4月は、たまたま猫漫画の発売日が重なり、猫漫画強化月間みたいになってました。
それにしても漫画しか読んでない…
4月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:1865
ナイス数:138
博物館ななめ歩き
★3 東京近郊を中心に、有名所から企業や個人で運営しているマニアックな博物館まで、94館紹介。各館見開き2ページで、右ページは簡単な紹介と入館料などのデータだけなので、正味内容は左1ページ。そこにイラストや文字がみっちりぎゅうぎゅうで、ちょっと読みにくい。それでも1ページしかないので、情報量としては散漫だし物足りず。どこも面白そうなんだけど、読むのに疲れて(老眼始まってるせいもあり)、気分が乗らない。なかなかページが進まなかった。
読了日:04月04日 著者:久世 番子
しゃばけ漫画 仁吉の巻 (新潮文庫)
人気漫画家がしゃばけをテーマに描いた漫画アンソロジー。「仁吉の巻」とあるけど特に仁吉の話ってわけではなかった。原作のエピソードをコミカライズしたものだけじゃなく、オリジナルストーリーだったり、全く別物みたいな漫画も。せめてキャラクターの雰囲気や世界観は原作に準拠してほしい。原作にある程度忠実な方が、やはり内容がしっかりしていて読みでがあった。高橋留美子は今こんなあっさりした絵柄なのか…。
【収録作品】高橋留美子[屏風の中]/みもり[仁吉の思い人]/えすとえむ[月に妖]/紗久楽さわ[きみめぐり]/鈴木志保[ドリフのゆうれい]/吉川景都[星のこんぺいとう]/岩岡ヒサエ[はるがいくよ]
読了日:04月17日 著者:
しゃばけ漫画 佐助の巻 (新潮文庫)
★3.5 感想は「仁吉の巻」と同じく。雲田はるこさんの落語の噺を使った作品が特に良かった。絵も合ってるなぁ。仁吉と佐助の描き分け方も好き。(他の方のは優男の仁吉との対比で佐助がゴツすぎるのが多い)
【収録作品】萩尾望都[うそうそ 箱根の湯治についての仁吉と佐助の反省談義]/雲田はるこ[ほうほうのてい〜落語「千両みかん」より]/つばな[動く影]/村上たかし[あやかし帳]/上野顕太郎[孤者異]/安田弘之[しゃばけ異聞 のっぺら嬢]/柴田ゆう[しゃばけ4コマ]
読了日:04月17日 著者:
はぴはぴ くるねこ 8
★3.5 7巻と同時発売。新規預かり猫さんはチビさんのみで、いつメンの日常中心。頭痛アクマの話分かるわー。偏頭痛の時の目の奥のアクマの暴れる感じ。これからはポッちゃん似のアクマだと思えば…やっぱり辛いか。ヒミツさんの話。最初は本当に秘密だったのに、最近時々お出ましだなと思ったら秘密だった理由が判明。なんだそういうこと?笑と思ってたら不意打ちが…。ヒミツさんも雲上支店に転勤かぁ…。眠るように安らかに、っていうのは羨ましい。苦しんで逝くのは本猫も飼い主も辛い。もっとヒミツさんのエピソード読んでみたかった。
読了日:04月20日 著者:くるねこ 大和
鬼灯の冷徹(31) (モーニング KC)
★4 ついに最終巻。31巻も続いたのに、安定して面白かったなぁ。結婚や独立、人事異動など、最終巻はどの話も完結に向かってお話を畳んでいくような雰囲気があり、ハッピーな話題も多かったけど、ちょっとしんみりしながら読んだ。まだまだ読みたかった…。《猫の紳士は悪気がない/名前は言霊/凶霊と仲間/令和桃太郎店/檎ちゃんの杖/特徴をつけるということ/知り合いが一堂に会する機会と言えば冠婚葬祭①②/育成するということ》
読了日:04月26日 著者:江口 夏実
犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい(6) (ワイドKC)
★4.5 今回も面白かった〜!今までは犬の反応→猫の反応の対比がハッキリしてたけど、今巻は犬猫それぞれのエピソードなどもあって、個々の魅力がより濃く感じられた気がする。特に猫様は塩対応とか残念な反応とかでオチに使われる事が多かったのが、良い所も沢山描かれていて嬉しい。猫飼いなので猫のエピソードには共感しまくり。お腹の音に驚く猫様とか、顔に塗った薬に毛がめちゃめちゃ付く話とか、本当面白すぎる。その度にうちの猫までより愛おしく、時々読むのを中断してナデナデしてしまった。
