


















でも館内が迷路のようで、なかなか辿り着けず。



近くのギャラリーで毎年猫の日の頃開催される「猫展」に、今年も行ってきました
陶芸、木工、絵画、粘土細工…色んな個性的な猫作品が集まっていて、楽しかったです。
お金に糸目をつけなくてよければ、「欲しい!」と思う物もたくさんあったのですが、お財布に余裕がないので…
というわけで、お手頃なお値段のストラップとマグネットを買いました。
上がマグネット、右が母の選んだストラップ、左下が私のです。
マグネットは、木でできていて、ビーズがしっぽ代わりにユラユラ揺れます。
ストラップは、去年買ったのと同じ作家さんのですが、去年とはまたパターンが違っていたので、買ってしまいました。
チョコデニッシュが、リアルで美味しそう
やっぱり携帯に付けたら壊しちゃいそうで、付けるべきか迷ってます
マグネットは、ちょっとアレンジして、裏にピンの台とリボンを付けて、バッジにしてみました。
ナチュラル風のきなりのレースが流行りみたいなので、付けてみましたが、私にはちょっと可愛すぎたかも
あと、これはその後買い物に寄ったロフトで見つけて、思わず買ってしまいました
猫&犬柄の手ぬぐいハンカチです
ポーズが色々あって凝ってるのと、裏地も肉球模様で可愛かったので
猫柄ハンカチや手ぬぐい、もう使い切れないほどいっぱい持ってるんですが、つい買っちゃいます
猫モノに弱いのは、仕方ないですよね
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ふくやま美術館に、「三沢厚彦 ANIMALS+」を見に行って来ました。 三沢厚彦 ANIMALS+
木彫で動物を作っている芸術家さんです。
数年前、田中(でんちゅう)賞を受賞して、岡山の田中美術館で受賞記念展があった時にも見に行きました。
ダイナミックな彫り跡が残る荒々しい形だけど、生き生きとしていて、なんともいえないユーモラスさがあって、面白く感じました。
今回は、地元福山で作品展が見られるということで、楽しみにしていました。
新聞でも作品が紹介されたりしていて、展示方法も遊び心があるらしく、ワクワクしながら美術館へ。
正面玄関が近づくと、美術館の建物の上になにやら…
猫科の動物らしきものが乗ってこちらを見ているぞっ
携帯カメラでは、ズーム最大でもこれが限界でした
肉眼では、もうちょっとハッキリ見えました
あれって木彫なのに雨ざらしで大丈夫なのかなぁ?と気になりつつ中へ…
中はもちろん撮影禁止なので、写真で説明できないのが残念ですが、入口を入ると
ロビーにドーンと白い大きなお家が
お家の中に入ると、チラシになっている(↑の写真です)でっかい白熊さんが立っていました
たぶん実物大です
「肉球でかっ」
と、猫好き特有の妙な感心をして、お家を出ようとしてふと上へ目をやると、天井付近に小さなヤモリ君がいました
私 「これ、気づかずにいる人も多いんじゃないかなぁ?」
母 「ほとんどの人はきっと気付かないよ」
お家を出て、少し離れて見ると、屋根の上にも猫科の何者か(ヤマネコ系?)が乗っかってました
こちらはよく目立つし、吹き抜けの2階からだと顔もよく見えました
入口に、唯一撮影可のキリンさんがいたので、撮影 子供のキリンサイズ
アップで
もっとアップで
中も、実物大の動物がズラリっと勢ぞろいで、特にゾウは大迫力でした
わんこやにゃんこ
の集団もいました
可愛らしいペットというより、どこか人間臭さのある独特の雰囲気があります。
また、ヤモリ君を発見
(外の猫といい、ヤモリといい、目立たない所にもいたりするので、見終わってからも「見落とした子(作品)がいるんじゃないかな?」と気になっちゃいました)
十数体がまとまって、ドーンと群れのようなグループで展示されているので、思ったより展示が少ない気がしましたが、数としては多かったんだろうな…
ミュージアムショップで、三沢さんがゾウを作る工程がお話になった「かがくのとも」を見つけ、製作工程が面白かったのと、安かったので(410円)買って帰りました。
「ぞうをつくる」
思った以上に沢山の木を組み合わせて作られていてビックリ
出来上がりを思い浮かべて、サイズをきちんと測って、家を建てるようなキッチリした計算をしながらじゃないと、きっと途中で狂ってきちゃったりするんだろうな…
展示室で見た、大きな大きなゾウを思い出して、大変さを想像し、ただただ圧倒されました
先日テレビ欄に、「ためしてガッテン」“おいしい美術館味わい術”とあるのが目に留まりました。
