6月から職場が営業再開しました。
梅雨の蒸し暑さの中、マスク必須、という状況もあって、酸欠になりやすく、調子が悪いです。
呼吸のしやすいマスクジプシーって感じです。
先日、ウレタンマスクが呼吸しやすい、と聞き、偶然ドラッグストアで品薄だったPITTA(ピッタ)マスクを発見。
試しに購入してみたら、確かに何の抵抗もなく息が吸える!!
スポンジみたいなものなので、ちょっと暑い気はするけど、酸素が入ってくるだけでもありがたい。
しばらくはこれでいこうと思います。
6月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:1558
ナイス数:167
ぽめちゃん (コドモエのえほん)
★3.5 かわいい。最高のモフモフが味わえそう。私も潜り込んでみたい!
《ぽめちゃんがお昼寝していると、風邪をひいたねずみくんがやってきて「少しだけ暖めてくれない?」「いいですよ」とぽめちゃん。ふかふかの毛の中に入れてあげます。そこへ…》
「みんな とんでいっちゃいましたねえ」がシュール笑
読了日:06月01日 著者:柴田 ケイコ
ちちゃこいやつ
★3.5 ほら穴の中にこもって出てこない“ちちゃこいやつ”に、「出てきて一緒にあそばねが?」と呼びかけるおおかみ。あの手この手で誘い出そうとするけど、全然誘いに乗らない。
オチは想像通りだけど、ダニエル・カールさんの山形弁での翻訳がユニーク。読み聞かせする時は、イントネーションが難しいかも?笑
読了日:06月02日 著者:ロブ・ハドソン
ぼくは犬や
★4 ペク・ヒナの粘土造形による絵本。『あめだま』の男の子ドンドン一家の犬グスリ視点の話。相変わらず造形の迫力も凄いし、お話も面白かった。「そっちか〜い!」とか「ちょ、オイオイ!」とツッコミ入れたくなる展開が面白い。犬が主人公で絵面もかわいいので、『あめだま』より好きだなぁ。
読了日:06月02日 著者:ペク・ヒナ
ねえねえ あのね (講談社の創作絵本)
★3.5 しもかわらゆみさんの絵本。繊細でリアルな描写の動物達がかわいい。
《ヒヨコがネズミさんに「だいすきよ」と耳打ち。ネズミさんは嬉しくて、今度はアヒルさんに…》と「だいすき」の伝言ゲーム。赤ちゃん向けの他愛ないお話だけど、喜ぶ動物達がとにかくハッピーでかわいい!
読了日:06月02日 著者:しもかわら ゆみ
でんにゃ
★3.5 《ねこの電車、でんにゃが出発します。最初は「さかなや」に止まります…》
猫の好きな場所を進むでんにゃ。停車はちょっと長め。よく見ると犬も乗ってて、猫達のやる事にいちいちビックリしてる笑。終点で乗り換えると今度は…。ちょっとネコバスを彷彿とする。ネズミに逃げられた時の顔がシワシワピカチュウみたいで面白かった。
読了日:06月02日 著者:大塚 健太
おじさまと猫 (5) (ガンガンコミックスpixiv)
★4 《ふくまるが脱走し迷子になる。ペットショップで一緒だった黒猫を見かけて、追いかけようと飛び出してしまう。彼もまた迷子猫で、野良猫とケンカになり怪我をしたところを、ふくまるを探す神田先生が発見。猫の捜索は時間が勝負。ふくまるを探すべきかー》
目の前の弱った猫を見過ごすことはできないけど、もし今ここを離れたら、ふくまるを見つける可能性を逃すかもしれない。でもやっぱり見捨てられないよね。黒猫(モジャ)も、ふくまるも、無事帰れて良かった。ケンカ相手の野良君まで、ちゃんと帰れる家があって救済されたのはお見事。
読了日:06月16日 著者:桜井 海
おじさんはカワイイものがお好き。(4) (ポラリスCOMICS)
★3.5 猫愛も周りへの気遣いも空回りする不器用すぎる鳴戸課長、だんだん気の毒になってきた…。小路さんの甥っ子真純と知り合って、ちょっと内面の良さも出てきたかも。/パグ太郎と遭遇して記憶が飛んだ小路さん分かるし可愛い/それにしても真純くんいい子すぎない?