読了日:04月26日 著者:松本 ひで吉
ともみさんとのりまき (2) (バーズ エクストラ)
★4 猫飼いの日常漫画なので、『くるねこ』と基本的には変わらないんだけど、それもまた良し。違いはフィクションかノンフィクションか、ってくらい。猫好きでプレゼントくれる社長さんいいなぁ。猫のいる鍼灸院も。待ち時間がボーナスタイムみたいな。あと菜の花の芥子ポン酢和えが無性に食べたくなった。
読了日:04月26日 著者:くるねこ大和
拾い猫のモチャ5 (KITORA)
★4 一人暮らしを始めた娘の周辺の猫と、両親の元で暮らすモチャ、ミルク。更に娘が連れ帰ったノリ吉まで加わって、猫模様が多彩に。娘さんが家を出て、寂しくなるな、大丈夫かな、と思ったけど杞憂だった。日常の何気ない仕草がとにかく可愛くて幸せ。猫に癒されまくりな一家。最後のノリ吉のモデルになったという猫と著者のエピソードには涙。漫画の中で元気なノリ吉を描く事で、コロイチには出来なかった体験をさせてあげているのかも。
読了日:04月26日 著者:にごたろ
おじさまと猫(7) 特装版 (SEコミックスプレミアム)
★4 通常版を買ったつもりで、開けたら薄い冊子が付いてて、間違えて特装版を買ってた事に気付いた…。おじさまをライバル視するジョフロワが押しかけてくるも、やはり猫を通じてあっさり陥落。シリアスな展開が全く長続きしないのがご都合主義的だけど、猫漫画としては良いと思う。重苦しい人間ドラマよりも猫と猫に癒される人間が見たいのだ笑。猫に付けられた傷、大きいほど人に見せたくなるの分かる!猫飼いの勲章。あと日比野さん好きだわー。貴重なツッコミ役。
読了日:04月26日 著者:桜井海
猫奥(2) (モーニング KC)
★4.5 滝山様に理解者が現れた!!1巻では猫を愛でたくても思うように愛でられない様子がもどかしかったけど、味方もできて、少し心が軽くなった。猫の好きなツボも似ている照代さん、いいキャラが出てきてくれました!吉野ちゃんも以前より懐いてきているような(いないような笑)。面白くなってきた。巻末の短編漫画『こまとちび』も良かった。お母さんはこまが助けた事に気づいてくれたのかな。こまも甘やかしてあげて欲しい。
読了日:04月26日 著者:山村 東
聖☆おにいさん(19) (モーニング KC)
★3.5 初期の爆発力とまでは行かないまでも、安定して面白い。ルシファーさんが男前すぎてヤバい。私も地獄に転職したくなります笑。しかし『最聖☆戦隊 ホーリーメン』制作の長編シリーズ化って、大丈夫かな?これ本気のやつ?ギャグ漫画は一話完結で同じネタを引っ張らない方がいいがするけどなぁ。
読了日:04月26日 著者:中村 光
地獄楽 1-12巻 新品セット
★4 DMMブックスの70%offクーポンで電子版大人買い。面白かった!序盤は善人がほとんどいなくて乗り切れなかったけど、終盤にかけてが凄い。元々鬼滅の不死川兄弟推しは亜左兄弟絶対刺さる、と聞いて読んだけど、確かに…。兄弟愛に弱い。亜左兄弟だけじゃなく、基本罪人と監視役のコンビがどれも素晴らしい。それぞれの欠点やコンプレックスを図らずも補うような組み合わせで、徐々に絆ができていく感じがいい。敵も最初はエグいほど強いし情け容赦ないし無理じゃん、からの人間味の部分や、倒す方法を見出していく感じが面白かった。
読了日:04月30日 著者:賀来 ゆうじ
地獄楽 13 (ジャンプコミックス)
★4 最終巻も面白かった!蓮を倒す山場のとこまさかの展開で痺れたー!!そうきたか!王道なら画眉丸が倒すところを、躊躇しちゃうなんて。“迷い”が全編通してのポイントだったから、最終局面でもそれが一貫してて最高でした。ほぼハピエンだし後日談もしっかり描かれてるし、大団円。こんなエグい戦いやってきてこの読後感。亜左兄弟の出番はほぼなかったけど、展開が面白かったから満足度は高い。でもやっぱり亜左兄弟もっと見たかった。スピンオフ出ないかなぁ。各キャラ(コンビ)のその後がまだまだ読みたい…。
読了日:04月30日 著者:賀来 ゆうじ
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