「ためしてガッテン」ほとんど見た事がないのですが、タイトルが気になったので予約録画して見てみました。
内容のポイントは二つ。 じっくり見ていると「疲れる」 → その対処法。
「面白さが分からない」 → 楽しみ方の提案。
疲れる原因は、なんと「立ち止まる」ことでした。
同じ時間でも、ずーっと歩くより、歩く・立ち止まる
を繰り返す方が疲れやすいそうです。
美術館で作品を見る時は、どうしても1つ1つ立ち止まってじっくり見るのが正しいような気がしてしまいます。キャプションも全部読む。
「せっかく来たんだから、全部見ないともったいない」
私も、以前はそうでした。
20代くらいまでは、それで最高3館ハシゴしても体力が持ったんですが。
だんだん、1館でも疲れるように。
そこで、見方を変えました。
好きな作品はじっくり、そうでもないのはサッと流す。
「興味の持てないものをじっくり見ても時間の無駄。その分、気に入った作品に時間をかけよう。」
と切り替えました。
趣味で見てるだけなんだから、好きなものだけ見て満足できたらいいじゃないか
「ためしてガッテン」でもそれと近いことを言っていて、裏付けされたようで嬉しい
番組で紹介されていた“達人”の見方では、まず一通り早足でサッと最後まで流して、全体の構成や分量を把握し、あらためて最初に戻って、チェックしておいた気に入った作品をじっくり見ながら(ソファーに座って味わったり)回る、というものでした。
確かに、初めて行った美術館とかだと、どのくらいの広さがあるのか分からないので、ペース配分にも困るんですよね。
閉館時間までに全部見れるかな?って気になったりして、作品に集中できない。
この方法は使えるな、と思いました。
「面白さが分からない」と言う人には、「買うつもり」になって見てもらうと、俄然興味が出るようでした。
これほど態度が変わるもんか?というくらい食いつき方が違ってました。
これって、先日書いた「価格表示」してあることと近いかも?
「これ、いくらぐらいするんだろう?」も、下世話かもしれないけど個人的に思う分にはOK
、と。
アートの楽しみ方は人それぞれで、他人に迷惑さえかけなければ、どんな見方をしても良いんですね。
それを、「美術館の敷居は高い」と思っている人は知らない。
「静かに一つ一つ、じっくりと味わって見なければ」と思ってしまう。
美術館に行き慣れている人ですら、思っちゃってますから。
そんな堅苦しい既成概念を破って、美術館ってもっと気楽に行ってみてもいいんだな、と思わせてくれる番組だったかも。
先日、夕方の情報番組で、広島市現代美術館のユニークなコレクション展が紹介されていました。 コレクション展2 ゲスト・キュレーターよる収蔵作品展 MONEY TALK
2007年9月2日(日)~2008年1月29日(火)
なんと、作品の購入金額をキャプションに付けちゃうんです
以前小さな美術館に勤めていた時に、お客様から「これ、いくらぐらいするの?」と聞かれて困った事があります。
正直、その時は「なんと下世話な…」と思っちゃいました。
ゼロの数で、作品の価値を判断するだなんて。
実際、バブル期など絵画を投機目的に売買するなんてこともありましたが(今もなくはないんでしょうけど)、「芸術を愛する者のすることじゃない」と呆れていました。
その作品が高かろうが安かろうが、自分が良いと思えば良いじゃないか?とね。
作品そのものを味わえばいいじゃないか。値段なんか関係あるかっ
「巨匠」と呼ばれる人の作品だって好みじゃないこともあるし、名も知らぬ若手の作品だって心に響くことはあるではないですか。
現実に芸術が売買されてそれで生活するのが芸術家である以上、「号いくら※」の作家、と金額で評価されてしまうのも仕方ないけれど…
※美術年鑑などに、作品のサイズ1号あたりの金額が載っています。
1号○○円として、○○円×号数(サイズ)でおよその金額が計算できるしくみ。
もちろん、同じサイズでも作品の出来などによって多少変動します。
「値段が先にありき」で、「なるほどこの人の作品はこれくらいなのか」と先入観をもって作品を見てしまうと、下手すると「○○万円の絵だから、よく分からないけどきっとすごいに違いない」みたいな、もうそれ以上でもそれ以下でもない見方しかできなくなったりしないか?という危惧が浮かびます。
ただ、こういう試みは面白いな、と思いました。
矛盾しているようだけど、やっぱり人情として、金額、知りたいでしょ?