《料理教室体験/鳴戸課長、真純と出会う/プレミアショー当落発表/推しカラーを探せ/プレミアショー当日/真純の謎の知り合いは誰?/番外編(大掃除/タピ活)》
読了日:06月17日 著者:ツトム
聖☆おにいさん(18) (モーニング KC)
★3.5 仏教でもキリスト教でも猫はわりと受難なんだな…。女好き(男も?)なゼウスさんがちょこちょこと登場していいネタになってた。
《トリックアート展へ/お中元に悩むアナンダ/マーラのお気に入りアクセ/黒猫が来た/『悟れ!アナンダ』最終回/神馬の交流会/恵比寿さんちに初詣/無痛分娩の是非?!/ナルキッソスに恋人を?》
読了日:06月22日 著者:中村 光
視えるんです。 ミミカのとおの物語 (幽BOOKS)
★3.5 「視える」著者が遠野物語の舞台を旅したコミックエッセイ。妖怪を訪ねるというよりは、神仏や人々の慣習など、伝承が生まれた遠野という土地の背景を感じ取っていた様子。河童や座敷わらしに会えたわけではないけど、あちこちで不思議な存在を見たり感じたり。セーラームーンみたいな女神様は不謹慎ながら笑ってしまう。奇跡の一本松を訪ねて被災地にも足をのばし、一本松の言葉を聞いている。神仏とか樹木の魂とか幽霊とか、本当にそんな存在があるのかな、ちょっと信じてみたくなるような、優しかったり切なかったり怖かったりする話。
読了日:06月22日 著者:伊藤 三巳華
尾道ねこ町さんぽ道
★3.5 広島(市?)在住の作者が尾道を紹介する旅コミックエッセイ。尾道は年に数回は行くので、ほぼ知ってる場所。観光客が行きそうな場所やオシャレなお店がほとんど。そのルートだとそこは通らないのでは…とか、これ全部2〜3時間で回れる?とか、そこまで行って市立美術館はノータッチ?とか、知ってるだけに少々気になる点も。このままを真似して歩くのはおススメしないかも。お酒が飲めないし近すぎて宿泊はしたことがなかったので、夜の尾道は興味深かった。千光寺の売店の客引きの圧が凄いのは分かる笑。
初めて観光した人が描いているならこれで充分だけど、広島に住んでて10数年前から尾道のトリコ、とまで書かれているので、それにしては表面しか触れてないのでは?とちょっと厳し目に見てしまった。タイトルには入ってるけど、特別猫がどうこうではないし(猫の町なので遭遇はするけど、それだけ。猫の名が付くお店巡りはしてる)、猫好きとしては拍子抜けしちゃったのもある。
読了日:06月22日 著者:柏木 きなこ
90歳セツの新聞ちぎり絵
★4.5 90歳のセツさんが、2019年元日から始めた新聞ちぎり絵作品集。センスの塊。色紙ではなく新聞のカラー印刷ページなので、写真の絵柄やグラデーション、文字などを、抜群のセンスで効果的に配置している。山の写真を使ったブロッコリーの立体感。栗の光沢感。生のイカの表皮の細かい斑点は何の写真だろう?群衆の写真や鹿の絵なども紛れ込んでいるけど、作ってる時は夢中で「素材」として見ているから気づかないとか。老眼鏡も使わず裸眼で作ってるとか。とにかく色々凄い。
読了日:06月22日 著者:木村 セツ
猫のようなナニカ
★3.5 タイトルそのまま、猫のような見た目だけど猫じゃない何か、を拾った男の子の話。真っ黒の長毛種のようだけど、手足がない、天井に張り付く、首輪はすり抜ける、サイズも自由自在、目からビームが出る。よく考えたら怖い要素ばかり、でも懐いてるしなんだか可愛い。飼いたくなっちゃう。
読了日:06月22日 著者:アヅミ イノリ
猫を拾った話。(1) (KCデラックス)
★3.5 《ちょっと疲れた会社員のイガイさんが、弱った3本足の子猫を拾う。ところがそれは、猫じゃなかった?!》
みるみる巨大に育ち、単眼で、口には触手、手のような尻尾で呼吸…と怪物じみていてどう見てもホラーなんだけど、甘えんぼで賢くて、不思議と可愛く見えてくる。異形の「ねこ」(←名前)に時々引きながらも、愛情を注ぐイガイさんも、ねこに救われてるし、拾う前より幸せそうで和む。設定は『猫のようなナニカ』と被るんだけど、全然別物になってる。どっちが先か知らないけど、両方凄い。
読了日:06月23日 著者:寺田 亜太朗
