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鬼滅の推し兄弟×RRRの推し兄弟コラボ写真✨
見てきました。パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
近くの映画館では、3Dの吹替版 しか上映してなかったので、有無を言わさず3Dでした
もみじさんのレビューで、あえて3Dで見なければいけないほどではないとアドバイスをいただいていたので、2Dでもいいかなとも思っていたのですが。
しかも私は眼鏡なので、更に3D眼鏡をかけるのもあまり好きではなくて。
まあ以前1回だけ他の映画館で3D映画を見た時には、思ったほど気にならなかったので、まぁいいか、と思ったのですが…
今回渡された3D眼鏡は、眼鏡の上からかけると、下にずれてフレームが視野に入ってしまい、見にくい!
ずーっと手で眼鏡を支えながら、2時間半見ないといけないのか、とのっけからゲンナリ…
(幸い混んでなかったので、ひじ掛けにもたれて頬杖をつきつつ、眼鏡を支えて見ました)
微妙にピントも合いにくく、違和感に慣れるまで結構かかりました(+_+)
3Dもいいけど、2Dの選択肢も用意して欲しいなぁ
前置きが長くなってしまいましたが、肝心なのは内容ですね。(^ ^;)ゞ【以下、少しネタバレ気味&辛口です。これから見に行く予定の方は、ご注意を!】
内容は、前3作に比べて、小粒な印象。
物語の傾向としては1作目に似てるけど、脚本の巧みさが弱く、ダイナミックなアクションや壮大さは、2,3作目に及ばなかったです。
個々の思惑が複雑に絡み合い、2転3転する駆け引きが少なくて、謎や伏線の処理もあっさりめ。
ウィルとエリザベスに代わるヒーロー&ヒロイン役の、宣教師と人魚も存在感がないし、おなじみのメンバーもギブスとバルボッサだけ。
ピンテル&ラゲッティすら出てこない。
寂しい…
なんか物足りない…
前3作を切り離して、単独で見たなら、どうかなあ、まあ面白いのかな。
どうしても比べてしまうので。
ミステリ好きなせいか、前3作くらいややこしい展開でもついて行けたし、楽しめたけど、そこまでじゃない人は「???」って感じだったみたいなので(知恵袋とか、「あれはどういう意味ですか?」みたいな質問だらけ)、これくらいシンプルな方が楽しめるかも?
あと、3D、本当大して意味ないです。
2Dで十分。
3Dの迫力が感じられたのは、猿のジャックが飛び出して来る所くらい?(笑)
むしろ2,3作目のクラーケンや海戦シーン、大渦のシーンとかが3Dなら迫力あったのに。
とまあ、散々なことを書き散らしてしまいましたが、実はジャックに会えただけで、かなり満足です(笑)。
ほぼ出ずっぱりだし。
その辺りまで、見透かされて制作されたのかも?
ちなみに、ジャック、前より茶髪になってた?
黒っぽい方が好みなんだけどな。
グッズも楽しみにしてたんだけど、今回のはしょぼいし・・・
前回みたいな、大人でも使えるようなデザインのストラップやアクセサリーはほとんどなかったです。
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「運命じゃない人」の内田けんじ監督の最新作、「アフタースクール」
やっと地元でも公開が始まったので、見に行って来ました!