動機が下世話な興味だとしても、そもそも普段美術館に行くことのあまりない人まで、美術館に足を運ばせる作戦としては、見事
行ってみなきゃ、本物に触れる機会はないわけですからね。
これで初めて色んな作品に触れて、芸術の多様性・面白さに感心を持つ人もきっといっぱいいると思います。
それに、
「こんなに素敵なのに、この程度の額?」
「この落書きみたいなのが○千万円もするの!?」
「同じ値段なら、こっちを買うくらいならあっちのを買うなぁ」
多分こんなこと言いながら、見て回りますよね。
そうだとしたら、もし価格表示がなかったら、「ふーん?」で素通りしていた作品にも、興味が持てるかもしれません。(特にここは現代美術館だし、パッと見てもよく分からないのが多いですからね。)
一見よく分からない作品も、美術館にある以上はそれなりの高額です。
「へぇ~これがこんなにするの
その価値はどこにあるの?」と考えると、作品に対する理解も深まるかもしれないし、「やっぱり分からん!」となると、今度は「芸術の評価って何なの?誰が決めるの?」という疑問に繋がるかもしれません。
深読みし過ぎか?
「○○万円の絵だから、よく分からないけどきっとすごいに違いない」で終わる人も多いかもしれないけど…
それでもまずは美術館に足を運んだだけでもよし、きっと「美術館は入りにくい」みたいなハードルが低くなることでしょう。
こういうのもアリだなぁ、と、ニュースを見ながらニヤリとしました。
絵文字が大幅に増えてますねー!
地味に欲しいと思っていた下向きの矢印がさりげなく仲間入りしてましたが、他の3つ
と微妙にサイズが…
ま、今日のネタとは全く関係ないのですが。
ここからが本題(←ほら、使える!)
日曜日の朝、父が突然「『トリックアート展』を見に行かないか」と言ってきました。
車で30分くらいの所にある、「みろくの里」という遊園地(タイムリーに使える絵文字がっ)での企画みたいで、去年か一昨年くらいから始まって、好評につき夏休みの恒例企画になっているようです。
私もCMを見て、面白そうだとは思っていましたが、わざわざ出かけるにはちょっと不便な場所だったり、子供向けっぽいのに大の大人が行くにはちょっと恥ずかしいかな、と思っていて機会がありませんでした。
そしたら、なんと父が「ああいうのわりと好きなんだ。(一緒に)行かんか?」とな
そ、そうなんですか…初めて知ったよ
で、せっかくなので、母の仕事が終る3時過ぎまで待って、出かけることになりました。
ギリギリになって、「行かない」と言っていた妹も「やっぱり行く」(いつも気まぐれ)
いい年した大人4人で、遊園地へGO~
着いたら、入園料(大人800円)+トリックアートは別で入場料400円がいる事が判明。
「1200円もするよ~?どうする?」 家族協議(大袈裟)
「せっかく来たから、入ろうか…」
各自、自分の分を払うことにして、入場~
「みろくの里」は大規模なテーマパークほどではない、小ぢんまりした遊園地で、最近は閑散としているイメージでしたが、この展示のおかげか、はたまたプールもあるし「いつか来た道」という昭和初期の町を再現した施設もあったりして、(思ったよりは)人が入っていました。
さて、この展示の醍醐味は、写真を撮ることですね
実際に見ると、「絵じゃん」と思うのですが、人物を入れて写真に撮ると、なかなかリアルに見えます。
ドア(右の写真のドアも左右両方絵です)
動物好きの母のための?“動物シリーズ”
額や窓枠も全部平面の絵ですよ。(以下同じく)
絵の中の人物と語らう?妹 (やけに親密)
絵と同化する妹 天使にちょっかいを出す妹(迷惑そう
な天使…)
あまりにもリアルな彫刻(の絵)
鏡の中に映るのは…?
なかなか面白いじゃんと写真を撮りまくって、ふと気付くと父がいない…
一人でどんどん先に見て歩いて、出口で待ってました。
「しょうもないな」と言ってました。
…確かにコレ、一人で見ても面白くないよね…
写真撮ったりして楽しまないと
その後、せっかく入場料を払って入ったので、
「スーパーバイキングに乗りたい」と言う妹に付き合って、二人で乗りました。
これがなかなかスゴったのですが、長くなったのでその話はまた次に