切らずに1枚で折る 爬虫類・両生類折り紙
★4 折り紙(を折ってもらう)にはまっている姪っ子の「ウーパールーパー折って!」というリクエストに応えるために借りてきた。難易度高め。ウーパールーパーの難易度は中程度(★4)くらいだけど、難しくて何度も心折れそうに…。折り図の先の形を見ながら「こういうことか?」と試行錯誤して何とか折れた。姪っ子には大ウケ。難しいだけに完成度高いです。あと一番星の少ないオタマジャクシ(★2)とカエル(★4)も折ってみたけど結構しんどかった。かわいいから(爬虫類系わりと好き)他のも折ってみたかったけど、ギブアップ。
読了日:06月28日 著者:フチモト ムネジ
[新版]トーベ・ヤンソンのムーミン絵本 さびしがりやのクニット (講談社の翻訳絵本)の感想
★3.5 『人生の1冊の絵本』で紹介されていたムーミン絵本。
《さびしがりやで怖がりな、ひとりぼっちのクニットは、夜の怖さに耐えかねて、家を飛び出し旅に出る。行く先々で出会う生き物達(ムーミンでおなじみの面々、ヘムレンさんやスナフキン、ミイなど)にも、物怖じして物陰から見ているだけ。ある時浜辺で小瓶に入った手紙を見つけ…》
手紙の女の子のSOSに、勇気を出すクニット。それまでのクニットは、人の輪に入って行けない人見知りって感じで、ちょっと共感。自分を変えるきっかけが、誰かのため、というのがいい。
ところで「はい虫」って何だろう?見た目はどう見ても人間っぽいのに。ヤンソンの世界観は不思議だ。
読了日:06月28日 著者:トーベ・ヤンソン
おんなじ だあれ?
★4 しもかわらゆみさんの赤ちゃん絵本シリーズ。今回は覗き穴?が付いてる!ページに開いた二つの穴から見える、小さな手や目など動物達の体のパーツ。よく似たパーツだけど、誰のだろう?意外な動物がパーツだけ見るとそっくり!だったりして、大人も楽しい。 /図書館で借りたら、穴の所が本の補修用の透明テープであらかじめ塞いであった。子供はこういう穴があると指を入れて破りがちなので、いい方法だな。家でも破られる前に貼っておくといいかも。
読了日:06月29日 著者:しもかわら ゆみ
うちの ネコが きらいです (児童図書館・絵本の部屋)
★4 ジンジャーとフレッド、2匹の猫と暮らす男が語る2匹の困ったところ。イタズラしたり、邪魔したり、ついには家の中がめちゃくちゃ!でも猫好きなら分かってる。そういう所も許せちゃうのが猫。叱った後のくだりが本当、笑ってしまう。「やっと許してくれたんだ」いやいや、どっちが怒ってたんだっけ?笑。こうなると結局全部、のろけみたいなもんですよ笑。タイトルにも、(ある あいの ものがたり)って書いてある!
読了日:06月29日 著者:ダヴィデ カリ
3月のライオン 15 (ヤングアニマルコミックス)
★3.5 零とひなの恋は牛歩の歩み。結局返事は貰ったのかどうか?あかりさん争奪戦は林田先生一歩リードか?というか島田さん出番ゼロですか?!登場人物(特に対戦相手)が増えすぎて、間があくと誰だか分からなくなってきた。将棋の方も派手な展開はなく、しかし零は勝ち進みながらもちょっと精神的に危なっかしい。林田先生の「そのおにぎりは絶対に手放すな」は痺れた。田中七段が将棋だけに打ち込めていたら。もっと上に行けたかもしれない。でもその人生は幸せだろうか?それと同じだ。/ブンちゃん、お疲れさま。安らかに…
読了日:06月29日 著者:羽海野チカ
ねこねここねこ (グラビアンスキーの絵本)
★4 ストーリーはなく、絵に散文詩のような言葉を添えた画集のような絵本。グラビアンスキーというポーランドの画家の作品。かなりざっくりとした筆使いなのに、柔らかな毛のフワフワした質感、目やヒゲ、爪などのシャープさ、躍動感…。猫の魅力が見事なまでに表現されていて、素晴らしい。描写をする上での足し算引き算が絶妙。こういう絵が描けたらなぁ。/道路上の絵だけは、危なすぎて見ててつらかった。
読了日:06月29日 著者:ブルノー=ホルスト=ブル
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