今日は猫の日! 本屋さんで可愛い猫の豆本を見つけたので、買っちゃいました(=^ェ^=)
→bookmeter.com/post/13/136507… #bookmeter
珍しく風情ある様子だったので。 #ニャッセン pic.twitter.com/9hCkrDza6C
今日は猫の日! 本屋さんで可愛い猫の豆本を見つけたので、買っちゃいました(=^ェ^=)
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珍しく風情ある様子だったので。 #ニャッセン pic.twitter.com/9hCkrDza6C
もはや読書記録のまとめのための、月1回のログイン程度のブログになっておりますが、一応細々と続いております。
ユズも老境の域ではありますが、それなりに元気です。
チビさんやひなが逝った14歳の冬を乗り越え、我が家のご長寿記録を伸ばしてくれています。
15歳、20歳と長生きしてほしいです。
私の方も、年齢とともに体力気力が落ち、なかなか読書に以前ほどのめりこめないのですが、
毎週の図書館通いを続けているおかげで、細々と読んでいます。
そういえば、大好きな京極夏彦の百鬼夜行シリーズの新刊、待てど暮せど出ません。
もう10年にはなるのではなかろうか。もしかしてそろそろ干支一巡?
水木しげる御大の訃報で久しぶりにお姿を拝見しましたが、新刊どうなってますか?
生きてるうちに読みたいです。(笑)
2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:2213ページ
ナイス数:509ナイス
[現代版]絵本 御伽草子 木幡狐 (現代版 絵本御伽草子)
★3.5 人気作家とイラストレーターがコラボして描く、現代版御伽草子シリーズ。《狐たちにより、人間社会の侵略を目的に作られた名門女子高。優等生のきしゆはイケメン高学歴エリート男を籠絡し…》現代を舞台にしてるので、狐も現代っ子?(笑)。良妻賢母を目指す女子高側の思惑をよそに、飽きっぽくて自由奔放な狐たち、まさにイマドキの女子高生にハマってるような。ただ一人、完璧な女子力を身に付けてソツなく振舞うきしゆの行く末は?いつか破綻する?と先が気になった。
読了日:1月4日 著者:藤野可織,水沢そら
藤森照信×山口 晃 探検! 東京国立博物館
★4 「トーハク」の裏表がわかるガイドブック的な内容で、どのページも楽しかった。建築が中心で、収蔵品に関してはあまり触れられなかったので、そこは少し物足りないと思ったけど、普段なら建築デザインに目を留めることなどほとんどないので、それはそれでとても面白かった。ドーム部分の裏側とか、貴賓室や茶室内(庭に茶室がある事も知らなかった!)など、普段は入れない部分が特に興味深い。展示機材や照明の工夫や、修復室にも触れてあった。藤森さんと山口画伯の物事の見方も独特なので、真面目過ぎず楽しかった。
読了日:1月4日 著者:藤森照信,山口晃
えほんからとびだしたオオカミ
★3 表紙が可愛かったので。オオカミが真っ黒で、佐々木マキの『やっぱりおおかみ』を彷彿としたんだけど、こちらはユーモラス。《本棚から落ちた絵本から、オオカミが転がり出てしまう。その部屋にいた飼い猫から逃げるように色んな絵本に次々と飛び込むけど…》ラストは、あれ?これで終わり?尻切れトンボのような。しかも最後に逃げ込んだお話の結末って…(汗)。この後オオカミ君、どうなっちゃうの?!元の話のオオカミはどこに行ったの?! ハッピーエンドじゃなさそうなのに、ハッピーエンド風の終わり方。うーん、納得いかないなぁ。
読了日:1月4日 著者:ティエリー・ロブレヒト
活発な暗闇 新装改訂版
★3.5 酒井駒子さんの装画に惹かれて。江國香織さんが選んだ詩のアンソロジー。好みに合うのも合わないのも。改行のない長めの散文詩は目が上滑りしてしまってダメだった。一番グッと来たのは、テニスン(江國香織訳)の『来るんじゃない 私が死んだならば』。潔い。「しかしお前 お前は去れ」には潔ぎよすぎて笑ってしまった。『千の風になって』と似ているようで、全然違う。思い切り突き放す感じが好きだ(笑)。
読了日:1月4日 著者:
陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル)
★4 大好きなシリーズの3作目!軽妙な会話は健在。成瀬の知将っぷりも、響野の饒舌も(でも若干出番が少なかったかな?)、久遠の動物好きも、雪子のドライビングテクニックも。今回の敵は、伊坂作品によく登場する残忍なサディストとはタイプが違い、人間的には小物。でも自分のしていることに一切罪悪感がないのは同じ。圧倒的な恐さはないのに、狡猾で、猛毒を拡散して面白がってる感じが腹がたつ。こんな最低な奴に目を付けられて追い込まれても、4人がいつも飄々淡々としてるのが頼もしかった。4人組だけに4作目も期待して待ちますよ。
【ネタバレ感想】最後、響野が「ともだちテスト」なんて余計な提案をして! 万が一、友達がいたらどうするんだ! ここからまたひっくり返されるんじゃ?!とチラッと思ったけど、杞憂で良かった。そんなお友達がいるような男なら、こんなことにはならないか。
読了日:1月7日 著者:伊坂幸太郎
深夜百太郎 入口
★4 面白かった。出口から読んでしまったけど特に問題なし。入口の方が若干ホラーな話が多かったような印象。短めの、でもなかなかに濃いホラーがサクサクとたくさん読めるので、満足感がある。【以下ちょっとネタバレ感想】犬猫が酷い目にあう話はちょっと読んでて嫌だったけど、そこはちゃんと因果応報に片がつく話だったので良かった。人間が理不尽な目にあう話もいっぱいあったけど、そこはあまり気にならないのが我ながらどうかと思うけど…。
読了日:1月7日 著者:舞城王太郎,MASAFUMISANAI
うさぎの マシュマロ (講談社の翻訳絵本)
★4 猫の絵が絶品の作者のウサギ絵本。…と見せかけて、やっぱり猫が主役!だ(笑)。《他のいきものを見たことがなかった猫のオリバーの家に、フワフワの白い子ウサギがやってきた》猫とウサギを一緒に飼う?!ウサギにビビるオリバーがかわいい。飼い主さんも新入りのウサギに夢中だし、オリバーの立場…。どうなることかと思った。/作者の絵が好きで、図書館にある絵本は全部読んだと思ってたら、書架にこの絵本を発見。「ターレー」と「ターレイ」の表記違いで検索した時に引っかからなかったらしい。外国の人名はこれがあるから困るなぁ。
読了日:1月10日 著者:T・クレア・ニューベリー
カールの降誕祭
★3.5 シーラッハは2冊目。短編3本収録。壊れた、あるいは壊れていく人間が淡々とした筆致で描かれる。作中に登場したホルバインの『大使たち』は、作品が脳裏に浮かんだので、歪んでいくカールの世界と重なった。毒親に抑圧されたカールには同情する。同じ衝動的行動でもパン屋の方は相手に同情…。《過去にワケありのパン屋が日本人女性に恋をしたが…『パン屋の主人』。四角四面だった裁判官は退職後…『ザイボルト』。名ばかりの名家に育ったカールの数奇な人生『カールの降誕祭』》
読了日:1月12日 著者:フェルディナント・フォン・シーラッハ
[現代版]絵本 御伽草子 うらしま (現代版 絵本御伽草子)
★3.5 人気作家とイラストレーターがコラボして描く、現代版御伽草子シリーズ。《漁に出たまま行方不明になった兄を探して海に出た私は、磯で見つけた不思議な甕の中に吸い込まれ…》浦島太郎の妹が覗き見た、竜宮城の話。ヒグチユウコさんの絵が好きで楽しみにしてた。ストーリーの方はそれほどでもないかな…。甕を覗き込んで会話する女の正体が不明でミステリアス。
読了日:1月17日 著者:日和聡子,ヒグチユウコ
ぶるわん
★4 ワンコがブルブルしてる瞬間を捉えた写真集。猫バージョンも予約中。いやー、ヒドイお顔(笑)。特に皮膚がダルダル系(ブルドッグとか)のワンコや長毛種のワンコが変化があって面白い。もう顔のパーツがしっちゃかめっちゃかで、何が何やら分からなくなってるような写真まで! そんな中、1匹だけ目がクリクリのアイドル顏のままのワンコがいて、「君、逆に凄いな」と思った。女子同士で本気の「変顔」やりあってる中で、一人だけ「アンタ全然変顔じゃないじゃん!」みたいな(笑)。
読了日:1月17日 著者:カーリ・ダビッドソン
火打箱