「運命じゃない人」が、めちゃくちゃツボだったので、楽しみで楽しみで。
アフタースクール公式サイト
母校の中学校で教師をしている神野(大泉洋)と、サラリーマンの木村(堺雅人)は中学時代からの親友同士。産気づいた木村の妻(常盤貴子)を、仕事で忙しい木村の代わりに神野が病院まで送りとどけた。その日、夏休み中だが部活のため出勤した神野のもとに、同級生だという探偵(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。島崎と名乗る探偵は木村を捜していた。若い女性と親しげにしている木村の写真を探偵に見せられた神野はショックを受け、なかば強引に木村捜しを手伝うことになってしまう。
冒頭で、堺雅人さんの中学生時代を演じていた男の子が、ホントに目元とか表情が堺さんっぽくて、そこに妙に感心しちゃいました
堺さんって、なんか今にも泣きそうな表情しますよね?そんな雰囲気がバッチリで。
本筋とは全く関係のない所ですが
本筋に戻ります
「運命じゃない人」では、全く無関係に見える人や状況が、話が進むにつれ、どんどん繋がって、「ええっ!?こんなチョイ役みたいな人まで関係してたのっ!?」とビックリしながら、パズルのピースがみるみるはまっていくような展開が、見事にツボにはまりました。
今度は、どうやってビックリさせてくれるんだろう?との期待通り、途中で、そこまで見てきた世界がひっくり返り、「そうきたかー!」と内心ニヤリ。
ひっくり返る所まで、若干話が地味?で、不安に駆られましたが、仕掛け自体は、お見事と思いました。
ただ、前作に比べ、ちょっと話が複雑で、登場人物も多かったせいか、1回見ただけでは、細かい所が分かりにくかったかも。
1回目でオチのわかったところで、もう1回見て、冒頭から、確認してみたくなりました
でもやはり、見る者の足を掬う仕掛けはスゴイ。
きっと推理小説として本で読んでも、話がひっくり返るシーンは面白いだろうな
叙述トリック的なミステリーがお好きな方には、オススメです
金曜日、仕事が片付かなくてちょっと残業になってしまい、「今週はなんだかバタバタして疲れたなぁ」と思いながらの帰り道。
「なんかスカッとしたいなぁ」と思って、ふと「今映画なにやってるのかな」と検索したら、ちょうどこの映画の上映時間がいい感じだったので、発作的に見に行って来ました。『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』
いやー、すっっっごくバカバカしくて、良かった
ストーリーは、ベタで、予想通り。
おバカな高校生たちと、真面目そうなのに大人気ない駐在さんとの、イタズラの応酬。
笑わせといて、最後にちょっとだけ泣かす。
懐かしいホームドラマ、コメディのような、スタンダードな安心感。
悪い人なんて出てこない。
ここまで書いて、「これって、私の好きな、遠藤淑子さんの漫画と共通してる」と気付いて、妙に納得でした
市原隼人さんの、真面目な時の顔と、ニッと笑う時の表情のギャップが良かったです
佐々木蔵之介さんの、「大人気ない大人」も見事
顔に「怒りの青筋」とか貼り付けてたし(笑)
佐々木さんは、以前から楽しみにしている『アフタースクール』にも出演されているので、ますます見るのが楽しみになりました
※『アフタースクール』、すでに公開になっているようですが、地元ではまだ先なんです
大泉洋さんがテレビに出まくって宣伝しているので、見たさがつのります
『ぼくちゅう』、小難しい事は考えず、スカッと笑いたい方にはオススメです
ご無沙汰してました
体は元気ですが、精神疲労が溜まっております
そこで、気分転換を図ろうと、久しぶりに映画を見に行って来ました。
って、原作のファンなので、前から見るつもりではあったのですが。原作を読んだ時の感想はこちら → 『死神の精度』伊坂幸太郎
伊坂さん、ついに『ゴールデンスランバー』で「本屋大賞」を受賞されたと少し前に新聞で読んだところです。
『ゴールデンスランバー』良かったもんね、うんうん。これで、もしかしたらいよいよ直木賞もいっちゃうんじゃないの?なんて予測してます。(最近の直木賞の選定にはちょっと疑問符が多いけど、取るに越したことはない…)
作品の映画化も、今後公開予定のものを含めて5作になるとか。
で、今回の映画の話です。 『Sweet Rain 死神の精度』
死神の千葉(金城武)の仕事は、不慮の事故で亡くなる予定の人物のところに7日前に現れ、その人を1週間観察し、その生死を判断すること。雨男の彼はその日も雨の中、7日後に死を迎えるはずの27歳の会社員一恵(小西真奈美)が現れるのを待っていた。やがてメーカーの苦情係として働き、疲れ果てて仕事を終えた彼女が姿を見せ……
小説の映画化には、あまり期待しないでおくのが賢明ですが、今回は「まあまあ良かった」かな…。
