そんな事は全く意識してない妖達(笑)。いい落とし所が見つかってやれやれ。
読了日:11月24日 著者:畠中恵
ペコロスの母の玉手箱
★3.5 『ペコロスの母に会いに行く』の続編。徐々に弱っていくお母さんの現在と、お母さんの思い出が行ったり来たりして、緩やかに時間が進む。胃ろうをするかどうかに悩むあたりなど、端々にペコロスさんのお母さんに対する愛情が感じられて、こんな風に穏やかに介護の必要な親を見続けられるだろうか、と考えさせられた。
読了日:11月24日 著者:岡野雄一
指を置く
★3.5 平面のイラストに指を置くだけで、イラストに自分が介在して何かを起こしたりしているような錯覚を楽しむ本。「なるほど」とニヤリとしたり、「おおっ!」とリアルな実感に近い感覚を覚えたりして、なかなか面白かった。「?」となるのもあったけど、ちゃんと解説が付いていたので良かった。ただ、最後の章?だけなぜか解説がなくて、意味がよくわからないままになってしまったページもあって、ちょっと消化不良。
読了日:11月24日 著者:佐藤雅彦,齋藤達也
怪しい店
★3.5 店をテーマにした作家アリスシリーズの短編、安定の5作。骨董屋での殺人事件『古物の魔』、こだわりの強い古本屋での窃盗、傷害事件『燈火堂の奇禍』、『ショーウィンドウを砕く』は店と言っても浪費家の女性が殺される話、旅先で立ち寄った理髪店でのちょっとした謎『潮騒理髪店』、「耳屋」という謎の店で起きた殺人事件『怪しい店』。ミステリとしては小粒で箸休め的な作品だけど、『潮騒理髪店』が良かった。ご主人のプロフェッショナルな仕事ぶり、実に気持ちの良さそうな理髪店。こういう日常の謎も時々あるとホッとする。
読了日:11月27日 著者:有栖川有栖
あたしンち 20巻
★4 連載終了からもう数年経つと思うんだけど、まだあと1冊出るのか(苦笑)。まぁ連載から刊行まで年単位で待たされると、もう連載時の記憶もなく、まるで初読のような新鮮な感覚で読めるというのが、これはこれで楽しいというか。でも今回は書き下ろしのおまけ漫画(番外編)がなくて、ちょっと残念。これだけ間が空いたんだから、おまけくらい付けて欲しかったよ…。
読了日:11月28日 著者:けらえいこ
猫だって鼻提灯くらいできるもん。
★3 自然体の野良猫達の写真集。写真はいいんだけど、個人的には、猫目線でのセリフはいらなかったなぁ。セリフが付くと、なんか作り物じみてしまって、自然な写真がもったいない。どうしても言葉を添えるなら人目線でいい。
読了日:11月30日 著者:あおいとり
読書メーター
ほげちゃんまいごになる
★3.5 ほげちゃん第2弾! 今回はちゃんとお出かけに連れて行って貰えたと思いきや、バッグの中に入れられて、面白くないとムカついてる(笑)。怒ってるほげちゃんの顔が一番面白い。1作目のインパクトには敵わなかったかもしれないけど、楽しかった。
読了日:11月17日 著者:やぎたみこ
味写道
★3.5 『味写入門』の続編。偶然撮れてしまったような、撮影者の意図していなかった変な味を醸し出す写真、「味写」。今回は、ほぼ日で連載中にチェックしてたので、大体見ていた写真なこともあり、『味写入門』ほどのインパクトはなかった。でも師匠とお茶くんの掛け合いとの合わせ技で笑っちゃうのもあり、じわじわと効いてくる面白さがあった。
読了日:11月19日 著者:天久聖一
夏目友人帳 18 (花とゆめCOMICS)
★4 2匹の妖の勝負の審判を頼まれた夏目『出来ること』、妖祓いについて研究していた膨大な資料が眠るという書斎を探しに、祓い屋達が群がる箱崎邸の謎『閉ざされた部屋』、妖の森で名を返す主を探していた夏目は、森に迷い込んだ少女と出会う『夢幻のかけら』。優しかったり切なかったりな話3作。祓い屋絡みの生臭い不穏な話がなくて良かった。