★3.5 アンデルセンの初期の作品を原案に描かれたストーリー。《戦場で負傷した青年オットーは死神を見た。その後、獣の皮を着た奇妙な男に助けられ、「きさまは恋に落ち、自分の王国を手に入れる」と予言される》男装の美少女、人狼、魔女などが登場し、ベースは御伽噺だけど、内容は残酷で大人向け。魅力的な要素はてんこ盛りだったのに、イマイチ気持ちが乗れなかったのは、肝心の主人公に魅力がなかったからか。運命に流されるように行動しているだけで、あまり主体性がないように感じた。この主人公ならこの結末にも納得。
挿絵がプリーストリーの怖い話シリーズと同じ人(デイヴィッド・ロバーツ)だった。怖い話シリーズの絵は好きだったんだけど、これはちょっとタッチが違っていて気づかなかった。狼や死神、死者などの絵は迫力もあってかっこいいけど、人物の描写は怖い話シリーズより漫画チックで粗く稚拙に見える。主人公は聖☆おにいさんのイエスそっくり(笑)だし、ヒロインは美少女に見えなかった。
読了日:1月18日 著者:サリー・ガードナー
井上洋介図鑑 (らんぷの本)
★3.5 近くの美術館で展覧会があり、図録として置いてあった。ポスターが、子供の頃読んだ『くまの子ウーフ』だ!と懐かしく、他の絵本も知ってる作品がいくつかあったので、絵本メインだと思ってたら、原点はエログロ系の漫画で、戦争体験を反映したような暗くグロテスクな絵画とかも描かれている。私はそういうのも好きなので興味深かったけど、絵本のイメージを期待して展覧会行ったら、子供泣くかも(苦笑)。ウーフは挿絵担当だけど、文章も絵も手掛けた絵本は、どれもナンセンスでシュール。とても面白い。漫画の発想が活きているのかも。
読了日:1月25日 著者:井上洋介
キューマイ! 球場迷子 (SPコミックス)
★4 “カープ女子”漫画から、プロ野球観戦漫画へ。《突然失踪した彼氏。残された大量の観戦チケットをヒントに、消えた彼氏を探すため、球場に足を運び始めた優子は…》ズムスタか地元球場のカープの試合しか行ったことがなく、機会があれば他の球場にも行ってみたいなと思っていたので、優子がいろんな球場を渡り歩くのは、他球場のカープ以外の試合やイベントを疑似体験しているみたいで面白かった。彼氏の謎は野球を描くオマケみたいなもん(笑)。他のシリーズも、わりと主人公の人間ドラマは尻すぼみだし、野球ネタが楽しみなので良し。
読了日:1月25日 著者:石田敦子
みつえばあちゃんとボク
★3.5 『ペコロスの母に会いに行く』のみつえさんと、孫の幼い頃の交流。坂道の石段に二人腰掛けて話す時、みつえさんは時折、自分が本当はもうボケていて、うつらうつらしながら見ている夢ではないかと不安になる。時々大人びたことを思うまーくん、年代的に不自然な震災の話、ペコロスさんの再婚も時期が違うのでは?などを考えると、そういうことなんだろう。息子さん本人の体験というより、二人の交流を見守ってきたペコロスさんの見た二人を、想像を交えて描いたフィクションと捉えた。手を繋ぐ老夫婦のエピソードがどれも切ない。
読了日:1月25日 著者:岡野雄一
憑かれたポットカバー: クリスマスのための気落ちした気色悪い気晴らし
★3.5 ゴーリーの日本語訳新刊。予備知識なしに読んで、ゴーリー的な奇妙さは存分に味わったものの、「我はありもしなかったクリスマスの幽霊である」などの繰り返しはなんだろう?と思ってたら、あとがきによると、『クリスマス・キャロル』のゴーリー流パロディということで、なるほどそれで3人現れたのか。訳がゴーリー風味を出すため独特な言い回しなので、クリスマス・キャロルだとは気付かなかった。分かって読むと、このブラックさがなんとも皮肉で面白い。
読了日:1月25日 著者:エドワードゴーリー
読書メーター
数日前から、ちょっとおかしな事が続き、「事故とか気をつけよう」と思っていたのですが、ブレスレット(亡き愛猫達の毛色などをイメージした自作)の石が砕けた後は、特に問題なく帰宅できるようになりました。今日新しい石も買ってきて繋ぎ直し。普段はこんな超自然的な事は気にしないのですが「愛猫が守ってくれたのかも」と思うと嬉しいので、そういうことだと思っておこう。ひなちゃん、チビさん、ありがとね。 →bookmeter.com/post/13/135391… #bookmeter