去年見た、『アヒルと鴨のコインロッカー』(感想)は、伊坂作品の中でもちょっと苦過ぎて、原作はあまり好きではない感じだったけど、映画の方はなかなか良かった、という珍しい感想になりました。
一方、『死神の精度』は、原作がすごく良くて好きな作品なので、ハードルも上げちゃうだろうし、ガッカリするかもな…と思ってました。
でも、金城武の「千葉」がなかなか良くて、調査対象となる人間に合わせて姿が変わるという難しい設定にもかかわらず、好青年風も、とぼけたチンピラ風のおっさんも、見事にはまってました。
小西真奈美も、キャストを聞いた時に、原作の人物に比べて小奇麗すぎなのでは?と違和感があったけど、ちゃんと地味で暗いOLになってました。
ヤクザの藤田さんは、もうちょっと落ち着いていて凄みのある人なイメージだったので、しばらく馴染めませんでしたが。
ただ、黒犬(原作には無いキャラ。上司らしい)は、無くても良かったと思う…
せめて犬のセリフは字幕じゃなくて、ちゃんとしゃべらせた方が良かった。
原作は連作短編集なので、映画でも三部構成の形になっていました。
原作を知らない人が見たら、オムニバス映画にしか見えなくて、ラストでその繋がりが分かるまでは退屈かもな、と感じましたが。
うまくやったな、と思ったのは、原作の6話のエピソードのうち3つのみを取り出して、原作にはない繋がりを作っていた事です。
原作では繋がっていなかった人が繋がって、そのため最後の老女の言葉のいくつかが、原作とはまた違った重みを生んでいました。
ラストで流れる、小西真奈美の歌(役で歌ったもの)も、なるほどこの声なら、と思わせる透明感のある声で、配役に納得。
なんというか、全体的にコンパクトに無難にまとまった感があり、映画として「傑作!」とは言えない感じでしたが、それほど原作のイメージを壊さなかった、ということで、及第点です。
いい演技をした、金城武さまさまかもね。
いや~、久しぶりに映画を見て、気分上昇しました
地元映画館の企画「後払い劇場」で鑑賞して、すっごく面白かった、『運命じゃない人』の内田けんじ監督。
待望の2作目『アフタースクール』が近々公開になるようです。
『アフタースクール』公式サイト
母校の中学校で働く、人の良い教師・神野のもとに、かつての同級生だと名乗る怪しい探偵が訪ねてくる。探偵は、神野の親友で同じく同級生、現在は一流企業に勤めるサラリーマン・木村の行方を追っていた。心ならずも神野は木村探しに巻き込まれてしまう――
人を疑うことを知らない男と人の裏側ばかり見てきた男。ちぐはぐコンビの捜索活動から、神野の知らなかった友人・木村の一面が次々と明らかになり、物語は思いもよらぬ方向へと転がりだす!
「思いもよらない展開へと転がりだす」あたり、『運命じゃない人』の雰囲気と共通した感じで、期待が高まります。
出演する俳優さんも、前作はマイナー系でしたが(でも、主演の中村靖日さんはこれで名前もバッチリ覚えたし、最近缶コーヒーのCMで欽ちゃんや舘ひろしさん、ウルトラマン(笑)と共演しててビックリ!
ブレイクの予感?)、今回は、大泉洋さんや佐々木蔵之介さん、堺雅人さんなど、メジャーな人達がズラリ。
でもタレントっぽいキャストではなく、“個性派”“演技派”と言われる俳優さんが選ばれているあたり、ガッカリさせない絶妙なキャスティング。
新しい仕事を始めてから、映画館へ行く足も遠のいてしまっていますが、これは絶対見に行きます
地元の映画館の企画「後払い劇場」第2弾、行って来ました。
昼に「スウィーニー・トッド」を見て、夜にまた出直してコレを見に。2本立てです(笑)
蛇イチゴ
明智家は慎ましくも平穏で幸せな暮らしをしていた。一家の長女・倫子は小学校の教師で、同僚との結婚を控えていた。そんな折、痴呆に冒されていた祖父が死亡。そのお葬式の場に勘当されて音信不通になっていた倫子の兄・周二がひょんなことから姿を現し、家に戻ってくる。時を同じくしてこの一家が抱えていた秘密が次々に明るみに出る。口八丁の兄のことが信じられない倫子は兄を再び追い出そうとするが…。
「ゆれる」の西川美和監督作品。映画レビューとか見ても、絶賛の声が多いです。
企画者のコメントでも、【「ゆれる」を見て、「この人がコメディを撮ったら凄いことになりそうだな」と思い「蛇イチゴ」を見たらこれがまさに黒いホーム・コメディ。】と紹介してあったので、楽しみに行って来ました。
…えーと、私にはコメディとは思えなかった…です。
ボケてしまったおじいちゃん、介護に疲れ果てているお母さん、家族に黙って借金を重ねるお父さん、生真面目すぎる妹、オマケになんか感じ悪い婚約者。
生々し過ぎる…。
なんだか終始息苦しくて…すっごく凹む。
これ、笑っていい話なんですか?コメディって言っていいんですか?