読了日:11月24日 著者:緑川ゆき
すえずえ
★3.5 若だんなと妖達のすえずえを思う最新作。幼馴染の栄吉の縁談、寛朝の小田原道中、藤兵衛の不在時に現れた詐欺師とおたえの攻防、仁吉と佐助の不在と一太郎の縁談。栄吉の縁談から繋がって、各話が進むごとに、一太郎が将来お嫁さんを貰ったら、今の離れの暮らしはどうなるのか…と不安を抱え始める一部の人(妖)と、そんな事は全く意識してない妖達(笑)。いい落とし所が見つかってやれやれ。
読了日:11月24日 著者:畠中恵
ペコロスの母の玉手箱
★3.5 『ペコロスの母に会いに行く』の続編。徐々に弱っていくお母さんの現在と、お母さんの思い出が行ったり来たりして、緩やかに時間が進む。胃ろうをするかどうかに悩むあたりなど、端々にペコロスさんのお母さんに対する愛情が感じられて、こんな風に穏やかに介護の必要な親を見続けられるだろうか、と考えさせられた。
読了日:11月24日 著者:岡野雄一
指を置く
★3.5 平面のイラストに指を置くだけで、イラストに自分が介在して何かを起こしたりしているような錯覚を楽しむ本。「なるほど」とニヤリとしたり、「おおっ!」とリアルな実感に近い感覚を覚えたりして、なかなか面白かった。「?」となるのもあったけど、ちゃんと解説が付いていたので良かった。ただ、最後の章?だけなぜか解説がなくて、意味がよくわからないままになってしまったページもあって、ちょっと消化不良。
読了日:11月24日 著者:佐藤雅彦,齋藤達也
怪しい店
★3.5 店をテーマにした作家アリスシリーズの短編、安定の5作。骨董屋での殺人事件『古物の魔』、こだわりの強い古本屋での窃盗、傷害事件『燈火堂の奇禍』、『ショーウィンドウを砕く』は店と言っても浪費家の女性が殺される話、旅先で立ち寄った理髪店でのちょっとした謎『潮騒理髪店』、「耳屋」という謎の店で起きた殺人事件『怪しい店』。ミステリとしては小粒で箸休め的な作品だけど、『潮騒理髪店』が良かった。ご主人のプロフェッショナルな仕事ぶり、実に気持ちの良さそうな理髪店。こういう日常の謎も時々あるとホッとする。
読了日:11月27日 著者:有栖川有栖
あたしンち 20巻
★4 連載終了からもう数年経つと思うんだけど、まだあと1冊出るのか(苦笑)。まぁ連載から刊行まで年単位で待たされると、もう連載時の記憶もなく、まるで初読のような新鮮な感覚で読めるというのが、これはこれで楽しいというか。でも今回は書き下ろしのおまけ漫画(番外編)がなくて、ちょっと残念。これだけ間が空いたんだから、おまけくらい付けて欲しかったよ…。
読了日:11月28日 著者:けらえいこ
猫だって鼻提灯くらいできるもん。
★3 自然体の野良猫達の写真集。写真はいいんだけど、個人的には、猫目線でのセリフはいらなかったなぁ。セリフが付くと、なんか作り物じみてしまって、自然な写真がもったいない。どうしても言葉を添えるなら人目線でいい。
読了日:11月30日 著者:あおいとり
読書メーター
香月日輪さんの訃報に驚いた。51歳、まだお若いのに…。『妖怪アパート』シリーズ、面白かったです。あのアパートの住人になりたかったな。ご冥福をお祈りいたします。 →bookmeter.com/post/13/116442… #bookmeter
骨折して左腕を三角巾で吊ってるんですが、仕事帰りの駅前で、右手も荷物でふさがってるのに、選挙運動の新聞みたいなものをしつこく強引に押し付けようとした人よ。「これを読んで貰ったら安倍政権のペテンがわかりますから!」って、自分の意見ばかり一方的にまくし立てて、相手(私)の状況も目に入らないような人が支持してる所には入れる気にならないよ…。 →bookmeter.com/post/13/115940… #bookmeter