昨日は、広島に「ニューヨーク・バーク・コレクション展」を見に行ってきました。
ニューヨークの大富豪バーグ夫人の、日本美術コレクションです。
縄文式土器から近世の名品まで、なかなかすごいものが揃っていました。
お目当てだったのは、曾我蕭白の「石橋図」(しゃっきょうず)
思ったよりは小さい掛軸(でも普通サイズ)で、細かい所がちと見づらかったのですが、ちっちゃなお獅子がどれも個性的で楽しかったです。
崖から落ちそうになって必死でしがみついている奴、ポロポロと落ちて行く奴、崖を跳び越えようとジャンプしながら「カメラ目線」になってる奴など‥
果てしなく高いような崖の遠近感や、遠景のぼかし具合、雲の表現はマンガみたいだし、本当に江戸時代にこんな新しい感覚の絵を描いていた人がいたなんて、すごいです。
日本人はどうしても西洋に対する憧れの気持ちが強くて、西洋美術に目が向きがちですが、日本美術もとっても面白いですよ。
ニューヨークの大富豪バーグ夫人の、日本美術コレクションです。
縄文式土器から近世の名品まで、なかなかすごいものが揃っていました。
お目当てだったのは、曾我蕭白の「石橋図」(しゃっきょうず)
思ったよりは小さい掛軸(でも普通サイズ)で、細かい所がちと見づらかったのですが、ちっちゃなお獅子がどれも個性的で楽しかったです。
崖から落ちそうになって必死でしがみついている奴、ポロポロと落ちて行く奴、崖を跳び越えようとジャンプしながら「カメラ目線」になってる奴など‥
果てしなく高いような崖の遠近感や、遠景のぼかし具合、雲の表現はマンガみたいだし、本当に江戸時代にこんな新しい感覚の絵を描いていた人がいたなんて、すごいです。
日本人はどうしても西洋に対する憧れの気持ちが強くて、西洋美術に目が向きがちですが、日本美術もとっても面白いですよ。