兄ちゃんの飄々とした感じが唯一の救いだけど、またそこへ寄りかかってしまうお父さん達にイライラ。
どこで笑ったらいいんだろう?いつになったら笑えるんだろう?この後好転するの?と思いながら、終わってしまいました。
ラストのエピソードで、ちょっとだけ気分が持ち直したけど、それでも苦い思いは残りました。
確かに、この生々しさ、人間の描き方、話の持って行き方、「スゴイ」と思いましたが、私の好みではなかったです。
鑑賞後、企画者の方が、この映画を選んだ理由みたいなのを簡単に解説してくれたんですが、やっぱり「黒い」が付くとはいえ、コメディとして評価してるみたいで…
世間での評価も高いわけだし、私の受け取り方ってそんなにずれてたのか…?
ちょっとショック。
世間の好評価とのギャップに、自分の価値観に自信がなくなった。
同じものを見ていても、ここまで感じ方って違うものなんだな、と思い知らされました。
で、私は今回いくら払ったか?
正直、「見てよかった」とは思えなかったのですが、自分の評価に自信がなくなっていた(苦笑)
そこで、1,000円からちょっとだけ減点して、700円か800円くらいにしよう、と考えたのですが、実は1,000円以上じゃないと、シネマポイントが付かないんですよ。
6回見たら1回タダになるお得なポイントなので、2、300円ケチっての減点より、ポイントを取って1,000円払いました
「後払い劇場」としてまだ2回目の企画なのに、お客さんが少なくて存続の危機らしいし、その応援も込めて。
次の企画に、期待します。
19世紀、ロンドン。フリート街で理髪店を営むベンジャミン・バーカーは愛する妻と娘と共に幸せに暮らしていた。しかし、美しい妻に恋をしたターピン判事の陰謀で、バーカーは無実の罪を着せられ、投獄されてしまう。15年後、妻と娘を奪われたバーカーはスウィーニー・トッドと名前を変え、フリート街に戻って来た。理髪店を構え、パイ店の店主、ミセス・ラペットの協力を得て、ターピン判事への復讐を始める。
かなりエグイらしい、とあらかじめ覚悟していたスプラッタシーンは、確かにキテました。
最初の殺人の時は特に。
見るだけで「痛ーっ」って。
その後、殺人が流れ作業的になっちゃうと、ちょっと麻痺しちゃいましたが。
個人的にはスプラッタより、ゴ○がうろついてる方が耐えられなかった
それより何より、ミュージカル、やっぱり合わないかも…と思いました。
時々、歌の場面で、次の展開を待つのに耐えられなかったです。
歌によっては違和感の無い所もあったけど…
でも、ジョニー・デップはやっぱり凄かったです。
悲劇の、でも無差別殺人をしてしまう冷酷非道な殺人鬼。
それでも人を惹きつける複雑な人間になってました。
濃いキャラクターなのにすっかり自分のものにしちゃって、「演じている」と思わせない。
もう「そういう人」にしか見えないです。
「どこか壊れた人」を演じるともう完全にヤラレます。
個人的に、ミセス・ラペットが未来を夢見る空想のシーンがツボでした
笑っちゃった。
お話は、悲劇的でちょっと意外な結末でした。
結末としては、ちょっと気になった所も。
「あれ?それであの二人はどうなったの?」
それはもう別の話ってこと?
ストーリーを真面目に追っちゃダメだったのかな?
“本当は怖いグリム童話”のように、不条理で残酷なおとぎ話、だったのかも。
そう思うと、ミュージカルな所も、現実味を薄めるには合ってたような気がします。
トータルで見ると、それなりに楽しめた…かな…
スプラッタが苦手な人にはオススメできないし、ミュージカルにも好き嫌いがあるし、好みが別れる作品かもしれませんね。